原告団総会」カテゴリーアーカイブ

◆7/3、第9回原告団総会の報告

◆京都脱原発原告団は,「原発の再稼働を許さず,すべての原発を廃炉に」と、7月3日(土)ハートピア京都(京都市中京区)と、オンラインZoomとで、第9回原告団総会を開きました。

◆総会案内のクロネコメール便…発送数は 2,766通。不達戻りについては、今後、メールや郵便で、住所変更の問い合わせをします。

◆当日の参加者数は、会場参加40名、Zoom参加35名。今回は、コロナ下でもあり、原告以外に積極的な宣伝をしてこなかったので、数は少なくなりました。ただ、7/3総会当日は、関電が大飯原発3号機の運転を再開することになり(一次系スプレー配管の損傷で昨年から配管取り替え工事をしていた)、京都からの抗議行動参加者は早朝よりマイクロバスでおおい町に出かけたりしていますので、その影響もあったと思われます。

◆Zoom参加者の数は注目できる水準でした。設定上で不案内な点が多々ありましたが、世話人のかたや原告らに全面的に支援してもらい、うまくいきました。今回の総会は、今後の総会運営(Zoom併用での開催)の糧になると思われます。

◆総会の記念講演は、避難問題にテーマにした内容で、3月の水戸地裁判決との関係でとくに時宜にかなったものでした。講師の池田豊かさんは、現地を地道に調査して避難の困難性、自治体行政のあり方を問題視されてきました。そうした問題意識がよく理解できる内容でした。

◆会場でのカンパ集約は、3万円ほどでした。オンライン参加の方からもカンパを出してもらえる方法があると良いのですが(^ ^;;

◆受付配付資料、講演(池田豊さん)の講演資料は、原告団Webサイトからダウンロードできます→ こちら

◆汚染水海洋放出反対の決議文は、(1)内閣総理大臣 菅義偉 様、(2)経済産業大臣 梶山弘志 様、(3)環境大臣 小泉進次郎 様、(4)東京電力ホールディングス株式会社 代表執行役社長 小早川智明 様あてに送付済み。

◆なお、原告の方が、オーストラリアの知人に決議文を送られたとのことで、以下の返信メールが来たという報告がありました。
*****
福島原子力発電所に関する最新情報をありがとうございます。
この情報を、賛同してくれそうな多くの人に伝え、決議文のコピーをメールで回覧しました。この訴訟の原告団総会の決議文を翻訳したものは、重要な問題点を明確にしていますね。
*****

◆講師の池田豊さんより
・講演の機会をいただき、大変感謝しております。
・現在全国の立地・周辺自治体にある自治体問題研究所に呼びかけて、避難計画に関する自治体調査を実施する計画を進めております。何とか年内にはまとめられるようにしたいと考えております。その時はご連絡させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。

◆感想、意見など
・行きたかったのですが、高齢の母の中距離介護もしているのでZoom参加にさせていただきました。たいへん学ぶことの多い総会でした。
・私も母の介護で世話人として何もできず、申し訳ありません。避難について、大変勉強になりました。今回のZoom、会場に行けない場合、便利でとても良かったと思います。Zoomについては、感じ方に個人差があるようですが、私は全然違和感なくエンジョイしてます。その場にいるような臨場感があります。
・日頃のご尽力に感謝し敬意を表します。昨日の総会にZoomで参加しました。記念講演は、行政現場の視点からの説得力のある内容で、たくさんのことを学ばせていただきました。一緒に聴視した家族の参加申込書を添付します。


【このページの最初に戻る】


◆7/3、第9回原告団総会、当日配付資料などのダウンロード

(1) 当日の配付資料は、以下にPDFファイルで公開し、すべての原告や関心のある方々にダウンロードしていただけます。ただし、会計報告のページのみ白紙にしていますので、原告の方で、会計報告を見たいという方は、個別に原告団事務局にメールなどでご請求ください。
こちら。ファイル名は「2021-07-03–Web2.pdf」。

(2)記念講演の資料も、同様にダウンロードしていただけます。
こちら。ファイル名は「ikdedaorg–2021-07-03.pdf」

◆7/3、第9回原告団総会、Zoom参加について

┌─────────────────────────────────
7/3 第9回原告団総会 オンライン参加について
└─────────────────────────────────

