投稿者「meisei」のアーカイブ

◆【緊急】【重要】3/3の期日は取消

大飯原発差止訴訟[京都地裁]の原告の皆さまへ。
【転送歓迎】

新型肺炎の流行が懸念される中,2/27,弁護団の渡辺輝人弁護士より以下のような連絡がありました。

裁判所が、3月3日の弁論期日を取り消ししたいと言ってきました。期日を維持する場合でも、傍聴者を減らして欲しいとのことです。弁護団としては今回の予定の内容を6月に合わせてやることも可能ではあるので、無理矢理やる必要まではないと思っているのですが、原告団の意向が一番重要かな、と思っております。この辺、どう思われますか。

竹本団長と相談し,世話人会MLで世話人の皆さんに確認しまして,裁判所には,今日2/28の午後一番に次のように返答することにしました。開廷前のデモ,模擬法廷なども含めて,3/3のすべての予定がキャンセルとなります。

1. 傍聴者を減らすと言ってもほとんどが原告なので,原告に参加を遠慮してもらう形は,望ましくない。しかし,感染は心配な状況となっている。

2. 次の6/2は,新裁判長の下での最初の期日となるので,弁論の更新は,冒頭に竹本団長と福島さんの陳述に十分な時間をとってもらいたい。先送りになる準備書面がある場合,いつもより長めの時間をとってもらいたい。

3. 以上を確認して,3/3の期日は取消で致し方ない。

◆第8回原告団総会のお知らせ

京都脱原発原告団…大飯原発差止訴訟[京都地裁]…は,
下記のように2020年原告団総会を開きます。
 
●日時と場所
6月27日(土)13:30~
ハートピア京都(京都市営地下鉄 烏丸線「丸太町」駅下車すぐ上)
●記念講演
講演① 石原和弘さん「日本の火山噴火予知の現状」
講演② 島崎邦彦さん「大飯原発と熊本地震」
 
●チラシPDFは→こちら(ファイル名:2020-06-27-sokai)。
 

◆3/3の第26回口頭弁論のご案内

◆3/3の第26回口頭弁論は,取消になりました→こちら

◆関電はこれまで大飯原発や高浜原発の再稼働を強行してきましたが,次は,既に40年を超え,事故リスクの高い老朽原発,高浜1,2号機や美浜3号機の再稼働をはかっています。今回発覚した3.2億円の原発マネー還流問題からも明らかなように,関電には原発を運転する資格はありません。

◆最近は,広島高裁で伊方原発の運転差止を認める仮処分決定がでましたが,大阪高裁では大飯原発の運転差止を求める仮処分裁判で,原告の訴えが退けられてしまいました。

◆しかし,原発に反対する世論はつねに多数派となっています。京都脱原発原告団は,原発をとめるために,法廷では司法の責任を問いつつ,司法が自らの役割を果たすよう迫っています。京都地裁の次回口頭弁論に多くの皆さまが参加されるよう訴えます。京都地裁の私たちの裁判は,4月に裁判長が交代する見込みです。そして,その新しい裁判長の下で,いよい終盤になります。

◆法廷での闘いのほかに,5月17日「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」の1万人集会,関電役員を告発する運動などの市民運動もさらに強めていきましょう。

◆原告の意見陳述

・京都府南丹市日吉町の吉田邦子さん。大飯原発で事故が起こった場合の避難の困難性などを陳述します。

◆弁護団からの準備書面

・大飯原発の地盤特性,基準地震動の設定について,関電の主張に対する反論。

◆タイムテーブル

・12:10…弁護士会館の前に集合
12:15…裁判所の周辺のデモに出発。13:00頃まで
13:25…傍聴券の抽選リストバンド配布開始。地裁北玄関前。傍聴は誰でも可能です。
13:40…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了
 直ちに抽選→傍聴券の配布
 抽選にもれた方,入廷を希望されず模擬法廷に参加される方は
 14:30までに弁護士会館・3階大会議室の模擬法廷へどうぞ
14:30…開廷,弁論開始。同時刻に模擬法廷を開始
・15:30ごろから…閉廷後,弁護士会館・地階大ホールで報告集会。30~60分程度

