◆2/13 第14回口頭弁論の報告

京都地裁 大飯原発差止訴訟 第14回 口頭弁論は
2/13(月)14:00より開催されました。
以下,その報告です。

(1) 開廷前のデモ…いつも通り,市民に脱原発裁判を訴えるためのデモ。12:15スタート。前回よりも多い58人。ごく少し時雨れがありましたが,この季節としては恵まれました。賑やかなデモができました。
アピールとコール→こちら

(2) 傍聴席…88席の傍聴席に対して,120人ほどの希望があり,抽選になりました。関電社員と思われる人もいました。

(3) 法廷での内容

・原告の陳述は,福島県から避難してきている宇野朗子さん。→こちら
・証拠説明書,書証 →こちら
・原告側の第29準備書面 →こちら。再生可能エネルギーの可能性と原発の不経済性…第1 自然再生可能エネルギー利用で脱原発は可能であり、危険な原発は子孫に残すべきでない。第2 原子力発電のコスト・非経済性について。第3 原子力発電の不経済性が産業の健全な発展すら阻害すること。第4 傍観者ではなくプレーヤーとして。
・原告側の第30準備書面 →こちら。木津川市避難計画の問題点について
・原告側の第31準備書面 →こちら。被告関電の地震・津波の想定の問題点(概論)

(4) 報告集会

・弁護士会館地下ホール満席。「模擬法廷を充実させて欲しい」などの意見,質問が出て,応答が行われました。
・カンパ…多額。ありがとうございましたm(_ _)m
・竹本団長の本『日本の原発と地震・津波・火山』,7冊頒布。
・ 缶バッジやクリアファイルのご協力…感謝。

(5) 第五次追加提訴

・184名の原告が加わり,原告総数は,3270名になりました。
・引き続き,2017年中をめどに,第六次原告募集を行っています。
・提訴以来の原告の増加→こちら。

(6) 次回,大飯原発差止訴訟,第15回口頭弁論の予定。

★5/9(火)★…14:00~,京都地裁101号法廷。
傍聴席抽選のリストバンド配付は,13:20~13:35。
模擬法廷,報告集会は弁護士会館。