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New!7/21の第16回口頭弁論の報告
 ~救援新聞より

  • 救援新聞 京都版No.1310 2017年8月5日
    橋本宏一(日本国民救援会京都府本部 事務局長)

地震の危険隠しの関電を批判

大飯原発差止京都訴訟第16回口頭弁論

  • 大飯原発差止京都訴訟の第16回口頭弁論が、7月21日、京都地裁(第6民事部・藤岡昌弘裁判長)101号法廷で開かれました。法廷には、原告や弁護団、支援の傍聴者など総勢120人余りが詰めかけたなか、原告代理人の渡辺輝人弁護士(弁護団事務局長)の第37準備書面(07年新潟県中越沖地震のメカニズムについて他)、谷文彰弁護士の第38準備書面(上林川断層について)がそれぞれ要旨を陳述。原告・市川章人さんが意見陳述をしました。以下はその大要です。
  • 辺輝人弁護士
    ―2007年新潟県中越沖地震の際、東京電力柏崎刈羽原発に想定をはるかに超える地震動が発生し、東電は原因を地表ら4キロから6キロの深部地盤の傾き、地下2キロの褶曲構造からの、それぞれ2倍の波が集中したと後付けで説明したが、科学的な調査や再現性の検証もしていない。地震発生前に「揺れの少ない強固な岩盤の上に建てている」と安全を強調していたホームページの文章を削除した。このことを踏まえると、大飯原発の地盤の特性はほとんど把握がされていない。関電は大飯原発の地下500メートル程度までしか構造を把握していない。海域についてもせいぜい2、300メートルの断面でしか把握していない。こんなおざなりの調査や検証で大飯原発の危険な地盤を「特異な地盤特性は存在しない」などと評価することは到底できない。
  • 谷文彰弁護士
    ―京都府の北部、綾部市からは北東の大飯原発に向かって活断層(上林川断層)が走っている。関電は断層が明確な範囲は26キロだとして、大飯原発に近い福井県境で活断層が確認できないとしているが、断層が存在する可能性が残されている。明確な活断層でない派生のところでも熊本地震は発生した。
  • 市川章人さん
    ―69歳、京都市伏見区に家族4人で暮らす。大飯原発から66キロメートルに住む。原発事故と放射能被害への不安、恐怖から提訴。大学で原子物理学を学ぶ。実験中の被ばく事故に遭遇し、以来がんへの恐怖をかかえてきた。処理方法のない放射性廃棄物を大量に生む原発に疑問を持ち、今儲かりすればよい、あとは野となれ式の商業運転はやめるべきだと考えるに至った。その後の99年の東海村の臨界事故と国の対応はチェルノブイリにつづく日本の事故を予感させ、福島原発事故で的中した。福島の原発から61キロの、5人の子どもをかかえた親戚一家の話を聞いて放射能への恐怖を一層強くした。避難もかなわず、命と健康への恐怖、仕事を失うなどの被害、生活そのものが成り立たない現実がある。福島原発事故後、大飯原発の再稼働が認められた。避難計画も再稼働審査の対象には含まれず、活断層の集中する若狭湾ではいつ過酷事故が起こるかわからない危険におびえることとなった。滋賀県によるシミュレーションでも、66キロ圏は安定ヨウ素剤の服用が必要で、琵琶湖が汚染されたら放射性ヨウ素のために1週間水が飲めないという試算もある。しかし、京都市の避難計画にはそのような記載は一切ない。15年の原子力災害対策指針の改悪で不安はいっそう増した。避難より屋内退避を強調。情報も届かない中、自分で自分を守るしかない。私の大学の事故はコンクリートの壁を通して放射線をあびたもので、屋内退避など効果はほとんどない。とくに心配は、保育園の孫。保育園からきちんと避難できるか。京都市は具体的対策を記載していない。孫たちの命と未来を守るために、万が一の危険も冒すわけにはいかない。原発廃止こそ最大の安全対策であり、命と生活を最優先にした判断を裁判所がくだされるよう切に願う。
  • 次回裁判は、11月1日(水)午後2時から、京都地裁101号法廷で。

裁判前にはデモで市民アピール

  • 裁判が開始される前、12時10分には、原告や弁護団など40人が京都弁護士会前に集まり、横断幕やノボリなどを手に、市民にアピールする、デモ行進をしました。裁判所の周辺から、柳馬場通り、夷川通、寺町通、丸太町通りを一周し、「大飯は危険」「原発やめよ」「子どもを守ろう」「自然を守ろう」などとハンドマイクの声にあわせて訴えました。

◆7/21,第16回口頭弁論の報告

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◆第16回口頭弁論の報告
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7/21の第16回口頭弁論にご参加の皆さま,ご苦労様でした。
開廷前には,いつものように裁判所周辺のデモを行い,市民に脱原発裁判をアピールしました。参加者は40名でした。

傍聴席は抽選なしでしたが,開廷時にはほぼ満席になりました(関電関係者と思われる傍聴もありました)。
報告集会は100名以上の参加で盛況でした。多額のカンパの他,缶バッジ,竹本団長の著書などでご協力をいただき,ありがとうございます。

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◆第16回口頭弁論の法廷資料
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  1. 原告提出の第38準備書面
    上林川かんばやしがわ断層― →こちら
    上林川断層とは,連続するFO-A(エフオーエイ)断層,FO-B(エフオービー)断層,熊川(くまがわ)断層の三つの断層に対して,共役(きょうやく)断層となっている断層のことです。共役断層とは,同一の応力下で互いに90度程度斜交した断層面が形成され,断層のずれの向きが互いに逆向きを示すものをいいます。断層が動いて地震が起きる場合,共役関係にある断層は,どちらが動くかは分からないので,両方の断層の動きを見ておく必要があります。関電は,上林川断層の端を,原発のない方向には「保守的に」延長しながら,原発のある方向には延長していません。きわめて恣意的です。
  2. 原告提出の第37準備書面
    ―被告関電は大飯原発の地盤特性を把握していないこと― →こちら
  3. 原告提出の第36準備書面
    ―京都市原子力災害避難計画の問題点について― →こちら

◆「このあたり」プレート

◆福島第一原発の事故で,アメリカや日本の政府にとって最大の危機とされたのは,運転停止中の4号機にあった核燃料プールの水位低下,崩壊でした。水以外に何の遮蔽もない核燃料プールには,使用済み核燃料棒が1535本も入っていたからです。水がなくなれば,大量の放射性物質が放出され,原発から半径250km圏まで避難の必要が生じ,東日本壊滅の事態が想定されたわけです。

◆原発の過酷事故に対して,今,自治体が策定している避難計画は,原発から30km圏までに限られています。しかし,福島第一原発の事故では,30~50kmにあった飯舘村は,全村避難においこまれました。

◆福井の原発群から見れば,意外にも,福井県庁よりも京都府庁の方が近くにあります。あなたの家は,原発からどれくらいの距離にありますか。

◆「このあたりプレート」は原発からの距離を
明示して,アピールするグッズです。

◆あなたの家のへい,マンションのドア,
職場などに貼ってください!

