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◆7/16 第42回 期日のお知らせ

◆7/16(火)に第42回期日が開かれます

 2012年11月提訴以来、12年になろうとしていますが、次回 7/16(火)からは、最終段階の証人調べになります。
 私たちは、全ての原発廃炉を願い、憲法とそれを支えるべき裁判官の良心と勇気に期待しています。しかし、裁判官を本当に動かすのは、多くの人が注目していることを示す、市民の運動と世論です。

 皆さまの、目に見える応援が力になります。どうぞ京都地裁にお越しください。

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◆7/16の裁判の内容

・5人の原告が、避難の困難性などについて証言します。
・詳細はこちら[106 KB]をご覧ください。

・それぞれの原告について、原告弁護団から主尋問があり、その後、被告弁護団から反対尋問があります。

・今回、以下の点にご注意ください。
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・開廷前の裁判所周辺デモは、行いません。
・模擬法廷は、開きません。
・閉廷後の報告集会は、★弁護士会館★(地階ホール)です。
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◆裁判に参加するには

以下の二つの方法があります。

[1] 原告席で参加

・10名を募集します。ぜひ、ご応募ください。
その際に可能でしたら、午前のみ参加、午後のみ参加、全日参加の区別をお書きください(当日に変更していただいても構いません)。

・法廷の中(柵の内側)の原告席に入る原告は、「原告団が」決めます。その名簿を事前に裁判所に届けています。そこで、原告席参加ご希望の方は、

★7月8日(月)★を締切日としますので、
★事務局宛のメール★に「原告席希望」と書き、お名前をご連絡ください。必ず以下のアドレスに送ってください。
  
kyotodatsugenpatsubengodanあっとgmail.com(あっと→半角の@)

・結果は、折り返しの返信メールでご連絡します。
(原告席の希望者が多ければ、締切日前に受け付けを終了します)

・裁判当日は、京都地裁1Fの101号法廷前に待機しています原告団世話人より、原告席券を受け取っていただき、法廷に入ってください。

[2] 傍聴席で参加

・法廷の傍聴席は88席ほどです。「裁判所が」抽選で決めます。

・原告の方、原告でない方も、資格を問わず、誰でも応募できます。
・09:30~09:45(見込)の間に、京都地裁正面玄関前で、抽選リストバンドが配付されます。配付終了後すぐに抽選結果が発表されます。
(傍聴希望者が少ない場合は、抽選はありません)

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◆全体的なタイムテーブル

09:30…裁判所による傍聴券の抽選リストバンド配布開始(見込)
    @京都地裁正面玄関前
09:45…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了(見込)
    直ちに抽選→傍聴券の配布
10:30…開廷。午前は12:10まで、午後は13:30から16:20まで
16:30頃から…閉廷後、★弁護士会館★(地階ホール)で報告集会開始、30分程度

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◆傍聴券

・開廷の1時間くらい前から傍聴席抽選のリストバンド配布が始まる見込みです。正式な開始時間は、開廷日の1週間くらい前からネットで公表されます。「各地の裁判所の傍聴券交付情報」を検索→京都地裁、で表示されますので、ご確認ください→こちら
・午前のみでお帰りになる場合は、傍聴券をスタッフに預けてください。
(裁判所より返却の指示があった場合は、返却してください。)
・午後のみ参加の場合は、スタッフもしくは、空席があれば裁判所職員から、傍聴券を受け取ってください。

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証人として参加される原告の皆さまへ

・既に原告席を確保していますので、申込は不要です。
・担当弁護士からの指示に従って、裁判所にお越しください。
・午後の閉廷後、弁護士会館で報告集会を設定していますので、可能ならば
ご参加ください。
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◆6/4 第41回口頭弁論の報告

 2024年6月4日(火)に京都地裁で第41回口頭弁論が開かれました。
模擬法廷&報告集会は、弁護士会館の地階ホールで行いました。
参加者(弁護団、原告、傍聴など)総数は、93名。
事前のお知らせチラシ→こちら

  • 恒例の裁判所周辺デモは30人前後でしたが、賑やかでした。開廷前デモ、法廷傍聴、模擬法廷、報告集会にご参加の皆さまは、たいへん御苦労様でした。以下、吉見さん撮影。
     