◆原告の方は原告席へどうぞ

・原告の方は,事前に申し込んでいただければ,原告席で参加できます。
・郵送希望原告には,郵便でお知らせをお送りします。
・メーリングリストに登録されている方は,メールでお知らせをお送りします。
 

▲開廷前恒例の裁判所周辺デモ(前回2019/11/28)

◆11/28 第25回口頭弁論の報告

2019/11/28の第25回口頭弁論の概略を報告します。この日は,「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」による「老朽原発うごかすな!リレーデモ」の途中でしたが,デモは休養日とし,裁判を支援する体制がとられました。
(「老朽原発うごかすな!リレーデモ」については,こちら。)
(リレーデモ通信は,こちら。)

  • 開廷前の裁判所周辺デモ…40名。前回8/1とほぼ同じ参加数でした。

先頭の向かって右は,竹本修三原告団長。中央は,弁護団の福山和人弁護士。

  • 傍聴席…抽選にはなりませんでしたが,その後の傍聴希望者で,最終的にほぼ満席となりました。この状況は前回と同じです。
  • 弁護団は,大飯原発の地盤について被告関電の主張や反論をくつがえす第67準備書面を提出。
  • また,被告関電が大飯原発1,2号機の廃炉を決めたことに関して,原告弁護団から「本訴請求の一部取下げについて」の書面も提出。これにより,法廷の場で,大飯原発の半分の廃炉,原告の主張の半分が実現したことになりました。
  • 原告の意見陳述は,京都府南丹市美山町の「芦生山の家」から今井 崇(たかし)さん。
    「芦生山の家」は,由良川源流や芦生原生林への玄関口であり,木のぬくもりと優しさが満ち溢れ,心と身体を癒してくれる研修や宿泊の施設です。しかし,もし若狭の原発が事故を起こしたら,貴重な自然は一挙に失われてしまいます。憩いのふるさとを守っていきたい思いを語ります。大飯原発でもし事故が起こった場合,いかに避難が難しいか,いかに困難な選択を迫られるか,ひじょうにリアルに陳述されました。
    今井さんの陳述→こちら
  • 報告集会…盛会でした。カンパは合計で60,285円。ほかに缶バッジ,クリアファイルなどの物販が1,500円ありました。報告集会の中では「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」の木原壯林(そうりん)さんから,「老朽原発うごかすな!リレーデモ」「12/8の関電包囲大集会」への参加を訴えるアピールもありました。

「本訴請求の一部取下げについて」の陳述の報告をする福山和人弁護士。

渡辺輝人弁護団事務局長は,法廷の場で大飯原発の半分の廃炉,原告の主張の半分が実現したことを報告。

◆11/28の第25回口頭弁論のご案内

◆関電はこれまで大飯原発や高浜原発の再稼働を強行してきましたが,次は,既に40年を超え,事故リスクの高い老朽原発,高浜1,2号機や美浜3号機の再稼働をはかっています。今回発覚した3.2円の賄賂問題からも明らかなように,関電には原発を運転する資格はありません。

◆原発に反対する世論はつねに多数派となっています。京都脱原発原告団は,原発をとめるために,法廷では司法の責任を問いつつ,司法が自らの役割を果たすよう迫っています。京都地裁の次回口頭弁論に多くの皆さまが参加されるよう,心から訴えます。法廷での闘いのほかに,関電役員を告発する運動(→こちら),老朽原発うごかすな!リレーデモ(→こちら)などの市民運動もさらに強めていきましょう。

◆原告の意見陳述

京都府南丹市美山町の「芦生山の家」(→こちら)から今井 崇(たかし)さん。
「芦生山の家」は,由良川源流や芦生原生林への玄関口であり,木のぬくもりと優しさが満ち溢れ,心と身体を癒してくれる研修や宿泊の施設です。しかし,もし若狭の原発が事故を起こしたら,貴重な自然は一挙に失われてしまいます。憩いのふるさとを守っていきたい思いを語ります。