  • ダウンロードして,印刷のうえ,あなたの家やマンションのドア,職場にも貼ってね!
  • A4サイズのPDFファイルは→こちら
  • コンビニで,A3に拡大コピーをすれば,見栄えが良くなります。
  • 防水のためには,クリアファイルに挟むとか,ラミネート加工をすると良いでしょう。
  • 原発からの距離は「原子力発電所からの距離測定ツール」→ こちら で調べることができます。
    → http://haruto.s334.xrea.com/
  • 住所の欄に「6061245」のように,ハイフンぬき郵便番号の数字を入力すれば,
    大飯原発や高浜原発からの距離を表示してくれます。
  • 原発からの距離については →「みんなの知識 ちょっと便利帳」もご覧ください。
  • 多くの枚数が必要な場合,PDFにする前の元ファイル(一太郎ファイル)が欲しい場合などは,
    事務局にご相談ください。
  • 拡大,縮小,加工など自由にしていただいて構いません。
  • ご自分の土地があれば,そこで大きな看板などに仕上げていただけると,
    かなり目立つと思われます (^o^)

▲京都市版→A4サイズのPDFファイルは→こちら

▲農作物版→A4サイズのPDFファイルは→こちら

◆京都市での利用例

◆たとえば,宮津市の場合,郵便番号は86のみですので,世話人会で調べて一覧表を作成しました(4/16の宮津市での集会で配付)。しかし,京都市の場合は,4892もあります(京都府の郵便番号は6648)ので,すべての郵便番号ごとの例示はたいへん困難です(なお,東京23区の郵便番号は2911)。
◆インターネットをご利用できない場合は,京都市の小学校で調べた距離一覧表を掲載しますので,目安として使ってください。→こちら

◆第16回口頭弁論 意見陳述

第16回口頭弁論意見陳述

市川章人

私は市川章人と申します。1948年1月7日生まれの69才で、京都市伏見区に家族4人ですみ、すぐ近くには娘夫婦が幼い孫2人と住んでおります。住まいは大飯原発から直線距離でわずか66kmであり、原発事故と放射能被害に対する不安と恐怖から、この訴訟に加わりました。

【被曝事故の経験と日本での原発過酷事故の予感】

私の原発と放射能に対する不安と恐怖は47年前の体験に始まります。大学で原子物理学を学びましたが、放射能の実験中に被曝事故にあい、それ以来がんへの恐怖を抱えて来ました。同じ頃の1970年大阪万博へ美浜原発から送電が始まりましたが、処理方法のない放射性廃棄物を大量生産する原発に疑問を持ち、学友と議論し、いずれ大問題になる、今儲ければよくて後は野となれ山となれ式の商業運転をやめるべきだという結論に達しました。

その後、1999年の東海村JCOウラン燃料工場の臨界事故とその時の国の対応は、チェルノブイリに続く過酷事故は日本で起きるに違いないという私の予感を一気に高め、不幸にして福島原発事故として的中しましたが、しかし想像を超える深刻さに身が震えました。

【恐怖の中でも福島から避難できなかった親戚】

福島第一原発から61.5kmの福島市内に私の親戚が住んでおり、事故の直後に法事で会いました。その時5人の子供を抱えた夫婦が涙ながらに訴えたのが放射能への恐怖でした。「事故直後からテレビ画面に白い点がいっぱい飛ぶ。これは何か?」と問われ、私は屋内で放射性物質が浮遊し、強い放射線エネルギーで発光するのではと疑いました。彼らに避難先として福知山市夜久野町で空いている私の実家の提供を約束しましたが、結局避難は叶わず、彼らは恐怖の中で生活せざるを得ませんでした。それは、福島における職を夫婦ともに失うことであり、5人もの子どもを抱えての生活のめどが立たないこと、さらに年老いた両親を残して自分たちだけ避難することは、家族を一番に大切にする強い宗教的信念で結ばれ共に生きてきた夫婦にとっては耐えがたいことであったからです。

【我が家は安定ヨウ素剤が必要な被曝範囲】

福島原発事故の後、重大事故の発生を前提にした原発の再稼働を認め、避難計画を安全審査の対象としない原発政策に変わることで、私たちも原発と活断層の集中する若狭湾で原発の過酷事故が発生する危険に怯えることになりました。

避難計画でUPZの範囲は大飯原発から半径32.5㎞に設定されましたが、その元になった規制庁の放射性物質拡散シミュレーションは被曝量の高い側のデータを削除しており、そのデータも使えばほぼ2倍の半径になることが指摘されています。滋賀県によるシミュレーションでも、北風の場合、大飯原発から66kmの我が家は、安定ヨウ素剤の服用が必要な範囲にすっぽり入ります。また、滋賀県は私たちの飲料水である琵琶湖が汚染されたら、放射性ヨウ素のために約1週間水が飲めないという試算もしています。

したがって私たちにも避難と安定ヨウ素剤の服用は不可欠ですが、京都市原子力災害避難計画にそのような対策は一切記載されていません。

【原災指針の改悪は30㎞以遠住民を危険の中に放置するもの】

2015年の原子力災害対策指針の改悪で不安は一層増しました。それは、避難よりも屋内退避を強調し、さらにUPZ以遠の地域で当初予定していた放射性プルーム対策としてヨウ素剤を服用する区域PPAを廃止し、ヨウ素剤配布はやめ屋内退避で十分としたからです。