◆今回の原告団総会は、ハートピア京都の会場と、Zoomミーティングのオンライン配信の両方で開催します。オンラインで参加するには、以下のアドレスにアクセスしてください。
→ https://us02web.zoom.us/j/89707259148?pwd=TjMvWU1OVTEwQUtaNlIzRnlVaFdRUT09
(上記アドレスでは、ワンクリックでアクセスできますが、ミーティングIDとパスコードを入力する場合は、ミーティングID:897 0725 9148、パスコード:20210703 となっています)

◆◆原告団総会の配付資料は、原告団のWebサイトで公開し、すべての原告や関心のある方々にダウンロードしていただけるようにしています。講演者の資料も同様です。ただし、サイトでの公開資料は会計報告のページのみ白紙にしていますので、原告の方で、会計報告を見たいという方は、個別に原告団事務局にメールなどでご請求ください。

◆◆◆原告団総会は、13:30開始、16:30に終了予定です。
Zoom配信は、12:30頃からテストをはじめる予定で、終了は17:00頃の予定です。

┌─────────────────────────────────
Zoomミーティングに参加する方法
└─────────────────────────────────

◆Zoomミーティングに参加する前に、まずZoomをインストールします。

(1) パソコンから参加する場合は、Zoomを事前にインストールする方法と、インストールせずにブラウザ(Internet ExplorerやChromeなど)から参加する方法がありますが、ZoomをPCにインストールした方が簡単で便利に利用できます。以下から、無料アカウント登録を行います。
→ https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

(2) スマートフォンやタブレットで参加する場合は、初回のみまずZoomアプリをインストールする。
→iPhone、iPad の場合…https://apps.apple.com/jp/app/zoom-cloud-meetings/id546505307
→Android の方の場合…https://play.google.com/store/apps/details?id=us.zoom.videomeetings&hl=ja

(3) 以上のくわしい説明は、下記サイトを参照ください。
→ https://www.crie.co.jp/setouchi/column/409/

◆◆Zoomのインストールが完了したら

(4) 以下のURLをクリック。
→ https://us02web.zoom.us/j/89707259148?pwd=TjMvWU1OVTEwQUtaNlIzRnlVaFdRUT09

(5)「ミーティングを起動」または「Zoom Meeting を開く」をクリックすると、Zoomミーティングに参加できます。

┌─────────────────────────────────
オンライン参加についての注意点
└─────────────────────────────────

(1) 講演中は、参加者の皆さまのマイクは、ミュートにさせていただきます。

(2) Zoom画面は、スピーカービューでご覧いただくと(画面右上で選択)、発言者が大きく映ります。

(3) 講演内容について質問のある方は、チャットで意思表示をお願いします。
司会から指名させていただきますので、マイクのミュートを解除してお話しください。
ただし、質問は会場を優先させていただきますので、ご容赦ください。
(チャットにお書きいただければ、後で当方で確認できます。)

(4) 講演や、原告団からの報告についての感想やご意見は、チャットで提出してください。 終了後、しばらくの間、Zoomを接続したままにしておきます。

(5) 原告団事務局からの報告、大会スローガン、汚染水放出反対の特別決議は、参加者の皆さまの多数の賛成で採択します。
オンライン参加者は、画面下のメニューから「リアクション」を選択していただき、「手を挙げる」「拍手」「いいね」などを選択して意思表示をお願いします。

(6) この原告団総会は、記録のため録画しています。不都合がある方は、カメラをオフにするなど、ご注意ください。

(7) チャットとは
・マウスを画面下に移動すると、メニューが表示されます。画面下に表示されるメニューの「チャット」というボタンを押します。
・画面右側にチャット画面が表示されます。
・右下の「ここにメッセージを入力します」という箇所にメッセージを入力します。
・パソコンの[Enter]ボタン を押すと送信されます。

◆第8回原告団総会の報告

◆京都脱原発原告団は,「原発の再稼働を許さず,すべての原発を廃炉に」と
6月27日(土)ハートピア京都(京都市中京区)で第8回原告団総会を開きました。

◆新型コロナウィルス感染を防ぐために,200人の会場でしたが,参加者を半分程度とし,事前の宣伝などを控えました。その結果,参加者は84名でした。Facebookでは,ある参加者の感想として

> 人数調整のために入れない場合も予想していたけれど、そんなことはなく、
> むしろ、参加者が少ないくらい。「コロナ明け」と考えると、こんな感じ
> かな?と、思ったりもあるけれど、少し寂しい感じ。

という書き込みがありました。昨年の総会は200名を越える参加者があったことを思うと,確かにそう言えます。しかし,コロナ下の人数としては,妥当なところに収まったと思います。