◆弁護団からの準備書面

・地震について,関電の主張に対する反論。
・関電が廃炉と決めた大飯原発1,2号機について,法廷での確認。
 私たち原告側が訴えていた内容(1~4号機運転差止)が一部,実現するわけです。

◆タイムテーブル

・12:10…弁護士会館の前に集合
12:15…裁判所の周辺のデモに出発。13:00頃まで
13:25…傍聴券の抽選リストバンド配布開始。地裁北玄関前。傍聴は誰でも可能です。
13:40…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了
 直ちに抽選→傍聴券の配布
 抽選にもれた方,入廷を希望されず模擬法廷に参加される方は
 14:30までに弁護士会館・3階大会議室の模擬法廷へどうぞ
14:30…開廷,弁論開始。同時刻に模擬法廷を開始
・15:30ごろから…閉廷後,弁護士会館・地階大ホールで報告集会。30~60分程度

◆8/1 第24回口頭弁論の報告

2019/8/1の第24回口頭弁論の概略を報告します。

  • 開廷前のデモ…45名。酷暑の中,前回5/9よりも多い参加者でした。

    先頭の右は,竹本修三原告団長。左は,弁護団の福山和人弁護士。

  • 傍聴席…抽選にはなりませんでしたが,その後の傍聴希望者で,最終的にほぼ満席となりました。
  • 弁護団は,地震(基準地震動)関連で,被告関電の主張や反論をくつがえす準備書面を提出。
  • 二人の原告は,大飯原発でもし事故が起こった場合,いかに避難が難しいか,いかに困難な選択を迫られるか,ひじょうにリアルに陳述されました。
    二人の陳述→こちら
  • 報告集会…盛会でした。カンパが 48,416円,缶バッジ,クリアファイル,このあたりプレートなどの物販が 2,300円でした。ご協力ありがとうございました。なお,意見陳述をされた太田歩美さんの友人として,福島原発かながわ訴訟原告団・事務局長の唯野久子さんも参加され,発言がありました。

    意見陳述をされた太田歩美さん。福島第一原発事故で,避難指示区域外の水戸市から大阪に避難し,現在は損害賠償関西訴訟(大阪地裁)原告。福島県と茨城県との県境に壁があるわけではない。もし大飯原発で何らかの事故が発生したら,また避難しなければならないでしょう。しかし,縁もゆかりもない土地で一から生活を始めることの辛さは,もう十分味わいました。

    意見陳述をされた近江裕之さん。与謝野町(京都府北部で宮津市や京丹後市に隣接)に住む現職の高校教師。学校で授業中に原発事故が起こったら,生徒や自分自身はどのように避難するのか,皆目,目処が立ちません。

◆京都地裁所長あてに,三度目の申入書を提出

申 入 書

2019年7月16日

5月31日に,所持品検査のあり方についての申入書を提出しました。その中において「遅くとも6月末までには文書にて回答してください。」とお願いしましたが,まだ回答をもらっていません。これまで,どのように検討されているでしょうか。

また,私どもの大飯原発差止訴訟では,8月1日午後に,次回の口頭弁論が予定されています。8月1日といえば,猛暑が予想されます。野外での待機では,熱中症などのおそれがあります。とりあえずの措置として,裁判所建物内において持品検査を受けないで待機できるスペースをつくってください。

以上,ご検討いただき,早急にご返事いただきたく,申し入れます。


原告団の申し入れ(1月31日付→こちら
弁護団の申し入れ(3月28日付→こちら
原告団の二度目の申し入れ(5月31日付→こちら

◆8/1の第24回口頭弁論のご案内

重要なお知らせ!
8/1の傍聴席抽選のリストバンド配布は,裁判所からの通知によって

13:00~13:45
になりました。
(13:30~13:45,は間違いです)
(13:00~13:15,も間違いです)
(デモは予定通り,12:10集合,12:15出発です。)