これでは、事故の際、私たちには行政による対策も指示もなく、自分で身を守るしかなくなります。しかし、公的にはUPZ以遠の住民に何の知識も与えられておらず、正しい判断も適切な行動も困難です。情報も届かず、放置される危惧さえあります。

もし、緊急避難が必要になったとしても、私たちには指定避難先はありません。屋内退避で十分とされていることも大いに疑問です。私の学生時代の被曝事故は他の実験班の放射線をコンクリートの壁を通して浴びたものです。このように放射線遮蔽は普通のコンクリート壁でも不十分であり、木造家屋の屋内退避では効果はほとんどありません。

とりわけ心配なのは、保育園に通っている私の孫です。仮に、孫が保育園で保育を受けている際に、原発事故が起きた場合、きちんと避難出来るのでしょうか。この点について、京都市原子力災害避難計画は、一切具体的な対策を記載していません。

長期避難が必要な場合、私たちの移住先は夜久野町の実家しかありませんが、そこは大飯原発から64㎞、高浜原発から51kmであり、放射能に強く汚染される危険性があります。

そもそも、今の居住地を捨てるのは、福島の親戚と同様、耐え難いことです。私たち夫婦は年金で何とか生活できるかもしれませんが、我が子は仕事の継続が困難になり、生活の術を失います。中でも長男は、10年以上も展望の見えない就職活動を続け、37歳になった昨年ようやく就職できたもので、この職を失うわけにはいきません。私の子や孫たちには移住という選択肢もないのです。

【命と生活を最優先にした裁判所の判断を】

今、日々成長する幼い孫たちに接しながら命の輝きと尊さを深く実感しています。この幸せと被曝すれば影響を最も受ける孫たちの命と未来を守るために、他の技術とは異質の被害をもたらす原発で万が一の危険も冒すわけにはいきません。原発廃止こそ最大の安全対策であり、命と生活を最優先にした判断を裁判所が下されるよう切に願うものです。

以上

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◆7/21(金)第16回口頭弁論のご案内

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大飯原発差止訴訟(京都地裁)の原告の皆さまへ。
【転送歓迎】

7/21(金)14:00から第16回口頭弁論が開かれます。原告の多くの皆さまが裁判にご参加いただききますよう,訴えます。原告席,傍聴席とも大勢の原告でうめつくし,裁判所と裁判官をつつみこんでいきましょう。原告になっていない方も,傍聴にさそってください。

・京都地方裁判所…京都市中京区菊屋町
(丸太町通柳馬場東入ル)(地下鉄烏丸線 丸太町駅1・3・5番出口から東へ徒歩5分)

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■ 具体的な内容は,以下の通りです。

(1) 原告の意見陳述……市川章人さん(京都自治体問題研究所)が,避難の問題について陳述します。
(2) 弁護団から……上林川(かんばやしがわ)断層[ 連続するFO-A(エフオーエイ)断層,FO-B(エフオービー)断層,熊川(くまがわ)断層の三つの断層に対して,共役(きょうやく)断層となっている断層 ]についての主張。さらに前回に続いて,大飯原発の地盤特性や地域特性についての関電の書面の誤りについて主張します。また,名古屋高裁金沢支部で証言した島崎邦彦さん(元原子力規制委員会委員長代理)の調書を提出します。

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●概略●裁判に参加するには,三つの方法があります。

[1] [満席で締め切りました]原告席で参加……法廷の中(柵の内側)に原告として入ります(抽選なし)。この場合,メールで応募してください。「原告団が」決めてその氏名を裁判所に通知します。
★7/12(水)★を締切日としますので,
★弁護団事務局宛のメール↓★で応募してください。
kyotodatsugenpatsubengodanあっとgmail.com
(「原告席希望」と書き,お名前をご連絡ください)
先着順を基本とし,定数に達し次第,締め切りますが,いつも追加で募集していますので,積極的にご応募ください。

[2] 傍聴席で参加……当日の抽選にご参加ください。「裁判所が」決めます。
13:20~13:35の間に,裁判所が正面玄関前で,抽選リストバンドを配布しますので,応募してください。
傍聴席に入ることができなかった方は,模擬法廷にご参加ください。

[3] 模擬法廷で参加……傍聴席に入れない(入らない)場合。
弁護団が用意しております模擬法廷に参加してください。
京都地裁の構内の南東角にある京都弁護士会館・地階大ホールへ。
本番の法廷と同じで,14:00開始です。

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●詳細●以下は,上記の[1]~[3]の参加方法の詳細です。

[1] 原告席で参加

・法廷の中(柵の内側)の原告席に入る原告は,「原告団が」決めます。その名簿を1週間前(7/14)に裁判所に届けています。そこで,原告で原告席参加ご希望の方は,
★7/12(水)★を締切日としますので,
◆事務局宛のメール↓★に「原告席希望」と書いて応募してください。
kyotodatsugenpatsubengodanあっとgmail.com

・合計35名ほどの原告が参加できますが,次の順で優先します。
(1)呼びかけ人
(2)世話人
(3)世話人の推薦する原告(各若干名)
(4)脱原発運動その他のいろいろな活動を担っている方
応募メールに付記してください。(前回までと同様です)
(5)MLでの公募…先着順です。
前回も,この枠で25~30名の原告が原告席に入っていただきました。

・裁判当日は,京都地裁1Fの101号法廷前に待機しています弁護団・原告団世話人より,原告席の券を受け取っていただき,法廷に入ってください。

★ご注意★今年(2017年)原告申込をされた方(=第六次原告)は,原告席に入ることができません。傍聴席抽選に応募されるようお願いします。
★自分が原告席で参加可能かどうか(第六次原告かどうか)不明の場合はメールや電話でお問い合わせください。

[2] 傍聴席で参加

  • 法廷の傍聴席は88席ほどですが,こちらは「裁判所が」抽選で決めます。
  • 原告の方,原告でない方も,資格を問わず,誰でも応募できます。
  • 13:20~13:35の間に,京都地裁正面玄関前で,抽選リストバンドが配付され,配付終了後すぐに抽選結果が発表されます。(傍聴者が少ない場合は,抽選はありません。)

