◆原告団財政,行動提起

吉田明生(原告団事務局長)

■ 財政についての報告と提案

(1)現状の報告…略。

(2)財政の今後の方向

・原告申込時の5000円、その他のカンパなどは、これまで一括して弁護団が管理してきていますが、弁護団による管理は今後とも継続し、収入はすべて、そこに入れることにします。原告団としてとくに必要な費用がある場合、世話人会の了承の下に弁護団会計に請求し、出金を求めることにします。請求や現金、領収書などの扱いは、原告団会計担当者が行います。

・訴状とともにお送りしました「原告団ニュース(準備号)」やメーリングリストなどで提案してきましたが、今後の収入をはかるために、以下の①~⑤を行います。   ①会場カンパ…原告団総会など機会のあるごとに。   ②「大飯原発差止訴訟運営のための年度カンパ」…原告の皆さんに訴え、それぞれ可能な範囲でご協力いただくよう、訴えます。   ③サポーターカンパ…原告にはなれないが、訴訟には協力したいという方に訴えます(カンパ口座はすでに開設済みです)。そして、応じていただいた方は、サポーターとして登録し、継続的なご支援をいただけるよう、要請します。   ④訴状の販売…その他の収入をはかる方法として、原告以外の方には訴状を1部1000円で販売します。   ⑤その他のグッズ…Tシャツ、カンバッジ、クリアフォルダなどのグッズ販売を検討します。これらのグッズについては、今後、チームをつくって検討します。

■ 今後の原告団の運動についての提案

(1)第二次提訴

・原告団を広げ、1000人規模の第二次提訴をめざします。お手元の原告団募集案内チラシや、メールなどを利用し、早期に目標を達成しましょう。

(2)世話人会

・私たちの脱原発の運動を高め、裁判所にアピールしていくためにも、世話人の体制を拡大して、創意ある運動を繰り広げたいと考えています。2/9以来の現在の世話人会(準備会)は、本日から正式の世話人会とします。世話人はどなたでもなれますので、希望される方は、ご連絡ください。会議は、毎月1回のペースで開催しています。

(3)テーマ別のチームで運動

・原告全体の中からそれぞれ参加者を募って、テーマ別のチームができることを期待しています。たとえば、情報発信チーム(原告団のホームページづくり、原告団ニュースの作成)、風船チーム(風船で放射能汚染の広がりを調査するため九州玄海などの取り組みの調査、大飯での実施)、原発学習会(訴状についてとか、原発裁判について)、それから、財政のためのグッズチームも考えられます。 ・各チームは原告の皆さんから広くメンバーを募りますので、今後の案内によって自由に応募してください。

(4)情報の共有

・原告団からの情報発信は、弁護団Blogとは別に独自のホームページを作成することにして、現在、準備を進めています。アドレスは決まりました→ http://nonukes-kyoto.net ・世話人会の内容は、メールアドレスを登録していただいた原告の方々には、インターネットのメーリングリストによって、一斉送信してお知らせしております。しかし、現在、このメーリングリストに登録されているのは、原告のうちの60%程度にとどまっています。1200人を越える原告の皆さまに郵便などでお知らせするには、多額の費用がかかりますので、より多くの原告が、メールアドレスを登録いただきたく、お願い申し上げます。

(5)原告グループ

・地域別、職域別、年代別などの原告グループは、可能なところでは、自由につくってもらって、活動は自主的にすすめていただくようにします。

(6)第一回口頭弁論

・7月2日(火)の平日ですが、多くの方の参加で裁判所を埋め尽くしましょう。