◆Facebookのイベントページ → こちら

◆裁判に参加する方法…以下,三つの方法があります。

[1] 原告席…法廷の中で柵の内側に,原告として入ります。被告の正面に座ります。

・原告団が氏名を裁判所に通知します。希望される場合は★7/23(火)★までに電話,FAX,葉書などで末尾記載の事務局宛ご連絡ください。
・E-Mailでの応募と合わせて先着順とし,定数に達するまで募集します。
・この郵送連絡を受け取っている方は,申し込めば,先着順で原告席に座ることができます。
・合計35名ほどの原告が参加できます。

[2] 傍聴席…法廷の中で柵の外側。88席あり,そこに座るには,裁判所が抽選を行います。

・13:30~13:45(見込み)の間に,京都地裁正面玄関前で,抽選リストバンドが配布されます。
・傍聴席は,原告でない方も,誰でも抽選によって参加することができます。
・傍聴席に入ることができなかった場合は,次の[3]に記載の模擬法廷にご参加ください。

[3] 模擬法廷…弁護団が用意します(法廷と同じ14:30開始)。そこに参加するには,

・京都地裁の構内の南東角にある「京都弁護士会館・3F大会議室」へ,直接おこしください。
・法廷よりもわかりやすく,弁護団が解説します。【注意】 今回は地階ではなくて,3階です。
・事前に提出されている被告(国や関電)側の書面があれば,その解説も行います。

◆報告集会の開催

・法廷の終了後(15:30頃から16:30頃まで)「京都弁護士会館・3F大会議室」にて報告集会を開催します。【注意】 今回は地階ではなくて,3階です。
・裁判の進行などを,弁護団から説明いたします。裁判に関するご質問なども受け付けます。

◆開廷前のデモ

・市民に脱原発裁判をアピールするため,毎回,裁判所周辺のデモを行っています。12:10 までに京都弁護士会館前(京都地裁構内の南東角)に集合です。ぜひご参加ください。
・出発は12:15 です。13:00ごろには終わる予定です。
デモの後に,裁判所が行う傍聴席の抽選に応募することができます。

◆タイムテーブル

・12:10…弁護士会館の前に集合
・12:15…裁判所の周辺のデモに出発。13:00頃まで
・13:30…傍聴券の抽選リストバンド配布開始。地裁北玄関前。傍聴は誰でも可能です。
・13:45…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了
直ちに抽選→傍聴券の配布
抽選にもれた方,入廷を希望されず模擬法廷に参加される方は
・ 14:30までに弁護士会館・3階大会議室の模擬法廷へどうぞ
・14:30…開廷,弁論開始。同時刻に弁護士会館・3階大会議室で模擬法廷を開始
・15:30ごろから…閉廷後,弁護士会館・3階大会議室で報告集会。30~60分程度

◆裁判の内容

・原告から……太田歩美さん。福島第一原発事故で,避難指示区域外の水戸市から大阪に避難し,現在は損害賠償関西訴訟(大阪地裁)原告。福島県と茨城県との県境に壁があるわけではない。もし大飯原発で何らかの事故が発生したら,また避難しなければならないでしょう。しかし,縁もゆかりもない土地で一から生活を始めることの辛さは,もう十分味わいました。

・原告から
……近江裕之さん。与謝野町(京都府北部で宮津市や京丹後市に隣接)に住む現職の高校教師。学校で授業中に原発事故が起こったら,生徒や自分自身はどのように避難するのか,皆目,目処が立たない実情を訴える。

・弁護団から
…地震について,関電の主張に対する反論。「関西電力による大飯原発に襲来する強震動予測の不正確性、原子力規制庁による2016年熊本地震の分析の問題点」