[3] 模擬法廷で参加

  • 入廷を希望されない方,原告席や傍聴席の抽選にもれた方は,弁護団による模擬法廷にご参加ください。
  • 14:00開廷。京都弁護士会館(地裁構内の南東隅)地階大ホールへ。
  • 実際の法廷よりもわかりやすく,弁護団が解説します。
  • 事前に提出されている被告側書面があれば,その解説も行います。

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●定例のデモ●

  • 市民に訴えるために裁判所周辺のデモを行います。
  • 従来と同じく,12:10 までに弁護士会館前集合,出発は12:15 です。
  • 30分以内に終わる予定です。
  • デモ後に,裁判所の傍聴席抽選に応募することができます。
  • 裁判所地階の食堂は,13:30まで昼食があります。

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●全体的なタイムテーブル●

  • 12:10…弁護士会館の前に集合。
  • 12:15…裁判所の周辺のデモに出発。30分程度。
  • 13:20…裁判所による傍聴券の抽選リストバンド配布開始。@京都地裁正面玄関前。
  • 13:35…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了。直ちに抽選→傍聴券の配布。
    抽選にもれた方,入廷を希望されず模擬法廷に参加される方は,14:00までに弁護士会館・地階大ホールの模擬法廷へどうぞ。
  • 14:00…開廷,弁論開始。
    同時刻に弁護士会館・地階大ホールで模擬法廷を開始。
  • 15:00ごろ…閉廷後,弁護士会館・地階大ホールで報告集会。30分程度。

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◆[第5回原告団総会]世話人会からの報告とアピール

◆2017年6月25日に開かれた第5回原告団総会における「世話人会からの報告とアピール」は,
以下の通りです。

[1] 1万人原告をめざして

(1)京都脱原発原告団の歩みと原発再稼働

①大飯原発

・福島第一原発の過酷事故(2011年3月11日~)のあと,国内の稼動原発はゼロになりました。ところが,福井県にある関西電力・大飯原発は,当時の民主党政権のもと,新しい規制基準もできていない中,2012年7月に再稼働されました。京都脱原発弁護団・原告団は,すべての原発を止める第一歩として大飯原発差止訴訟を提起し,2012年11月に1,107名の原告で京都地裁に提訴しました。

・その後,2013年12月に856名で第二次[追加]提訴,2015年1月に730名で第三次[追加]提訴,2016年1月に393名で第四次[追加]提訴,2017年2月に184名で第五次[追加]提訴をを行いました。その結果,原告総数は3,270名となっています。現在,第六次[追加]原告を募集し,1万人原告をめざしています。

・なお,大飯原発は2013年9月に定期検査で停まり,以来,日本は再び原発ゼロとなりました。2014年5月には,福井地裁の大飯原発運転差止裁判(樋口英明裁判長)での勝訴とその格調の高い判決文により,京都では訴訟団と市民運動の共同の取り組みが進むようになりました。

・裁判は,関西電力の控訴により名古屋高裁金沢支部で審理中ですが,原子力規制委員会は再稼働を認めているので,現状のままなら2017年10月には再稼働されると報道されています。

②川内原発と伊方原発

・自民党・公明党政権のもと,原子力規制委員会は,原発の再稼働をすすめています。九州電力・川内原発1・2号機は2015年8月,四国電力・伊方原発3号機は2016年8月,再稼働されました。

③高浜原発

・高浜原発3・4号機は,2015年4月,福井地裁の仮処分決定で運転できないことになりました(樋口英明裁判長)。しかし,2015年12月には関西電力の主張を認めた異議審決定(福井地裁,林潤裁判長)で覆されてしまいました。

・その後,2016年3月大津地裁の仮処分決定(山本善彦裁判長)により,運転中の原発として初めて停止させられました。この仮処分決定は新規制基準の問題点にも踏み込んでいます。大津地裁では被告関電による執行停止の申し立て,異議審ともに退けられ,審理は大阪高裁にうつりました。しかし,大阪高裁(山下郁夫裁判長)は2017年3月,再稼働を容認したため,5~6月に再稼働されました。

・原子力規制委員会は,40年越えの高浜原発1・2号機まで動かそうというのですから,もはや「規制」どころか「推進」委員会です。

④福井若狭の原発群について

・福井若狭には多くの原発が集中していて,1機が重大事故を起こせば,隣の原発にも近寄れなくなる事態が予想され,多数の原子炉の重大事故に発展しかねせん。

・重大事故の場合,100km圏内の500万人以上が避難対象となる可能性がありますが,そんな数の避難は不可能でしょう。

・さらにこの圏内には「近畿の水がめ」琵琶湖があり,京阪神1,450万人が安全な飲料水を失ってしまいます。

・再稼働された高浜原発は危険性の高いMOX燃料を使用し,すでに30年を越えています。使用済み核燃料の保管,処分の見通しもありません。

⑤脱原発の運動と世論をさらに大きく

・どの世論調査でも,原発再稼働反対の声は,容認する声の倍程度になっています。

・原発再稼働がすすめられているとはいえ,まだ,川内原発1・2号機,伊方原発3号機,高浜原発3・4号機の5基に押しとどめているのは,脱原発の世論と運動の成果です。さらに市民多数の声を目に見える形にし,原発再稼働を阻止する勢力を大きくしましょう。

(2)第六次[追加]原告の募集

・大飯原発差止訴訟に勝利するために,私たちは1万人原告をめざしています。社会的に見れば,原発に不安を持ち,なくして欲しいと願っている市民が多数派です。こうした草の根の広範な願いを,裁判の原告という形に表現して,目に見える大きな社会的な勢力に広げていきましょう。九州の玄海原発訴訟では既に1万人原告を達成しており,決して不可能な目標ではありません。ただ,訴訟の進行の関係から,原告募集は第六次で終了する方向です。

・世話人会では2017年初より第六次 [追加] 原告の募集をすすめています。6/10の世話人会の段階で,30名となっています。

・5,000円ほどの裁判費用を裁判所に納める関係で,最低700人ほどにならないと原告団の赤字になりますが,第四次[追加]提訴以降は,原告の皆さまのカンパでまかなってきています。

(3)身の回りで脱原発の輪を広げてください!