    ▼開廷前のデモ

  • 原告席…14名で募集し、12名の申込を受け付けました。
  • 傍聴席…コロナ禍による制限がなくなり、全席およそ90席が使えるようになっています。今回、抽選にはならず、傍聴席のうまり具合は90%程度でした。
  • この回は、舞鶴市にお住まいの原告、竹下真希子さんが、原発事故避難について意見陳述を行いました。
  • 弁護団からは準備書面で、前回に続き、2024年元日の能登半島地震について…志賀原発の30キロ圏にある放射線防護施設が損傷を受け、避難の困難性がますます明白になったこと、などを述べ、これまでの原告の主張が裏付けられたと主張しました。
    → 原告提出の書面(弁護団の準備書面ほか)は→ こちら
    竹下真希子さんの口頭弁論要旨 は→こちら[123 KB]
  • 閉廷後、進行協議(裁判所、原告、被告の弁護団代表による)があり、今後の証人調べについて概略が決まりました。2012年11月29日提訴以来の裁判も、いよいよ終盤となってきました。
  • 証人調べは、来年の3/6(木)まで続きます。その詳細は →こちら[106 KB](2024-06-05 現在の予定)
  • 報告集会の様子

  • カンパ…参加者の皆さまからカンパをいただきました。感謝いたします。
    ・金額は、その都度、会場ですぐに計算して報告できていませんが、最近は以下の通りです。
    ・2023年:3/2…21,683円、 6/1…44,572円、9/21…34,091円、12/20…25,631円
    ・2024年:3/8…30,921円、6/4…42,018円

◆6/4 第41回口頭弁論のお知らせ

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・開廷前の裁判所周辺デモを行います。
・模擬法廷、閉廷後の報告集会は、★弁護士会館★地階ホールとなります。
(弁護士会館は、地裁構内、南東角です)

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◆裁判所にお越しください!
・・2012年11月29日提訴以来の長い裁判も、ようやく先が見えてきました。すでに主張すべき点は終わりに近づいていて、証人尋問など、今後の展開に移る段階になっています。
憲法とそれを支えるべき裁判官の良心と勇気に期待して闘っていますが、裁判官を動かすのは、裁判に多くの人が注目していることを示す運動と世論です。皆さまの、目に見える応援が力になります。6月4日には、どうぞ裁判所にお越しください。

◆原告から
・舞鶴市にお住まいの原告、竹下真希子さんが、原発事故避難について陳述します。

◆弁護団から
・前回に続き、本年元日の能登半島地震に関連して…志賀原発の30キロ圏にある放射線防護施設が損傷を受け、避難の困難性がますます明白になったこと。

◆タイムテーブル
12:10…裁判所構内の南東角、弁護士会館の玄関前に集合
12:15…裁判所周辺の定例デモに出発。13:00頃まで
13:45(見込み)…傍聴券の抽選リストバンド配布開始。
 地裁北玄関前。傍聴は誰でも参加可能
14:00(見込み)…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了
 直ちに抽選→傍聴券の配布抽選にもれた方、入廷を希望されず模擬法廷に参加される方は
 14:30までに弁護士会館(地階ホール)の模擬法廷へどうぞ
14:30…開廷、弁論開始。同時刻に模擬法廷も開始
15:45頃から…閉廷後、弁護士会館(地階ホール)で報告集会。30~60分程度

裁判に参加する方法…以下、三つの方法があります。
原告の皆さまは下記、[1] 原告席か、[2] 傍聴席か、[3] 模擬法廷のいずれかでご参加ください。
原告でない方は、[2][3]でご参加ください。

[1] 原告席…法廷の中で柵の内側に、原告として入ります。
被告「関電、国」の正面に座ります。
・原告団が氏名を裁判所に通知します。
【いつもメールによる連絡を受け取っている原告】 5/20頃にメーリングリストにより案内メールをお送りしますので、それを受信されてから、返信として申込ください。
【いつも郵送による期日案内連絡を受け取っている原告】 原告席での参加を希望される場合は、5/26(日)までに事務局宛ご連絡ください。
・コロナ以前は合計35名ほどの原告が参加できましたが、今回は、14名程度となります。
・定員に達するまで、先着順で受け付けます。

[2] 傍聴席…法廷の中で柵の外側。88席あります。
傍聴席に座るには、裁判所が抽選を行います。
傍聴希望者が少なかった場合は、抽選はありません。
・13:45~14:00(見込み)の間に、京都地裁正面玄関前で、抽選リストバンドが配布されます。
・傍聴席は、原告でない方も、誰でも抽選によって参加することができます。
・傍聴席に入ることができなかった場合、または、最初から法廷に入ることを希望されない場合は、次項に記載の模擬法廷にご参加ください。

[3] 模擬法廷…弁護団が用意します(法廷と同じ14:30開始)。そこに参加するには
★弁護士会館★地階ホールへ、直接おこしください。
・法廷よりもわかりやすく、弁護団が解説します。
・事前に提出されている被告(国や関電)側の書面があれば、その解説も行います。