◆閉会時に参加者の皆さまから多額のカンパをいただきました。ありがとうございました。

◆プログラム
【1】原告団長の挨拶…竹本 修三 原告団長
【2】弁護団から挨拶…中島 晃 弁護団長代行
【3】弁護団からの報告,裁判の経緯と今後の見通し…渡辺 輝人 弁護団事務局長

【4】記念講演…石原 和弘 先生「日本の火山噴火予知の現状」

【5】原告団・世話人会からの報告…吉田 明生 原告団事務局長
【6】会場からの意見,アピールなど意見交換。世話人会からの報告の確認


◆受付配付のPDF資料…出口治男弁護団長の挨拶のほか,原告団・世話人会からの報告など。
 
2020年総会資料


【このページの最初に戻る】


◆第8回原告団総会のお知らせ

京都脱原発原告団…大飯原発差止訴訟[京都地裁]…は,
下記のように2020年原告団総会を開きます。
 
●日時と場所
 6月27日(土)13:30~
 ハートピア京都(京都市営地下鉄 烏丸線「丸太町」駅下車すぐ上)
●記念講演…当初予定は,下記のお二人でしたが,②島崎邦彦さんの講演は取りやめ
 講演① 石原和弘さん「日本の火山噴火予知の現状」
 講演② 島崎邦彦さん「大飯原発と熊本地震」……取りやめ
 

総会は規模縮小などの対応で開催

    • 新型コロナウィウルスの影響により,社会的な活動全般が抑制されていますが,原告団世話人会としては,以下の対応の元で,原告団総会を開催します。
    • 参加者は先着100名。会場のハートピア京都のホールは,200名定員ですが,参加者を制限させていただきます。別に講師,弁護団,世話人用などに20名程度までの椅子,机を用意します。
    • アルコール消毒。1階正面玄関入口に会館備え付けのものがあり,別に会議室前に置くものは一つ貸してもらえますので,その使用を徹底します。
    • マスク着用。ホール入口で目視チェックするとともに,熱がないことを口頭で確認します。
    • 時間を短縮。記念講演は,石原先生と島崎先生のお二人を予定していましたが,石原先生お一人になります。島崎先生は,来年の総会などまたの機会とします。その分だけ,全体の時間を当初予定より短縮します。13:30開会,16:30閉会。
    • 総会後の懇親会は行いません。

【特別のお願い】

    • 発熱や風邪のような症状のある方,体調不良の方は,参加をお控えください。
    • マスク着用は,厳守してください。咳エチケットの励行をお願いします。なお,ハートピア京都でのマスク販売はありません。
    • ・手指の消毒,うがい,手洗いの徹底にご協力ください。

 
【チラシPDF】こちら(ファイル名:2020-06-27-sokai)。以下のチラシにある島崎邦彦さんの講演は取りやめとなりました。
 

◆第7回原告団総会の報告


◆京都脱原発原告団は,「原発の再稼働を許さず,すべての原発を廃炉に」と
6月1日(土)ハートピア京都(京都市中京区)で第7回原告団総会を開きました。
◆参加者は227名でした。
◆閉会時に参加者の皆さまから多額のカンパをいただきました。ありがとうございました。
◆もくじ
【1】原告団総会の全体的な内容こちら
【2】弁護団報告の概要…渡辺 輝人 弁護団事務局長こちら
【3】当日配付資料…PDFファイルこちら
【4】樋口英明元裁判官の講演を聴きました…増尾誠さんのメモこちら
(「原告団総会のお知らせ」チラシなど→こちら
(以下,写真はおもに和田美登里さん撮影)


【1】原告団総会の全体的な内容

  • 原告団長の挨拶-講演者の紹介をかねて…竹本 修三 原告団長
  • 記念講演…「原発裁判と裁判官の責任」元福井地裁裁判官 樋口 英明 さん
  • 京都地裁の大飯原発差止訴訟について
    • 弁護団より挨拶…中島 晃 弁護団長代行
    • これまでの裁判の経緯と今後の見通し…渡辺 輝人 弁護団事務局長
  • 原告団・世話人会から
    • 報告とアピール,総会スローガンの提案…吉田 明生 原告団事務局長
  • 原告の皆さまからのご質問,ご意見など
  • 世話人会からの報告や総会スローガンの確認

【このページの最初に戻る】


【2】弁護団報告の概要…渡辺 輝人 弁護団事務局長

(以下,撮影は和田美登里さん)