・第六次 [追加] 原告募集では,お一人の原告が,職場やお近くの知人,友人,ご家族などで,お一人の新しい原告を誘っていただくことを,心から訴えます。
・すでに原告になっている方は,本日の配付資料中の「原告募集案内チラシ」をお知り合いなどにお渡しいただき,ぜひさそってください。
・世話人会では,原告募集の集会の設定,いろいろな機会に原告募集案内チラシを配付するなどの活動をすすめています。
・再生可能な自然エネルギーに依拠した新しい社会,エネルギーを過度に使用しない社会のために,市民の共同の輪をいっそう広げ,脱原発の実現をめざしましょう。

[2] これまでの法廷の内容

(1)各期日のくわしい報告

・原告側の陳述書や弁護団による準備書面,被告(関電,国)の答弁書や準備書面は,原告団Webの中の「裁判資料」(「裁判」→「裁判日程」「裁判資料」)にアップしています。

(2)これまでの内容

…1,107名の原告で提訴したのは,2012年11月29日。その後,各期日ごとに弁護団からの準備書面の提出(パワーポイントでのプレゼン)と,原告の意見陳述を行ってきました。

・第1回口頭弁論(2013年7月2日)
…竹本修三・原告団長が「地震国日本で原発稼働は無理」と陳述。
福島敦子さん(福島県南相馬市からの避難者)の陳述。

・第2回口頭弁論(2013年12月3日)
…原告で,聖護院門跡の宮城泰年・門主が意見陳述。

・第3回口頭弁論(2014年2月19日)
…原告の宮本憲一・元滋賀大学学長・大阪市立大学名誉教授(環境経済学)が意見陳述。

・第4回口頭弁論(2014年5月21日)
…裁判官の交代に伴う弁論の更新。
…竹本修三・原告団長と福島敦子さん(福島県南相馬市からの避難者)が再陳述。

・第5回口頭弁論(2014年9月30日)
…原告の意見陳述は萩原ゆきみさん(郡山市からの避難者)と,
都市計画の観点から広原盛明さん(京都府立大学元学長)。

・第6回口頭弁論(2015年1月29日)
…原告の意見陳述は,高浜原発から15キロ,舞鶴湾を臨むところに住んでいる三澤正之さん(京都府舞鶴市在住)。

・第7回口頭弁論(2015年5月28日)
…原告の意見陳述は,菅野千景さん(福島市からの避難者)。

・第8回口頭弁論(2015年10月20日)
…関西電力の主張に対して原告の側から反論するのが,おもな内容。
…関西電力が想定する地震の規模についての見積もりが甘すぎるという点を,竹本修三・原告団長が分かりやすく解説。

・第9回口頭弁論(2016年1月13日)
…原告の意見陳述は,阪本みさ子さん。大飯原発から20キロ地点の東舞鶴に居住。
…弁護団からは,新規制基準の基準地震動の「標準・平均値」は矛盾に満ちていることを主張。

・第10回口頭弁論(2016年3月15日)
…原告の意見陳述は,林(はやし) 森(もり)一(かず)さん。京都市左京区久(く)多(た)に生家。久多は大飯原発から約34km。
…弁護団からは,避難困難性の敷衍(京都市左京区久多について),2015年12月24日の福井地裁異議審決定の問題点を準備書面として提出。

・第11回口頭弁論(2016年5月16日)
…原告の意見陳述は,大飯原発からは約40kmの綾部市に住む斎藤信吾さん。
…弁護団からは,基準地震動以下の地震動でも大飯原発やその電源が損傷し,過酷事故に陥る可能性があること,大津地裁の高浜原発差し止めを命じる仮処分決定(2016年3月)の意義を主張しました。とくに後者は,出口治男・弁護団長が,最近の関経連関係者が語った「一地方の裁判官が勝手に原発を止めるな」のコメントを,人権の上にエネルギー政策があるのかのような不見識さだと,強く批判しました。

(3)この一年間の内容【2016/7/24の第4回原告団総会のあと】

・第12回口頭弁論(2016年9月14日)
…原告の意見陳述は,避難計画の問題点について栢(かや)下(した)壽(ひさし)さん(京都府南丹市)。
…弁護団からは,被告関西電力が反論していない原告の主張について(第24準備書面)指摘。

・第13回口頭弁論(2016年11月28日)
…原告の意見陳述は,池田豊さん(京都自治体問題研究所),吉田真理子さん(京都府宮津市)。
…弁護団からは,高浜原発広域避難訓練から明らかになった問題点(第27準備書面),宮津市避難計画の問題点について(第28準備書面),などを主張。

・第14回口頭弁論(2017年2月13日)
…原告の意見陳述は,福島県から避難してきた宇野朗子さん(現在は京都府木津川市)。
…弁護団からは,第29準備書面で,①コスト的に成り立たない原発事業,②世界各国における原発産業の状況,③原発御三家の東芝,三菱重工,日立,④原発は産業発展の妨げ,⑤裁判官にのぞむこと,などを主張。
(原告団Webでは,とくに「私たち原告の主張:ハイライト」に掲載しています。)

・第15回口頭弁論(2017年5月9日)
…裁判官の交代(藤田昌宏 裁判長,上田瞳,築山健一)に伴う弁論の更新で,竹本修三・原告団長,福島敦子さん(福島県南相馬市からの避難者)が再々陳述。
…世話人の赤松純平さんが,大飯原発の地盤特性や地域特性について意見を陳述。

(4)今後の予定

・第16回口頭弁論(2017年7月21日)
…原告の意見陳述は,市川章人さん(京都自治体問題研究所)で,避難の問題について。
…弁護団からは,上林川断層(FO-A断層,FO-B断層,熊川断層の共役断層)について,前回に続いて大飯原発の地盤特性や地域特性についての書面,および名古屋高裁金沢支部で証言した島崎邦彦さん(元原子力規制委員会委員長代理)の調書を提出する予定。

