2023年6月1日(木)に京都地裁で第37回口頭弁論が開かれました。
模擬法廷&報告集会は、弁護士会館の地階ホールで行いました。
事前のお知らせチラシ→こちら。
- 恒例の裁判所周辺デモは30人程度で、心配された雨は降らずにすみました。今後、さらに呼びかけを広げます。
- 開廷前デモ、法廷傍聴、報告集会にご参加の皆さまは、たいへん御苦労様でした。
デモの動画→こちら(撮影は「老朽原発40年廃炉訴訟市民の会」からの参加者)
- 原告席…14名で募集し、13名の申込を受け付けました。
- 傍聴席…昨年6月よりコロナ禍による制限がなくなり、全席およそ90席が使えるようになっています。今回、抽選にはなりませんでしたが、ほぼ満席に近い状況でした。
- 弁論更新、原告から…福島から避難された福島敦子さん。
・口頭弁論要旨→こちら[482 KB]
(ファイル名:2023-06-01_37_yousi_(0)_hukusima.pdf。当日配布の「合体版」 p.1~3) - 弁論更新、弁護団から…5名の弁護士が発言しました。
弁論更新の「口頭弁論要旨」
(1) 地震国ニッポンで原発稼働は無理!…弁護士 谷 文彰
口頭弁論要旨→こちら[18 MB]
(ファイル名:2023-06-01_37_yousi_(1)_tani.pdf。当日配布の「合体版」 p.4~20)
(2) 関電の基準地震動の問題点―地域特性について―…弁護士 井関 佳法
口頭弁論要旨→こちら[17 MB]
(ファイル名:2023-06-01_37_yousi_(2)_iseki.pdf。当日配布の「合体版」 p.21~53)
(3) 深層防護総論…弁護士 大島 麻子
口頭弁論要旨→こちら[286 KB]
(ファイル名:2023-06-01_37_yousi_(3)_oosima.pdf。当日配布の「合体版」 p.54~55)
(4) 避難計画の問題点…弁護士 大河原 壽貴
口頭弁論要旨→こちら[6 MB]
(ファイル名:2023-06-01_37_yousi_(4)_oogawara.pdf。当日配布の「合体版」 p.56~63)
(5) 避難計画の非現実性(各論)…弁護士 岩橋 多恵
口頭弁論要旨→こちら[824 KB]
(ファイル名:2023-06-01_37_yousi_(5)_iwahasi.pdf。当日配布の「合体版」 p.64~67)
- 報告集会…意見陳述をされた福島敦子さんの発言があり、弁護団および原告団からの報告がありました。法廷での弁論がいつもより長くなりました。その結果、弁護士会館の報告集会は、会場を借りている時間の関係で、追われまして、ご参加の皆さまには、すみませんでした。今後は、期日の内容に応じて、会場確保の時間を柔軟に設定いたします。
- 参加者数…用意した原告資料100部の残りが、わずか1部でした。合計で99名の参加者があったわけです。
- カンパ…参加者の皆さまからカンパをいただきました。感謝いたします。
・金額は、その都度、会場ですぐに計算して報告できていませんが、この1年は以下の通りです。傍聴参加者の数が多いと増え、少ないと減る傾向になっています。(天候、報告集会の会場の場所なども影響すると思われます)
・2022年、9/6…14,605円、12/6…34,473円
・2023年、3/2…21,683円、 6/1…44,572円
▼報告集会にて。福島敦子さんの報告。左、司会は 秋山健司 弁護士
▼報告集会にて。老朽原発40年廃炉訴訟市民の会(名古屋地裁)からのアピール