◆原告団結成総会における参加者からの意見

2013年6月1日に、原告団結成総会が開かれました。その際、ご意見を書いていただく用紙を配布したところ、26名の参加者から、さまざまな声が寄せられました。ここに一括して、掲載させていただきます。

■1 今日は、京都新聞の記事を見て初めてこのような裁判が行われていることを指令、参加させてもらいました。原告団にも参加しようと思っています。 さて、今日の原告団代表事務局の方のお話を聞き、訴状のことについてお聞きしましたが、南海トラフ地震のことは、今回の裁判で取り上げないのでしょうか。 先日の新聞報道で、南海トラフ地震が今後おきる確率は、将来40年(30年?)の間に、80%の確率とのことでした。しかも、震度の地図を見ると、九州から福井県まで、震度5以上の地域で塗りつぶされていました。これは、大飯原発の下の活断層があるかどうかという以上に、明確な被害の可能性が指摘できるのではないでしょうか。それとも、震度5では、原発事故は起きないという保証はあるのでしょうか。もし、そのような保証があるなら、国と電力会社が証明すべきです。 ぜひ、この南海トラフの件を裁判で取り上げていただきたいです。

■2 原発の危険性を改めて感じた総会でした。これから裁判闘争を進めるわけですが、その事を多くの人に知ってもらうためにも息の長い運動が必要ですが、せっかく裁判をするなら、その公判の日に裁判所の回りでデモでもしてアッピールした後に裁判に臨んではどうでしょうか。(逆でも可)

■3 国の行政は国家戦略として原発再稼働の方針を考慮しているように感じ取れます。 原子力専門家、経済界、医学会、等の各学者先生の言葉は今の私には空しい言葉遊びのように聞こえてなりません。 自然は「想定外」であり、学問、科学技術でコントロール不可能であると思います。私の求めるものは単純な意見です。即ち、安心の空気、水、食物を求めているだけです。以上の単純な事を解決するのは原発廃炉だけです。そのためには1人でも多くの賛同を得て、数の力で解決する方法はないと思います。 (原発事故の影響は 速 外科的症状が現れず、10年、20年先のことだから関心が薄いのだと思います。)

■4 ・脱原発を願うたくさんの人とデモ行動を共にし勇気づけられた。 ・大島先生の講演は、全容を解説され、分かりやすかった。同時に当たり前のことを論理的にまとめられており、世間に拡大させる必要があると思った。 ・熱意のある弁護士さん方に支えられての訴訟、私たちの気持ちを代弁していただき、ありがとうございます。

■5 大勢の人が参加されて、おどろきました。それだけ皆が関心を持っているという事ですね。だけど、裁判官が問題ですね。自分の出世ばかり気にしている人がほとんどですから。

■6 12年4月美浜原発研修会に参加。その折りの質疑応答から-- ・関電の考え方 ・原発事故は東電が起こしたのであって、関電は起こしていない。それなのに、東電と同一レベルで原発を批判されるのは心外だ。 ・事故を起こしたタイプと関電の原発とはタイプが違う。故に福島原発のような事故は起こらない。 ・万一事故が起きて、琵琶湖が汚染したとしても、それは行政の問題で関電としてはタッチしない。 ・被曝対策も、避難問題も行政の問題。 ・福島の原発が止まった原因を「津波」にしているが、事故調は「地震」といっている。何故「津波」かとの問いに、 同業者の東電がそう言っているから、関電も地震だと思っている。 結成のアピールについて。 下から5段目に加筆提案です。「脱原発」は被爆国として当然の権利であり、世界の人々に対する『義務』でもあります。

■7 スタッフのみなさまおつかれさまです。 ・スタッフの方が少なかったからかもしれませんが、講演が始まってから入って来られる参加者、特に親子の方がどこに席が空いているか分からず、何分か立ったままで聞いてられました。スタッフがどこに席が空いているか確認し、誘導をお願いしたいと思います。 ・司会の方が原告団長や弁護団長などの紹介をされる時に、「  」さま、と紹介されていましたが、同じ目的に向かって動いている人々です。同じ仲間です。できれば、「  」さん、と紹介されてはどうですか。もちろん講師は、「さま」ですが。

■8 どうしても今 即 止めないと の思いを新たにしました。 何かできることからで参加をしていきたいと思います。

■9 ぜひ全国に、いえ全世界の原発をなくしていけるよう、頑ばっていきましょう。

■10 すごい内容の訴状を読んで、弁護団の方たちのご努力に敬意を要します。 たくさんの弁護士さんが参加されていて力強いです。 もっとたくさんの人たちに原告になってもらうようにがんばりたいと思います。 大飯原発の再稼働を許した張本人は橋本市長です。慰安婦問題で人権をないがしろにする橋本市長に対しても辞任を要求してがんばりたいです。