◆報告集会の開催
・法廷の終了後、★弁護士会館★地階ホールにて報告集会を開催します(16:15頃から)。
・裁判の進行などを、弁護団から説明いたします。裁判に関するご質問などもどうぞ。
・コロナ禍の状況によっては、報告集会自体を取りやめる可能性もあります。その場合は、あらかじめ原告団Webサイト(「京都脱原発原告団」で検索可)に掲載します。
・電話でのお問い合わせは、090-5660-2416(吉田あて)。

◆3/8 第40回口頭弁論の報告

 2024年3月8日(金)に京都地裁で第40回口頭弁論が開かれました。
模擬法廷&報告集会は、弁護士会館の地階ホールで行いました。
参加者(弁護団、原告、傍聴など)総数は、70名ほど。
事前のお知らせチラシ→こちら

  • 恒例の裁判所周辺デモは25人でしたが、賑やかでした。開廷前デモ、法廷傍聴、模擬法廷、報告集会にご参加の皆さまは、たいへん御苦労様でした。以下、吉見さん撮影。
     
    ▼開廷前のデモ

  • 原告席…14名で募集し、14名の申込を受け付けました。
  • 傍聴席…コロナ禍による制限がなくなり、全席およそ90席が使えるようになっています。今回、抽選にはならず、傍聴席のうまり具合は4分の3程度でした。
  • この回は、京都民医連あすかい病院の院長(内科医)、中川裕美子先生が、原発事故避難について、コロナ感染状況との関係で医療現場に特有の問題点などについて陳述。原発事故が起こった際の避難の困難性を陳述されました。弁護団からは準備書面で、2024年元日の能登半島地震について、これまでの原告の主張が裏付けられたと主張しました。
    → 原告提出の書面(弁護団の準備書面ほか)は→ こちら
    中川裕美子さんの口頭弁論要旨 は→こちら[217 KB]
  • 被告の国からは、深層防護についての準備書面が提出されました。こちら[564 KB]
  • 閉廷後、今後の進行協議(裁判所、原告、被告の弁護団代表による)がありましたが、証人調べについて協議が長引き、報告集会は先に終了しました。今後の日程は弁護団全体での確認後、公表されます。2012年以来の裁判もいよいよ終盤となってきました。
  • 報告集会の様子

    ▲▼原告として意見陳述をした中川裕美子さんの報告

  • カンパ…参加者の皆さまからカンパをいただきました。感謝いたします。
    ・金額は、その都度、会場ですぐに計算して報告できていませんが、最近は以下の通りです。
    ・2023年:3/2…21,683円、 6/1…44,572円、9/21…34,091円、12/20…25,631円
    ・2024年:3/8…30,921円

◆3/8 第40回口頭弁論のお知らせ

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・開廷前の裁判所周辺デモを行います。
・模擬法廷、閉廷後の報告集会は、★弁護士会館★地階ホールとなります。
(弁護士会館は、地裁構内、南東角です)

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◆裁判所にお越しください!
・・2012年11月29日提訴以来の長い裁判も、ようやく先が見えてきました。すでに主張すべき点は終わりに近づいていて、証人尋問など、今後の展開に移る段階になっています。
憲法とそれを支えるべき裁判官の良心と勇気に期待して闘っていますが、裁判官を動かすのは、裁判に多くの人が注目していることを示す運動と世論です。皆さまの、目に見える応援が力になります。3月8日には、どうぞ裁判所にお越しください。

◆原告から
・京都民医連あすかい病院の院長(内科医)、中川裕美子 先生が、原発事故避難について、医療現場に特有の問題点などについて陳述。

◆弁護団から
・本年元日の能登半島地震に関連して…地震の予知はできないこと、想定外のことが何処でも起こること、原発事故が起こった場合は避難が困難であること、などを主張。

◆タイムテーブル
12:10…裁判所構内の南東角、弁護士会館の玄関前に集合
12:15…裁判所周辺の定例デモに出発。13:00頃まで
13:45(見込み)…傍聴券の抽選リストバンド配布開始。
 地裁北玄関前。傍聴は誰でも参加可能
14:00(見込み)…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了
 直ちに抽選→傍聴券の配布抽選にもれた方、入廷を希望されず模擬法廷に参加される方は
 14:30までに弁護士会館(地階ホール)の模擬法廷へどうぞ
14:30…開廷、弁論開始。同時刻に模擬法廷も開始
15:45頃から…閉廷後、弁護士会館(地階ホール)で報告集会。30~60分程度