【このページの最初に戻る】


【3】当日配付資料…PDFファイル

→ 2019年総会配付資料(A4で19ページ。会計報告ページは略)
【このページの最初に戻る】


【4】樋口英明元裁判官の講演を聴きました

増尾誠

 大飯原発再稼働差止め判決を出した樋口元裁判官が、6月1日に京都地裁大飯原発差止訴訟第7回原告団総会で「原発裁判と裁判官の責任」の題で講演されました。会場のハートピア京都の大会議室(定員200席)は補助いすが出るほどの超満員でした。大変良い講演でしたので少し紹介します。

原発差止訴訟で地震を理由として差し止めを認めたのは、樋口裁判長と大津の山本義彦裁判長の二人だけで、止めなかったのは15人にもなるが、この違いは原発の怖さを心底知っていたかどうかだと云ってました。樋口さんは、温厚な語り口で、伊方のように高度な専門技術訴訟としてのつじつま合わせの先例に習う必要はなく、社会通念としてのものの道理にかなっているかで判断されるべきだと語っています。この判決が圧力に屈することなく特別に勇気あるものなどという評は全くの見当違いで、いかに「当たり前」の結論であるかを平易に説明してくれました。

原発の耐震強度は大飯の設計基準では建設当初は405ガル(稼働中の現在でも856ガルにすぎない)でしたが、実際に観測された我が国の記録では4022ガル(宮城内陸地震2008)を最高に、1000ガルを超えるものも多数あります。東日本大震災では宮城県で2933ガルが観測されていますが、震源地から離れている福島第一原発では600―700ガルでそれほど揺れていないのに、この大参事です。

ところで、三井ホームの耐震基準は5115ガル、住友林業は3406ガルだそうです。それに、住宅メーカーは何十回となく実験をしており、机上の空論でコンピューターに数字を入れているのと違います。だから原発より一般住宅の方が安全です。容認派の理論の強振動予測理論などによる「大飯には700ガル以上は来ません」などというのは全くの仮説にすぎず、考慮するに値しない。

裁判官の伝統に反して、高裁で破られた自分の判決の中身について裁判官を辞めた後で話をするのは、これが普通の事件でなく、国の存続の問題であり、その危険性を知ってしまった以上はそれをしゃべるのが私の責任だと云ってました。

その他、最高裁の裁判官になる人かどうかは経歴を見ればわかる(定年までの40年ほどのうち、裁判官としては20年以内だけで、法務省などに出向した人)などなど盛り沢山でした。

この論旨は、岩波の世界2018.10月号(p.58-69)に載っていますが、その中の一文「多くの原発が自分が住んでいる家や自分の勤めている会社のビルよりも弱いということ、そしてその根拠が不可能とされる地震予知に基づくものであることは、間違いなく電力会社が最も国民に知られたくない情報である」はなかなか説得力あります。

【このページの最初に戻る】


◆第7回原告団総会のお知らせ

京都脱原発原告団…大飯原発差止訴訟[京都地裁]…は,
下記のように原告団総会を開きます。
●日時と場所
6月1日(土)13:30~
ハートピア京都(京都市営地下鉄 烏丸線「丸太町」駅下車すぐ上)
●記念講演
「原発訴訟と裁判官の責任」
元福井地裁裁判官 樋口英明 さん
●チラシPDFは→こちら(ファイル名:2019-06-01-sokai)。

◆第6回原告団総会の報告

◆京都脱原発原告団は,「原発の再稼働を許さず,すべての原発を廃炉に」と7月22日(日)ハートピア京都(京都市中京区)で第6回原告団総会を開きました。
◆参加者は154名でした。
◆閉会時に参加者の皆さまから多額のカンパをいただきました。ありがとうございました。

(「原告団総会のお知らせ」チラシなど→こちら

【竹本修三・原告団長】

  • 開会挨拶と講演の講師紹介。くわしくは→こちら

【平原和郎・京大名誉教授】

  • 「地震予知連会長に聞く日本の地震予知の現状」と題して講演。2011年の東北地方大地震においてプレート境界で50メートル以上滑ったのは予想外であったこと,南海トラフの大地震には火山災害なども重なる可能性があるが,確度の高い地震予知はかなり難しい現状を指摘しました。また講演後,参加者からの質問に答え「災害列島の日本では多くの研究者は,原発はない方がよいと思っているのでは」などと述べました。

【休憩時間中に紙芝居を上演】

  • 原告団作成の『なくそう げんぱつ』
  • ネット上でご覧いただけます。→こちら

【渡辺輝人・弁護団事務局長】

  • この訴訟は大飯原発1~4号機の運転差し止めを求めたものであるが,すでに1~2号機の廃炉が決定しており,半分勝訴していることを評価すべきだと述べました。この廃炉は,多くの脱原発裁判,粘り強い市民の運動,世論の成果と強調。原告3323人ののうち8割をしめる京都府民が,大飯原発の過酷事故では避難が困難であることを追及していきたいと主張しました。