・第17回口頭弁論(2017年11月1日)以降…残った主張を出して,立証の段階に入っていきます。

・第18回口頭弁論…来年2018年になります。

[3] この一年間の原告団のおもな活動

(1)毎月1回の原告団・世話人会

①原告団・世話人会の成立(2013/2/9)後,毎月1回の世話人会を開催しています(2017/7/15に第55回)。原告の追加募集,世話人会が関係するいろいろな取り組み,裁判期日の内容の確認などを行っています。今年度より,世話人会の終了後は任意参加でランチ会という,おしゃべり会を設けています。

②現在,原告団・世話人会は25名の世話人で構成しています。昨年総会時の世話人は22名でしたので,新しい人が増えています。世話人は,随時,募集しています。原告の皆さまの中から手を上げていただく方をお待ちしています。

③世話人の中から,原告団長(竹本修三),事務局長(吉田明生),事務局次長(山崎正彦,田中善久)をおいています。

④事務局では,新しい原告への訴状の発送,郵送希望原告への裁判期日の案内手紙の発送,原告団総会の案内ハガキの発送(メールアドレスの登録のない人のみ)などを行っています。また,裁判期日には原告席での参加者を募集しています。

⑤世話人会には弁護団から6名が参加しています。

(2)昨年総会(2016/7/24)以降のおもな催し

①2016/10/30。弁護団を中心にした野島断層見学会。淡路島へ。

②2017/2/13。184名で第五次[追加]提訴を行い,原告総数は3,270名となりました。

③2017/3/28~。昨年,大津地裁で出た高浜原発運転差止の仮処分決定が,大阪高裁でくつがえされた3/28より,市民団体による「原発の電気はいらない署名@関西」による署名運動が開始されました。関電あてに原子力発電を止めてくださいと求める署名です。京都脱原発原告団も賛同団体にはいりました。

④2017/4/16。宮津市にて。「原発事故!すわっ!避難なんてごめんです!京都府北部集会」。昨年11/28に京都地裁で陳述されたお二人の原告にお話ししてもらいました。『自然豊かな宮津の暮らしを守りたい』吉田真理子さん(原発なしで暮らしたい宮津の会),『原発事故から逃げられる?』池田豊さん(自治体問題研究所 事務局長)からそれぞれ熱い思いがあふれました。宮津市では,天橋立を世界遺産にしたいという運動をしています。世界遺産とすぐ近くの原発とは共存できません。

⑤ 上記宮津市での集会を機に,このあたりは大飯原発や高浜原発から何kmかという「このあたりプレート」を表示する運動を提起しています。(→p.18)

(3)原告名簿,原告団MLについて

①原告の皆さまへの連絡は,郵送希望の原告(1,000円の実費で登録)のほかは,原告団メーリングリスト(一斉メール送信,ML)で行っています。できるだけメールアドレス(携帯可)の登録をお願いします。また,最近,配信停止となるメールアドレスが増えていますので,携帯の機種変更などでメールアドレスが変更になった場合は,再度,事務局宛にご連絡ください。

②原告名簿,原告団MLの管理につきまして,この一年でかなり改善を図りました。しかし,専従者がいる訳ではなく,あくまでボランティアベースの活動ですので,行き届かない点もあるかと思われます。今後とも,原告の皆さまのご協力を得て可能な範囲で改善していきますので,お気づきの点はご指摘ください。

[4] 財政について

(1)財政の基本

・弁護団と原告団の活動は皆さまのカンパでまかなっています。財政は弁護団財政一つです。
・弁護団は無報酬で活動しています。
・原告団,世話人の活動も,無償のボランティアが基本です。
・訴訟参加費の5000円は,ほとんどを裁判所に納めています。

(2)原告団の活動と財政

・世話人会の会場費,必要不可欠な物品,原告団や世話人会として遠方へ出かける場合などの実費支出は,弁護団財政の中で処理しています。
・いろいろな集会の会場費など,原告団独自の活動は,カンパを募ったり,ボランティアとして進めて,赤字にならないように工夫しています。
・世話人会出席の旅費支給…府北部の世話人のように往復旅費が1回3000円以上かかる場合,旅費を支給することにしました。

・2016年に「脱原発カンバッジ」を制作しました。広く普及したいと思います。2個100円です。
・2015年に「脱原発クリアファイル」を作成しました。500円/5枚で販売中です。

(3)原告参加費用5,000円について

・大飯原発差止訴訟に原告として参加していただくためには,原告参加費用として5,000円のご負担をお願いしています。この大部分は裁判所に提出する訴状に貼る印紙代にあてられます。これ以外にご負担いただく費用はありません。

・判決文で,訴訟費用を原告に負担させる旨言い渡される可能性はありますが,ここでいう「訴訟費用」とは,訴状に貼付する印紙代,証人に支払われる日当や交通費などで,大部分は印紙代のことなので,すでに支払っていただいた5,000円以外に追加で支払義務を負わされることはありません。

・また,大飯原発の運転差し止めが認められた場合でも,関電の損害や被告の弁護士費用などについて,原告が賠償義務を負わされることはありません。

(4)会計の報告

・(2016.4.1~2017.3.31)[略]

[5] 世話人会からのアピール

(1)本日のカンパのお願い

・カンパ袋も配付資料の中にセットにしています。
・経済情勢の厳しい折りですが,当原告団の活動は,皆さまのカンパによって成りたっています。ぜひとも,ご協力いただきますよう,心からお願い申し上げます。

・カンパについて領収書が必要な場合は,袋の表に住所氏名などを記入してください。後日,郵送します。領収書が必要でない場合は,住所や氏名を記入しないでください。(封筒の再利用のため)

・カンパ袋は毎年,再利用しています。カンパが困難な場合でも,袋だけはご返却ください。

・お帰りの際,出口で,ご意見用紙と一緒にお願いします。

(2)いろいろなお願い

・以下,お願いばかりで恐縮ですが,可能な範囲でご協力ください。
・いろいろな運動の形があります。それぞれの人には,得手,不得手のフィールドもありますし,好き,嫌いのフィーリングもあります。しかし,民主主義をめざす,脱原発の社会を実現するという共通点があるのですから,お互いの取り組みを尊重しあいながら,少しずつでも足し算をしていく感覚で多方面に伸びていく運動を期待したいと思います。

