◆科学者会議近畿のシンポ(11/28)

  • 日本科学者会議全国常任幹事の河野仁氏らのご奮闘により,11/28(土),大阪市で,日本科学者会議近畿地区会議が主催する「原発の危険性を学び,再稼働をとめるシンポジウム」が開かれました。
  • 立石雅昭氏(新潟大名誉教授,地質学),山本富士夫氏(福井大名誉教授,流体力学・機械工学)がそれぞれ講演し,大飯原発差止訴訟京都訴訟団・原告団長の竹本修三氏(京大名誉教授)が報告しました。
  • 立石氏は,伊方原発と福井原発群との関連から中央構造線と活断層の関わりについて詳しく解明し,浅層の活断層の性状から震源断層を推定する今の手法には大きな問題があると指摘。地震の発生について未解明のまま「安全だ」として再稼働に走っていると警鐘を鳴らしました。
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  • 山本氏は,原発再稼働を許さない福井地裁判決の意義を報告し,「延々と科学論議をするよりも人格権を守る,住民の命と健康,暮らしを守ることを優先すべきだ」と強調し,原発再稼働を推進している安倍政権をたおす闘いを主張しました。
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  • 竹本団長は,10月20日の京都地裁・第8回口頭弁論の報告を行い,関電の主張に反論した内容を紹介しました。
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  • 吉田原告団事務局長は,原告の第四次募集中であることを訴えました。その結果,早速,原告申込された参加者もいました。
  • IWJでシンポジウム全体のビデオ画像が放映。
    http://www.ustream.tv/recorded/78665221