◆第7回原告団総会の報告


◆京都脱原発原告団は,「原発の再稼働を許さず,すべての原発を廃炉に」と
6月1日(土)ハートピア京都(京都市中京区)で第7回原告団総会を開きました。
◆参加者は227名でした。
◆閉会時に参加者の皆さまから多額のカンパをいただきました。ありがとうございました。
◆もくじ
【1】原告団総会の全体的な内容こちら
【2】弁護団報告の概要…渡辺 輝人 弁護団事務局長こちら
【3】当日配付資料…PDFファイルこちら
【4】樋口英明元裁判官の講演を聴きました…増尾誠さんのメモこちら
(「原告団総会のお知らせ」チラシなど→こちら
(以下,写真はおもに和田美登里さん撮影)


【1】原告団総会の全体的な内容

  • 原告団長の挨拶-講演者の紹介をかねて…竹本 修三 原告団長
  • 記念講演…「原発裁判と裁判官の責任」元福井地裁裁判官 樋口 英明 さん
  • 京都地裁の大飯原発差止訴訟について
    • 弁護団より挨拶…中島 晃 弁護団長代行
    • これまでの裁判の経緯と今後の見通し…渡辺 輝人 弁護団事務局長
  • 原告団・世話人会から
    • 報告とアピール,総会スローガンの提案…吉田 明生 原告団事務局長
  • 原告の皆さまからのご質問,ご意見など
  • 世話人会からの報告や総会スローガンの確認

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【2】弁護団報告の概要…渡辺 輝人 弁護団事務局長

(以下,撮影は和田美登里さん)


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【3】当日配付資料…PDFファイル

→ 2019年総会配付資料(A4で19ページ。会計報告ページは略)
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【4】樋口英明元裁判官の講演を聴きました

増尾誠

 大飯原発再稼働差止め判決を出した樋口元裁判官が、6月1日に京都地裁大飯原発差止訴訟第7回原告団総会で「原発裁判と裁判官の責任」の題で講演されました。会場のハートピア京都の大会議室(定員200席)は補助いすが出るほどの超満員でした。大変良い講演でしたので少し紹介します。

原発差止訴訟で地震を理由として差し止めを認めたのは、樋口裁判長と大津の山本義彦裁判長の二人だけで、止めなかったのは15人にもなるが、この違いは原発の怖さを心底知っていたかどうかだと云ってました。樋口さんは、温厚な語り口で、伊方のように高度な専門技術訴訟としてのつじつま合わせの先例に習う必要はなく、社会通念としてのものの道理にかなっているかで判断されるべきだと語っています。この判決が圧力に屈することなく特別に勇気あるものなどという評は全くの見当違いで、いかに「当たり前」の結論であるかを平易に説明してくれました。

原発の耐震強度は大飯の設計基準では建設当初は405ガル(稼働中の現在でも856ガルにすぎない)でしたが、実際に観測された我が国の記録では4022ガル(宮城内陸地震2008)を最高に、1000ガルを超えるものも多数あります。東日本大震災では宮城県で2933ガルが観測されていますが、震源地から離れている福島第一原発では600―700ガルでそれほど揺れていないのに、この大参事です。

ところで、三井ホームの耐震基準は5115ガル、住友林業は3406ガルだそうです。それに、住宅メーカーは何十回となく実験をしており、机上の空論でコンピューターに数字を入れているのと違います。だから原発より一般住宅の方が安全です。容認派の理論の強振動予測理論などによる「大飯には700ガル以上は来ません」などというのは全くの仮説にすぎず、考慮するに値しない。

裁判官の伝統に反して、高裁で破られた自分の判決の中身について裁判官を辞めた後で話をするのは、これが普通の事件でなく、国の存続の問題であり、その危険性を知ってしまった以上はそれをしゃべるのが私の責任だと云ってました。

その他、最高裁の裁判官になる人かどうかは経歴を見ればわかる(定年までの40年ほどのうち、裁判官としては20年以内だけで、法務省などに出向した人)などなど盛り沢山でした。

この論旨は、岩波の世界2018.10月号(p.58-69)に載っていますが、その中の一文「多くの原発が自分が住んでいる家や自分の勤めている会社のビルよりも弱いということ、そしてその根拠が不可能とされる地震予知に基づくものであることは、間違いなく電力会社が最も国民に知られたくない情報である」はなかなか説得力あります。