■11 私のメーリングリストをお知らせします。よろしく。 (以下、住所、メールアドレス)

■12 原発なんていやだ、困ったもの、してはいけないと思っていたのに、出来る前に止められなかったことが悔しく、恥ずかしく--なんの力も持たない者なのに--思っています。 これからも何もできませんけれど、でも、何かできることはしようと思います。今日、そう思って出席しました。友人にこの会の様子を伝えます(私にもできることはこの位です)。 ■13 原子力発電を早急に再開しなければ製造業が成り立たないと、経団連の米倉会長がマスコミで宣伝する。国民の多くはそれを信じてしまう。こうしたマスコミ対策に有効な反撃ができる方法がないものか、常々思っている。今日のコスト論等を経団連に対抗したかたちで宣伝できないものだろうか。

■14 神戸在住の原告です。兵庫に裁判がないため、この京都裁判に参加させていただいています(可能というはなしでしたので…)。 先日、兵庫県が福井の原発事故の想定を発表しました。最悪の場合、兵庫県の三分の二の地区で、1歳児に安定ヨウ素剤服用が必要になるまで汚染されるとの事です。 神戸も大飯原発の事故で安定ヨウ素剤が必要にまで汚染されます。 現在の訴状では、被害を基本、京都府に限って述べておられますが、「p.64の図形番号2の図」は、篠山市から神戸市まで被害を及ぼします。 第二次提訴を準備し、1万人原告をめざされるなら、京都に限らず、大飯原発事故の被害を、想定される関西圏に広げるべきではないかと思います。 そうすれば、神戸や明石在住の人々にも裁判参加を呼びかけやすくなります。 一考をお願いします。 (氏名記載あり)

■15 たいへん勉強になりました。 国民が大変コストを払っていることに、おどろきました。 大飯を止めたいです。 (氏名記載あり)

■16 大飯原発差止訴訟をしてくださったこと、心からお礼申し上げます。 子どもや孫のため、勝利する事を願っております。

■17 原発がいかにお金がかかるし、被害が大きいのかがよくわかりました。原発はやめるべきだと実感しました。乱文乱筆で失礼します。

■18 大島先生の話や、原告の方たちの話を聞いて、脱原発の運動は世代を超えたものだということを感じさせられました。若い世代の人たちにもっともっと参加してもらえるように、周りの人たちに声をかけていかないとなと思いました。 原発は停止していても、十分危険だということが、よくわかった。

■19 1.封筒、印刷部、ニュースも含めすべてに、電話・fax番号が入っていますが、振替及び振込口座番号も記しておくべきではないでしょうか。機会あるごとに、あるいは思いついた時にカンパ等おくりやすい環境を一つでもつくっておくことが必要であると考えます。ご一考下さい。 2.デモの時、通行人に手渡すビラが欲しいですね。会員に版下をネットで送り、各自で印刷して(できる枚数でよいとする)各自で配ってもらってはどうでしょうか。 3.「STOP 大飯 KYOTO」の看板の核マークにウィンクがついているのはなぜですか。目を疑う暴挙ではないか。不適切です。

■20 渡辺弁護士の訴状の説明は、わかりやすくて良かったです。

■21 請求の趣旨には“大飯原発1~4号機を運転するな”ということが書かれています。つまり稼働中の3・4号機だけでなく、1・2号機をも加えているということから考えると、高浜原発など、現在稼働していない関電の原発を含めて運転するなという訴状にならなかったのか?という疑問をもちました。訴状を詳しく読んでいないので、そうされた理由に理解できるのかもしれませんが、……。

■22 京北(京都市右京)から参加しました。デモにも間に合って参加できました。大島堅一立命館教授のお話はとても明解で、「原発のコスト論」の号苑は、単なる原発のコストの話でなく、原発の危険性そのものの告発であると思いました。 京北地域の一部の町内は大飯原発から30km以内で説明会があり、不安が広まっています。 大飯原発差止訴訟原告団に積極的に協力して行きたいと思っています。

■23 きびしい裁判になると思いますが、がんばりましょう。

■24 93の母を残してでも参加して良かったです。 かつて、関電の無料バスツアー(高浜原電行)に参加し、楽しく一日を過ごしたことが恥ずかしくなりました。 力強い弁護士の方の話にたのもしく感じました。

■25 いよいよスタートライン。もっと原告を増やしましょう。総会は講演もあいさつ発言もとてもよかったです。とくに福島あつこさんの話をコピーしての佐々木さんと同じ思いです。スタートラインに立って新たな決意で原告の輪を広げ、子、孫へバトンタッチしていけるように運動の輪も同じに拡げて迫っていきたいと思います。

■26 世話人になりましたね。 本日は誰一人欠けても出来なかった総会だったと思います! お疲れ様でした! これからも頑張りましょう! (氏名記載あり)