①第六次原告募集に協力してください。まわりに知人,友人を原告にさそってください。なお,訴訟の進行の関係から,原告募集は第六次で終了する方向です。

②裁判期日には,原告席や傍聴席にて裁判に参加してください。開廷前には,弁護士会館前を出発して裁判所周辺のデモを行い,市民に脱原発裁判をアピールしています。時間などはその都度,ご連絡します。

③脱原発の思いを陳述書に書いてください。

④書籍,物品販売に協力してください。

⑤「このあたりプレート」を活用してください。
ご自分の土地などに,大型看板を出せる場合,ご連絡ください。

⑥原告の皆さまへの連絡のため,できるだけメールアドレス(携帯可)を登録してください。
携帯の機種変更などでメールアドレスが変更になった場合,事務局宛にご連絡ください。

(3)原告団が協力している署名など

・原発の電気はいらない署名→こちら
・原発賠償京都訴訟の公正判決要請署名→こちら

(4)缶バッジマシンの貸し出し

・缶バッジをつくるための缶バッジマシンは,京都木津川マラソンの東日本震災復興支援に応募して援助を受けたものです。
・マシン本体は他団体への貸し出し(無料)に応じています。パーツを用意されれば,各団体でオリジナルの缶バッジをつくることができます。事務局にご連絡ください。

[6] 訴訟の一覧表

  • 全国 脱原発 訴訟
  • 全国 原発賠償 訴訟

・こちら→ 訴訟の一覧

◆[第5回原告団総会]参加者からの声

2017年6月25日(日)しんらん交流館大谷ホールで開かれた第5回原告団総会で、ご意見を書いていただく用紙を配布したところ、次のような声が寄せられました。ここに一括して、掲載させていただきます。

ご意見をお寄せいただいた皆さま、ありがとうございました。

  • 講演の内容は難しいものもありましたが、原発差止訴訟をめぐる様々な思惑と経緯を知ることができ、大変勉強になりました。今後はもっと原発をめぐる問題に関する勉強をしていきたいと思います。本日はありがとうございました。
  • 記念講演の後半を駆け足で飛ばしたのが残念です。時間をもっと多くとっていただきたかったです。一般市民にとっては科学的な内容は分かりづらいですが、かといって適当に分かった気でいては、今回の訴訟に十分かつ正当に取り組めなくなってしまいます。
    その意味で、纐纈先生という第一人者に東京から来ていただく絶好の機会なのですから、十分な時間をとってほしかったのです。あとはレジュメで勉強します。
  • 纐纈先生には、お立場上難しいでしょうに、講演に来ていただいたことに敬意と感謝を申し上げます。
    講演を聴いて、最後は市民の力、できるだけ広範な団結の力だと確信しました。がんばりましょう!!
  • 世話人の皆様、ありがとうございます。実り多い総会でした。
  • 今日の講演は期待はずれでした。
  • 電源喪失が地震動によるのか、津波によるのか、が争点の一つになっていて、その予測をどうしていたか、対策を講じていたかが議論されていると認識しています。
    この点で地震動の予測は科学研究が困難、判決は裁判官の心証によるところが大きいのではと纐纈先生はお話なさったと思います。
    いやいや難しいなあと。東電の経営首脳が誰一人この大被害をもたらした大事故の責任をとってない。司法で追及されていない(裁判をわたしたち人民の一部が始めましたが)この闘いに勝利したいと。「耐震安全性における科学の問題」の高度に複雑な問題の所在を知って、心揺れますね。
  • 今日は、竹本団長は纐纈さんのご紹介だけでしたが、今日へのご縁とご準備ありがとうございます。
    出口弁護団長、渡辺事務局長のお話も大変勉強になる熱いお話でした。
    私は大阪府民で金沢控訴審のお手伝いをしていますが、がんばって勝訴しましょう。
  • 隣国の韓国では、福島原発直後から、原子力発電の危険性が知られ、特に慶州あたりで地震が発生するようになって、更に廃炉への市民運動が全国に広がりました。今回の大統領選挙で当選した文在寅大統領は、即時運転停止を公約に掲げました。そして、6月に入って停止するイベントをやってまでそれを実現しました。このような市民運動に学んで、連帯して、様々な(広範囲の若い世代も含んだ)運動を展開したいものです。
  • ① 纈先生はQ&Aで原発を徐々に止めていくと解答を言われたように思いますが、原発ゼロでも電気は大丈夫だったのに、何故この答かが分からなかったです!私はすぐ原発全部を止めてほしいです。生命が一番大切です。とまっていた機関が1年以上あった。
    ② 問に答えられるところで、質問そのものの内容が、先生にはわかっても私には分かりませんでした。「このことを聞いておられるのだと思います」と言ってもらって回答をしてほしかったです。
    ③ 震そのものは8.5Mといわれ、たいしたことないと発言されたように思いますが、8.5なら家はこわれる大きさと思いますが、この表現をされるのは心外でした。科学的にみて、そうでも表現の仕方は工夫してほしいと思いました。
  • “研究には制約・限界がある、地震の予測に多領域の同時発生などもあいまい、具体的な断層危険度の予測手法も確立されてはいない”というようなことと思われるが、ならば、地震についてもこんな不確定要素ばかりで科学の問題として解決できないのであれば、きわめて危険な原発の設置を認め、建設してきたことがそもそもの間違いであった。今回の話し方は、だれが原発を推進してきたかの責任の追及を“科学の問題”にすりかえているように感じられた。

◆6/25 第5回原告団総会のお知らせ,報告

 ◆第5回原告団総会のお知らせ

  • 日時…6/25(日)13:30~。
  • 場所…しんらん交流館 大谷ホール。
  • 記念講演…「耐震安全性における科学の問題」東京大学地震研究所教授 纐纈 一起(こうけつ・かずき)さん→こちら。研究について→こちら。毎日新聞インタビュー(2011年8月)→こちら