【中島晃・弁護団長代行】

  • 新聞コラムを引用し「法治国家」の崩壊,「放置国家」「呆痴国家」の出現を警告。裁判の勝利をめざそうと訴えました。

【福山和人・弁護士】

  • 3月の府知事選挙の候補者として奮闘しながら,選挙のときに配付した「クリーンな自然エネルギーで元気な京都を」というチラシを紹介(当日資料で配付)。新しい社会をつくっていこうと訴えました。

【島田広・弁護士】

  • 「福井から原発をなくす裁判の会」の弁護団長として,7/4,名古屋高裁金沢支部による不当な判決を強く批判し,最高裁に上告したかったが,断念した思いを語りました。
  • くわしくは→こちら

【吉田明生・原告団事務局長】

  • この間の裁判の経過,原告団の活動,会計報告,総会スローガンの提案を行いました。その後,会場からの質疑応答,アピールなどがあり,最後の総会スローガンなどを了承して,閉会しました。
    • 原告団・世話人会からの報告→こちら
    • 第6回原告団総会のスローガン→こちら
    • 書籍や資料など→こちら
    • このあたりプレートについて→こちら

  • 総会のときに受付で配付しました資料は,若干の残部があります。原告の方で,ご希望の方にはお送りしますので,事務局 「 kyotodatsugenpatsubengodanアットgmail.com 」(「アット」は「@」に変更してください)にご連絡ください。

【補足…おもな質問】

  • 非常に専門的な講演で,素人にはとても難しいものでした。結局は,全庁的な現象も殆ど確実なものはないと,ということが結論でしょうか?
    となると,地震がいつ起こってもよいような対策を進めていく以外ないと思われますが,今回の西日本暴雨は地震ではありませんでしたが,大規模な土砂崩れが各地に多発し,特に電車の電車の線路の地盤がくずれると,生活物資も送れないし,人々の日常生活もできなくなる事態を見て,地震の時でもこのような土砂くずれが多発すると思われますが,このような危険な線路は日本に多くあるのではないでしょうか?
    このようなことに対しての対策は,どうすればいいのでしょうか? 先生のご専門とははずれたものですが,何か提言があればお願いします。
  • アスペリティの挙動を考えると,地震の予知さらに耐震設計は不可能で,原発は安全であると証明できないと考えて良いですか。

【補足…おもな感想】

  • 大変勉強になった総会でした。学習会の内容についてはじっくりゆっくり再学習自習をしなければなかなか頭に入らないので,自宅で頑張ります。若狭の方々が奮闘されたのに最高裁への上告をやめたこと,勇気あることだと思いましたが,報告を聞いて裁判官の事も知ることが出来,権力のおそろしさも感じます。森友,加計が,又日報や報告書のかきかえが罪にならない一方で,国民の要望にこたえない権力側のことをよく学習することが,これからもっと重要だと思いました。毎週金曜の関電スタンディングアピールにぜひ皆さん参加してもらいたいです。送電線学習会,残念な事に参加出来ません。又昼間の企画もお願いします。…H.Yさん(下京区)

◆[第6回原告団総会]竹本修三・原告団長の開会挨拶と講演の講師紹介

[2018年7月22日 第6回原告団総会]

開会にあたって(講師紹介をかねて)

原告団長 竹本修三

◆私は昭和40年(1965年)に京大理学部を卒業し、宇治にある京大防災研に新設された地震予知計測部門の助手となり、伸縮計や傾斜計を用いた地震前後の地殻変動の研究に従事しました。

◆今日の記念講演をお願いした平原和朗さんは、私の10年後の昭和50年(1975年)に京大理学部を卒業し、院生として防災研に入ってきましたが、その後、防災研の助手となりました。私は平原さんに手伝ってもらって、京大宇治構内にレーザー伸縮計を設置して、「地表に設置されたレーザー伸縮計による土地伸縮変化の観測」という学術論文を仕上げたこともありました。

◆私は、平成元年(1989年)に京大理学部助教授として、地球物理学教室の出身講座に戻りましたが、それまで20年以上にわたって防災研の助手を務めました。その間に接した院生のなかで、一番優秀な院生が平原和朗さんでした。そこで、平原さんを何とか京大の地球物理学教室に欲しいと考えておりましたが、平原さんは平成2年(1990年)に京大防災研の助教授に昇進した後、平成8年(1996年)には名古屋大学の理学研究科教授に引っこ抜かれてしまいました。そのときに、とても残念に思いましたが、致し方ありませんでした。