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◆京都地裁所長あてに,二度目の申入書を提出

◆点字ブロックの上にある所持品検査の設備(京都地裁)
点字ブロックの上にある所持品検査の設備(京都地裁)


申 入 書

2019年5月31日

京都地裁においては,4月より庁舎に入るときに所持品検査が実施されています。私ども原告団の申し入れ(1月31日付→こちら),弁護団の申し入れ(3月28日付→こちら)は,無視された形になっています。そして5月9日の私どもの裁判期日では,いろいろな問題がありましたので,以下,厳重に申し入れます。

京都脱原発原告団は,累計で3,323名の原告がいます。口頭弁論期日には,原告席に30数名,傍聴席も合わせると100名以上が庁舎に入っています。この人数に対して,所持品検査の体制があまりに貧弱ではないでしょうか。庁舎外に長い行列ができて,待たされました。その日は天気も良くて気温もほどほどでしたから良かったものの,これが,風雨,雷雨,炎暑,吹雪などの悪天候でしたら,庁舎外で長い列をつくったりはできません。

現状では,庁舎内に待機することも可能です。しかし,庁舎内で待機していたとしても,傍聴券の抽選にはずれたら,庁舎を出ることになるので,その場合は,受ける必要のなかった(すなわち,最小限に留めたかった)金属探知機による電磁波検査を受けさせられただけに終わります。検査を受けずに待機できる場所を,庁舎内に用意してください。

傍聴者の中には,高齢で杖を離せない方,車いすの方,松葉杖の方,などもおみえです。裁判所の出入口を一つだけにしてしまっては,そういう傍聴者の移動の負担を増すものです。せめて,閉じられてしまった他の三つの出入口(東側,南側,西側の出入口)も,出ることだけは可能なように改善すべきではないでしょうか。こんなことはすぐにできるはずです。

所持品検査の設備が視覚障害者誘導用ブロックの上に載っている点は,私ども原告の指摘などでご存じかと思いますが,司法記者クラブには通報しました。法の番人が法を犯してどうするのですか。

今回のような所持品検査の必要はまったくなく,裁判を受ける権利の侵害です。長い時間をかけて,無駄な作業をしただけです。私どもからみると,裁判所がさらに遠のいた感じです。当日の法廷内,傍聴席は不機嫌な空気が充満していました。裁判所が始めた所持品検査には,あくまで反対ですが,上記のように改善することができる点は,いくつもあるはずです。

以上,ご検討いただき,遅くとも6月末までには文書にて回答してください。


◆司法記者クラブでは,点字ブロックの上にものが載っている状態は直ちに違法ではない,係員もいることだし,と聞きました。しかし,どこでも点字ブロックの上はあけておきましょうというのが常識であり,そうした感覚からすれば,おかしいと思います。係員がいるといっても,混雑しているときに機能するとは思えません。
◆以下は,町で見かける黄色い視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)の状態です。車イス用の通路確保とともに,保護されています。自転車などの駐輪を防ぐための赤いコーンが置いてあります。


◆朝日新聞にも投稿,6/5に掲載されました。

京都地裁は4月から来庁者を対象に所持品検査を実施しています。複数あった出入り口も1カ所に限定。私が事務局長を務める京都脱原発原告団と弁護団は、裁判を受ける権利の侵害であるとして検査中止を申し入れました。
先日は100人超の関係者が来庁、検査待ちの長い行列が庁舎外にできました。車いすや杖を使う方々に庁舎外での待機や移動で負担をかけないよう、検査を受けずに傍聴席抽選の結果待ちができる場所が庁舎内に欲しいと思います。出入り口も複数必要です。
東京家裁では3月、女性がゲート式金属探知機より手前の建物内で夫に刺殺される事件が起きました。現状の所持品検査が有効か、議論があります。とりあえず、検査のあり方については改善すべき余地があると思います。
所持品検査の設備が視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)の上に載っていることも気になりました。法の番人である裁判所なのですから、障がいのある方々へ配慮をお願いします。