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  • 時 間……13:30~16:50(開場は,13:00)
  • 場 所……しんらん交流館 大谷ホール
    京都市下京区諏訪町通六条下る上柳町199(東本願寺の北側,京都駅から徒歩12分)
  • 開会挨拶…竹本修三 原告団 団長
  • 記念講演…纐纈一起さん『耐震安全性における科学の問題』
  • 報 告
    最近の原発裁判(出口治男・弁護団 団長)
    京都地裁の脱原発訴訟(渡辺輝人・弁護団 事務局長)
    世話人会からの経過報告,会計報告,アピール(吉田明生・原告団 事務局長)
  • 入 場…無料。会場にてカンパを訴えます。ご協力ください。
  • 多くの原告の皆さまがご参加いただきますよう,お願いします。事前の出欠のご連絡は不要です。
  • 原告の皆さまのほか,原告になっていない方も参加できます。
  • 総会終了後,17時30分くらいから京都駅近くの店で纐纈一起さんを囲む懇親会(会費5000円)を企画しております。会場確保の都合上,懇親会は事前予約制とさせていただきます。懇親会に参加ご希望の方は早めに,事務局にご連絡ください。

◆総会の報告[概略]

  • 原告団総会にご参加の皆さま,たいへんご苦労様でした。
    参加者は125人で,良い総会になったと思います。
    カンパ,物販などにもご協力いただき,ありがとうございました。
    また,記念講演の講師を囲む懇親会も24名に参加で,和やかにすすみました。

総会で確認されたスローガン

  • 原告団(世話人会)の活動方針として,総会で確認されたスローガンは,以下の通りです。
  • ~原発事故で故郷を失うような事態,
    子どもたちを放射能にさらすような事態を二度と招かないために~
  1. すべての原発の新設と再稼働に反対しよう。
  2. 40年超えの高経年原発を筆頭に,すべての原発の廃炉を求めよう。
  3. 原子力を基盤とするエネルギー基本計画を改めさせ,再生可能な自然エネルギーの振興を求めよう。
  4. 核武装の潜在能力を維持するための核燃サイクル,MOX燃料の使用は,即刻止めさせよう。
  5. 原発事故に備える避難計画にとどまらず,全原発廃炉による原子力防災を前進させよう。
  6. トルコやインドなどへの原発の輸出を止めさせよう。
    ——–
  7. 福島第一原発事故の原因究明を求めよう。
  8. 福島第一原発事故について,国と東京電力,原子力ムラの事故責任を明確にさせよう。
  9. 福島第一原発事故で被災,避難したすべての人に対する補償を実現させよう。
  10. 福島第一原発事故について,賠償を求めている全国の裁判を支援しよう。
  11. 福島第一原発事故の被曝により,福島などで多発している甲状腺がんの実態解明と対策を求めよう。
    ——–
  12. 脱原発に道を開き,立憲主義,民主主義,平和主義を守る政権を実現しよう。
  13. あらゆる選挙において,原発推進勢力を落選させ,脱原発勢力を当選させよう。
  14. 原子力「推進」委員会と化している「規制」委員会の改廃を求めよう。
  15. 福島第一原発事故に責任を負うべき裁判所が,今また原発推進に加担している責任を追及しよう。
  16. 関西電力には,市民の声を聞くこと,原発から脱却した経営政策を強く要求しよう。
    ——–
  17. 京都脱原発原告団は,市民で闘う脱原発訴訟として1万人原告をめざそう。
  18. 京都地裁における大飯原発差止訴訟に勝利しよう。
  19. 原発の運転差し止めを求めるすべての裁判と連帯しよう。
  20. すべての原発運転差し止め裁判に勝利しよう。

原告団世話人会からの報告とアピール

  • →こちら

参加者からの声(ご意見用紙の内容)

◆これまでの口頭弁論(第12回~第15回)の内容のまとめ(~2017/5/9)

■ 第15回(2017年5月9日)

  • 裁判官の交代(藤田昌宏 裁判長,上田瞳,築山健一)に伴う弁論の更新で,竹本修三・原告団長,福島敦子さん(福島県南相馬市からの避難者)が再々陳述。
  • 世話人の赤松純平さんが,大飯原発の地盤特性や地域特性について意見を陳述。

■ 第14回(2017年2月13日)

  • 原告の意見陳述は,福島県から避難してきた宇野朗子(うの・さえこ)さん(現在は京都府木津川市)。
  • 弁護団からは,第29準備書面で,①コスト的に成り立たない原発事業,②世界各国における原発産業の状況,③原発御三家の東芝,三菱重工,日立,④原発は産業発展の妨げ,⑤裁判官にのぞむこと,などを主張。(→「私たち原告の主張:ハイライト」)

■ 第13回(2016年11月28日)

  • 原告の意見陳述は,池田豊さん(京都自治体問題研究所),吉田真理子さん(京都府宮津市)。
  • 弁護団からは,高浜原発広域避難訓練から明らかになった問題点(第27準備書面),宮津市避難計画の問題点について(第28準備書面),などを主張。

■ 第12回(2016年9月14日)

  • 原告の意見陳述は,避難計画の問題点について栢下壽(かやした・ひさし)さん(京都府南丹市)より。
  • 弁護団からは,被告関西電力が反論していない原告の主張について(第24準備書面)指摘。

◆【京都民報】5/9 第15回口頭弁論。原発直下地震は起こりうる

【京都民報 2017年5月21日号】

原発直下地震起こりうる、再稼働中止を 大飯差し止め訴訟口頭弁論 原告団長、被災者が主張

すべての原発をなくすことをめざす京都脱原発訴訟原告団・弁護団が取り組む大飯原発差し止め訴訟で9日、第15回口頭弁論が京都地裁で行われ、福島第一原発事故の被災者や研究者、弁護士らが再稼働中止を主張しました。

原告団長の竹本修三・京都大学名誉教授は口頭弁論で、巨大地震が日本全国どこでも起こりうる危険性を指摘し、原発直下地震が起これば過酷事故は避けられないと主張。「裁判官が自らの判断で原発の危険性、新規制基準の考え方について評価してほしい」と強調しました。

原告の福島敦子さんは、原発事故後に娘2人と福島県から京都に避難。車で必死に避難場所を探して逃げ続けたことや、京都へ移住後も不安な生活を続けていることを詳しく語り、京都に近い大飯原発の差し止めを強く求めました。

専門家や弁護士らが、巨大地震が原発周辺で起こる危険性や、新規制基準の問題点、避難計画に実効性がないことなどを主張しました。

裁判後に、報告集会が行われ、今後も法廷内外で原発運転差し止めの世論・運動を広げていくことを確認しました。