◆ところで、私の2年上の地球物理学教室の同じ講座の卒業生に尾池和夫さんがいました。彼は、京大の理学部長・副学長を経験した後、平成15年(2003年)に京大総長になりました。それまで尾池さんは地震予知連絡会の委員でしたが、総長と予知連の委員との兼務はできないということで、私のところに予知連の委員のお鉢が回ってきました。そこで、平成16年(2004年) 1月から尾池さんに代わって、私が地震予知連絡会の委員を務めることになりました。

◆尾池さんの総長就任後、地球物理学教室で後任の教授人事が始まりました。 京大理学部・理学研究科では、ポストが空かないと、次の人事選考は始められないことになっています。選考委員会ではいろんな意見が出ましたが、私は一貫して名古屋大学の平原和朗教授を推しました。幸い、選考委員会では、この意見が通りました。そして、尾池さんの後任教授として平原さんを推すことが決まり、理学部教授会でもそれが承認されました。そして、平成17年(2005年)9月に平原和朗さんが名古屋から京都に戻って来られました。

◆平原さんが京都に来られたら、地震予知連絡会の委員のポストを彼に譲ろうと考えておりました私は、平成18年(2006年) 3月31日付で地震予知連絡会の委員を辞任し、同年4月1日付で平原さんが予知連の委員に就任しました。そして平原さんは、平成24年(2012年)11月より、地震予知連絡会の会長を務めておられます。

◆今日は「日本の地震予知の現状」をいう記念講演を平原さんにお願いしてありますが、私がこれまで京都地裁で意見陳述した内容と矛盾しないであろうと思っております。しかし、彼も偉くなったので、どんな話になるか、皆目、見当がつきません。

◆なお、昨年6月の第5回原告団総会で「耐震安全性における科学の問題」と題する記念講演をお願いした東大地震研究所教授の纐纈一起さんも今日の原告団総会に、お見えになっています。纐纈さんには平原さんの講演終了後に、短いコメントをお願いしたいと思っております。また、福井の「大飯原発訴訟控訴審」の弁護団長である島田広弁護士も遅れてお見えになることになっています。機会があればご紹介したいと存じます

◆では、平原先生、よろしくお願いいたします。

[◆第6回原告団総会の報告]に戻る

◆[第6回原告団総会]原告団・世話人会からの報告

[2018年7月22日 第6回原告団総会]

[1] 京都地裁における大飯原発差止訴訟

◆京都地裁における大飯原発差止訴訟は,すべての原発を止めるための第一歩です!

◆福島第一原発の過酷事故(2011年3月11日~)のあと,国内の稼動原発はゼロの状態になっていました。ところが,福井県にある関西電力・大飯原発は,当時の民主党政権のもと2012年7月に再稼働が強行されました(3・4号機)。京都脱原発弁護団・原告団は,大飯原発の運転差し止めと損害賠償を求め,2012年11月29日,京都地裁に1,107名の原告で運転差止の裁判を起こしました。

◆大飯原発は2012年の再稼働後,2013年9月に定期検査にはいって止まりました(3・4号機)が,2018年3月(3号機),5月(4号機)から再稼働されています。なおこの間,1・2号機の廃炉が決定しました(2017年12月)。

◆私たちは,多くの市民でたたかう脱原発訴訟をめざし,原告募集をすすめてきました。2013年12月に856名で第二次,2015年1月に730名で第三次,2016年1月に393名で第四次,2017年2月に184名で第五次,2018年3月に53名で第六次[追加]提訴を行い,現在,原告総数は3,323名となりました。原告募集はこれで終了しました。

◆京都地裁の大飯原発差止訴訟では3,323名が原告となっているほか,裁判傍聴は原告以外も多くの市民が参加しています。市民の願い,弁護団の熱意,研究者の知恵を結集して,脱原発を実現しましょう。

◆私たちは,開廷の前には毎回,裁判所周辺の30分程度のデモを行って,脱原発裁判の意義を市民に訴えています。14:00開廷の場合,12:15に京都弁護士会館前からスタートしています。

◆現在の弁護団,原告団の体制は以下の通りです。
・弁護団長…出口治男 弁護士。弁護団長代行…中島晃 弁護士。弁護団事務局長…渡辺輝人 弁護士。
・原告団長…竹本修三 京大名誉教授。原告団事務局長…吉田明生。事務局次長…山崎正彦,田中善久。

