◆7/3、第9回原告団総会の報告

◆京都脱原発原告団は,「原発の再稼働を許さず,すべての原発を廃炉に」と、7月3日(土)ハートピア京都(京都市中京区)と、オンラインZoomとで、第9回原告団総会を開きました。

◆総会案内のクロネコメール便…発送数は 2,766通。不達戻りについては、今後、メールや郵便で、住所変更の問い合わせをします。

◆当日の参加者数は、会場参加40名、Zoom参加35名。今回は、コロナ下でもあり、原告以外に積極的な宣伝をしてこなかったので、数は少なくなりました。ただ、7/3総会当日は、関電が大飯原発3号機の運転を再開することになり(一次系スプレー配管の損傷で昨年から配管取り替え工事をしていた)、京都からの抗議行動参加者は早朝よりマイクロバスでおおい町に出かけたりしていますので、その影響もあったと思われます。

◆Zoom参加者の数は注目できる水準でした。設定上で不案内な点が多々ありましたが、世話人のかたや原告らに全面的に支援してもらい、うまくいきました。今回の総会は、今後の総会運営(Zoom併用での開催)の糧になると思われます。

◆総会の記念講演は、避難問題にテーマにした内容で、3月の水戸地裁判決との関係でとくに時宜にかなったものでした。講師の池田豊かさんは、現地を地道に調査して避難の困難性、自治体行政のあり方を問題視されてきました。そうした問題意識がよく理解できる内容でした。

◆会場でのカンパ集約は、3万円ほどでした。オンライン参加の方からもカンパを出してもらえる方法があると良いのですが(^ ^;;

◆受付配付資料、講演(池田豊さん)の講演資料は、原告団Webサイトからダウンロードできます→ こちら

◆汚染水海洋放出反対の決議文は、(1)内閣総理大臣 菅義偉 様、(2)経済産業大臣 梶山弘志 様、(3)環境大臣 小泉進次郎 様、(4)東京電力ホールディングス株式会社 代表執行役社長 小早川智明 様あてに送付済み。

◆なお、原告の方が、オーストラリアの知人に決議文を送られたとのことで、以下の返信メールが来たという報告がありました。
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福島原子力発電所に関する最新情報をありがとうございます。
この情報を、賛同してくれそうな多くの人に伝え、決議文のコピーをメールで回覧しました。この訴訟の原告団総会の決議文を翻訳したものは、重要な問題点を明確にしていますね。
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◆講師の池田豊さんより
・講演の機会をいただき、大変感謝しております。
・現在全国の立地・周辺自治体にある自治体問題研究所に呼びかけて、避難計画に関する自治体調査を実施する計画を進めております。何とか年内にはまとめられるようにしたいと考えております。その時はご連絡させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。

◆感想、意見など
・行きたかったのですが、高齢の母の中距離介護もしているのでZoom参加にさせていただきました。たいへん学ぶことの多い総会でした。
・私も母の介護で世話人として何もできず、申し訳ありません。避難について、大変勉強になりました。今回のZoom、会場に行けない場合、便利でとても良かったと思います。Zoomについては、感じ方に個人差があるようですが、私は全然違和感なくエンジョイしてます。その場にいるような臨場感があります。
・日頃のご尽力に感謝し敬意を表します。昨日の総会にZoomで参加しました。記念講演は、行政現場の視点からの説得力のある内容で、たくさんのことを学ばせていただきました。一緒に聴視した家族の参加申込書を添付します。


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