◆能登半島地震をみてもまだ原発を動かすのか! 関電などへの申入書に169団体の賛同

・関西電力は、2024年元日の能登半島地震をみてもまだ原発を動かし続けています。1月18日には、能登半島地震のときにはちょうど定期点検で止まっていた美浜原発3号(運転開始後47年の老朽原発)を、予定通り再稼働させました。さらに、1月22日には、高浜原発1号機(運転開始後49年の老朽原発)で、2次系配管からの蒸気もれなどが見つかったにもかかわらず、この原発の出力を40%に抑えて運転し続け、安全軽視の原発依存体質を露呈しました。
・原発は、今すぐ止める以外に安全を確保する道はありません。志賀原発は、3つの幸運(井戸謙一弁護士、→関西電力 闇歴史◆097◆)に恵まれて、大事故の発生には至りませんでしたが、いつまでも幸運に期待することはできません。関電には、能登半島地震で起きた原発への影響を直視し、直ちにすべての原発を止めることを強く申し入れます。
 
・「使い捨て時代を考える会」では2024年元日の能登半島地震をうけ「能登半島地震が原発に与えた影響を直視し、現在稼働中の原発を即時停止させてください」との申入書を、関西電力のほか、首相、経産省、原子力規制委に提出することにしました。
・こうした意思表明は、1月の「バイバイ原発きょうと実行委員会」で発案されましたが、「使い捨て時代を考える会」で文案、賛同団体募集を行うことになったものです。
・1月下旬から団体賛同のお願いをしてきましたが、2/19までに169団体の賛同を得ました。

・提出版の申入書。ファイル名「2024-01-mousiire–kakutei.pdf」。(先にお送りしたものから、若干の字句修正、追加をしていますが、趣旨に変更はありません)
 こちら[104 KB]
・賛同団体一覧
 こちら(京都脱原発原告団 > 市民運動の紹介 > 「使い捨て時代を考える会」より)
・能登半島地震、志賀原発への影響、などについて、申入書の内容に関連する詳しい説明
 こちら(京都脱原発原告団 > 市民運動の紹介 > 関西電力 闇歴史 > ◆097◆)