[2] 法廷での追及

◆これまでの各回の口頭弁論(2013年7月第1回~2018年6月第20回)の概略は,本総会案内のチラシとともに,全原告にお送りしました。また,訴状は,第六次原告まで,すべての原告にお送りしました。

◆最近では,本年3月27日に第19回口頭弁論,6月5日に第20回口頭弁論と回を重ねています。その中で,事故が起こった際の避難が困難であること,そして大飯原発の安全性,設定された基準地震動への疑問について,着々と主張を積み重ねています。

◆次回第21回口頭弁論は9/4(火),第22回は11/20(火)。時間はいずれも,14:00開廷です。

◆被告・関西電力は,主張するだけで保有している根拠資料すら提出せず,それどころか原発の地域特性の調査として当然になすべき重要な調査がなされないままです。また実施された調査結果は「科学技術を冒涜する所作」以外の何物でもないと言えるほどに,基準地震動が小さくなるよう歪めて評価していることを明らかにしました。
◆2017年12月に関西電力が高経年原発である大飯1・2号機の廃炉を決定したことは,私たちの大きな勝利ということができます。安全対策費が膨大になり,経済的合理性からペイしなくなったのです。

[3] 大飯原発,各地の法廷での追及

◆福井地裁…2012年11月,大飯原発3・4号機の運転差止を請求した(福井から原発を止める裁判の会)のに対し,2014年5月,その運転差止を命じる勝利判決が言い渡されました(樋口英明裁判長)。福島第一原発事故後初めての原発運転差止訴訟の判決は,歴史的な住民側勝訴判決となりました。その後,同じ裁判長の下で運転差止の仮処分も出されました。しかし,仮処分は福井地裁の意義審で覆され(林潤裁判長),名古屋高裁金沢支部の控訴審も2018年7月差止を認めない判決により覆されました(内藤正之裁判長)。

◆大津地裁…2013年12月,美浜,大飯,高浜の各原発で,関電,国に対し運転差止を請求して,審理が続いています(7/12第19回口頭弁論。福井原発訴訟[滋賀]を支える会)。なお,2016年3月には,関西電力高浜原発3・4号機の運転を禁止する仮処分決定が出て(山本善彦裁判長),稼働中だった3号機は運転を停止しました(4号機はトラブルで停止中)が,2017年3月,大阪高裁で覆されました(山下郁夫裁判長)。

◆大阪地裁…2012年6月提訴の大飯原発3・4号機行政訴訟は,審理が続いています(9/10第27回口頭弁論。美浜の会)。2017年12月に大飯原発3・4号機運転差止の仮処分が提起され,現在,審尋が続いています。

[4] この一年間の原告団のおもな活動

(1)毎月1回の原告団・世話人会

①原告団・世話人会の成立(2013/2/9)後,毎月1回,土曜日の午前に世話人会を開催しています(2018/7/7に第66回)。原告団の事務,いろいろな取り組み,裁判期日の内容の確認などを行っています。

②現在,原告団・世話人会は27名の世話人で構成しています。一昨年総会時の世話人は22名でしたので,新しい人が増えています。世話人は,随時,募集しています。

(2)広瀬隆さん&守田敏也さんジョイント講演会~日本列島の全原発が危ない!
次の大事故で市民の命と生活は?

①【2018年2月17日】お二人の熱意あふれる講演で,原発と闘う決意を新たにさせたと思います。参加者は222名で,ほぼ会場いっぱいの満席になりました。広瀬さんの本,守田さんの書籍を販売しました。

②閉会後もロビーにて講師を囲んで交流してもらうことができました。その後,懇親会を設けました。

(3)京都府知事選挙で,弁護団の福山和人さんを推薦

①【2018年3月22日告示→4月8日投票】
・福山和人さんは,京都脱原発弁護団の一員として奮闘されてきました。京都脱原発原告団は,立候補を予定されているかた二人に原発に関する政策を質問しましたが,福山和人さんは,推薦するのにふさわしい回答でした。

②質問と回答は,原告団Webに掲載。選挙結果は,質問状に答えなかった相手候補が当選しましたが,福山和人さんは,多くの市民の運動にも支えられて,その奮闘はめざましいものがありました。

(4)原告名簿,原告団ML,原告団Webの管理

①原告の皆さまへの連絡は,郵送希望の原告(1,000円の実費で登録)のほかは,原告団メーリングリスト(一斉メール送信,ML)で行っています。できるだけメールアドレス(携帯可)の登録をお願いします。また,最近,配信停止となるメールアドレスが増えていますので,携帯の機種変更などでメールアドレスが変更になった場合は,再度,事務局宛にご連絡ください。

②原告の皆さまで,住所が変更になった場合も,事務局宛にご連絡ください。

③原告名簿,原告団MLの管理につきまして,かなり改善を図りました。しかし,専従者がいる訳ではなく,あくまでボランティアベースの活動ですので,行き届かない点もあるかと思われます。今後とも,原告の皆さまのご協力を得て可能な範囲で改善していきますので,お気づきの点はご指摘ください。

(5)原告団が協力してきた署名など

①原発賠償京都訴訟の公正判決要請署名…終了しました。原発賠償京都訴訟は,2018年3月に判決がでましたが,避難者原告団は大阪高裁に控訴しました。大飯原発差止訴訟の原告団は,これまでと同様に引き続き全力で支援していきます。

②原発の電気はいらない署名…2017年3月から始め,2017年末で9111筆,2018年5月現在で,累計9801筆になりました。この署名は,引き続き集めています。

(6)缶バッジマシンの貸し出し

・缶バッジをつくるための缶バッジマシンは,京都木津川マラソンの東日本震災復興支援に応募して援助を受けたものです。
・マシン本体は他団体への貸し出しに応じています(無料)。パーツを用意されれば(対応パーツは「バッジマン」製),各団体でオリジナルの缶バッジをつくることができます。事務局にご連絡ください。

[5] 世話人会からの提起とお願い

(1)これからの運動の方向

・脱原発といってもいろいろな運動の形があります。また,それぞれの人には,得手,不得手のフィールドもありますし,好き,嫌いのフィーリングもあります。しかし,民主主義をめざす,脱原発の社会を実現するという共通点があるのですから,お互いの取り組みを尊重しあいながら,いろいろな動きが少しずつ足し算されていく感覚で多方面に伸びていく運動を期待したいと思います。
①関電は高浜原発,大飯原発の4基を再稼働し,名古屋高裁金沢支部は大飯原発の運転差止を命じた福井地裁判決を覆しました。この結果,地元の若狭はもちろん,京都府,滋賀県などで原発事故のリスクは各段に高まっています。大小の事故の起きる確率は高まっていますので,原告団としては,今後,舞鶴や宮津など,若狭の原発に近い京都府北部を中心に運動をつくっていきます。

②当面,舞鶴での集会や,「このあたりプレート」の配布を検討します。

③原告の募集が終了しましたので,今後は原告にはなっていない方にも,メールなどで広く訴訟案内などを送るようにします。

④裁判の進行,遠くない将来の判決を見据えて,行政や関電との関係づくりを検討します。この点については,経験のある他団体と協力したいと考えています。

(2)本日のカンパのお願い

・カンパ袋を配付資料にセットにしています。お帰りの際,出口で,ご意見用紙と一緒にお願いします。
・経済情勢の厳しい折りですが,当原告団の活動は,皆さまのカンパによって成りたっています。ぜひとも,ご協力いただきますよう,心からお願い申し上げます。
・領収書が必要な場合は,袋の表に住所氏名などを記入してください。後日,郵送します。

(3)その他いろいろなお願い

・以下,お願いばかりで恐縮ですが,可能な範囲でご協力ください。

①裁判期日には,原告席や傍聴席にて裁判に参加してください。開廷前には,弁護士会館前を出発して裁判所周辺のデモを行い,市民に脱原発裁判をアピールしています。時間などはその都度,ご連絡します。

②陳述書をまだ提出されていない原告の皆さまには,本総会の案内とともに書き方や用紙などを同封していますので,脱原発の思いを陳述書に書いて送ってください。原告になっているからといって,どうしても作成する義務があるというものではありません。あくまで任意ですが,裁判所,裁判官に思いを伝える機会として捉えてください。なお,陳述書のお願いは,今回の総会をめどに区切りをつけます。

③書籍,物品販売に協力してください。

④「このあたりプレート」を活用してください。
ご自分の土地などに,大型看板を出せる場合,ご連絡ください。

[6] 財政について

(1)財政の基本

・弁護団と原告団の活動は,皆さまのカンパでまかなっています。
・財政は弁護団財政一つです。
・弁護団は無報酬で活動しています。
・原告団,世話人の活動も,無償のボランティアが基本です。

(2)会計の報告

・(略)

<[◆第6回原告団総会の報告]に戻る>