裁判に参加する方法…以下、三つの方法があります。
原告の皆さまは下記、[1] 原告席か、[2] 傍聴席か、[3] 模擬法廷のいずれかでご参加ください。
原告でない方は、[2][3]でご参加ください。

[1] 原告席…法廷の中で柵の内側に、原告として入ります。
被告「関電、国」の正面に座ります。
・原告団が氏名を裁判所に通知します。
【いつもメールによる連絡を受け取っている原告】 2/22頃にメーリングリストにより案内メールをお送りしますので、それを受信されてから、返信として申込ください。
【いつも郵送による期日案内連絡を受け取っている原告】 原告席での参加を希望される場合は、2/28(水)までに事務局宛ご連絡ください。
・コロナ以前は合計35名ほどの原告が参加できましたが、今回は、14名程度となります。
・定員に達するまで、先着順で受け付けます。

[2] 傍聴席…法廷の中で柵の外側。88席あります。
傍聴席に座るには、裁判所が抽選を行います。
傍聴希望者が少なかった場合は、抽選はありません。
・13:45~14:00(見込み)の間に、京都地裁正面玄関前で、抽選リストバンドが配布されます。
・傍聴席は、原告でない方も、誰でも抽選によって参加することができます。
・傍聴席に入ることができなかった場合、または、最初から法廷に入ることを希望されない場合は、次項に記載の模擬法廷にご参加ください。

[3] 模擬法廷…弁護団が用意します(法廷と同じ14:30開始)。そこに参加するには
★弁護士会館★地階ホールへ、直接おこしください。
・法廷よりもわかりやすく、弁護団が解説します。
・事前に提出されている被告(国や関電)側の書面があれば、その解説も行います。

◆報告集会の開催
・法廷の終了後、★弁護士会館★地階ホールにて報告集会を開催します(16:15頃から)。
・裁判の進行などを、弁護団から説明いたします。裁判に関するご質問などもどうぞ。
・コロナ禍の状況によっては、報告集会自体を取りやめる可能性もあります。その場合は、あらかじめ原告団Webサイト(「京都脱原発原告団」で検索可)に掲載します。
・電話でのお問い合わせは、090-5660-2416(吉田あて)。

 

◆12/20 第39回口頭弁論の報告

 2023年12月20日(水)に京都地裁で第39回口頭弁論が開かれました。
模擬法廷&報告集会は、弁護士会館の地階ホールで行いました。
参加者(弁護団、原告、傍聴など)総数は、配付資料の数から 72名。
事前のお知らせチラシ→こちら

  • 恒例の裁判所周辺デモは30人程度でしたが、賑やかでした。今後、さらに呼びかけを広げます。開廷前デモ、法廷傍聴、模擬法廷、報告集会にご参加の皆さまは、たいへん御苦労様でした。以下、吉見さん撮影。
     
    ▼開廷前のデモ

    ▼原発賠償京都訴訟の新しい幟「原発事故は国の責任!」

  • 原告席…14名で募集し、11名の申込を受け付けました。
  • 傍聴席…昨年6月よりコロナ禍による制限がなくなり、全席およそ90席が使えるようになっています。今回、抽選にはならず、傍聴席のうまり具合は4分の3程度でした。
  • この回は、美山診療所の元事務長、原龍治さんが、原発事故が起こった際の避難の困難性を陳述されました。写真などで詳細、網羅的な内容となっていて、原発事故が起こった場合、避難できないこと、被ばくを余儀なくされるを明らかにしました。弁護団からは準備書面で、原発事故の際の避難困難性について、道路の通行止めなど交通の問題過去の災害事例を徹底的に調べて、避難の困難性を主張しました。
    →原告提出の書面(原龍治さんの口頭弁論要旨、弁護団の準備書面)は→ こちら
  • 被告の関電、国からの書面などはありませんでした。
  • 閉廷後、今後の進行協議(裁判所、原告、被告の弁護団代表による)があり、来年には証人調べに入ることになったとの報告がありました。日程は弁護団全体での確認後、公表されます。2012年以来の裁判もいよいよ終盤となりました。
  • 報告集会の参加者数…およそ50名ほど。
    ▼設営した報告集会の会場(横長の「大飯原発差止訴訟」バナーは大植さんによる)


    ▲▼原告として意見陳述をした原龍治さんの報告

  • カンパ…参加者の皆さまからカンパをいただきました。感謝いたします。
    ・金額は、その都度、会場ですぐに計算して報告できていませんが、この1年は以下の通りです。傍聴参加者の数が多いと増え、少ないと減る傾向になっています。(天候、報告集会の会場の場所なども影響すると思われます)
    ・2023年:3/2…21,683円、 6/1…44,572円、9/21…34,091円、12/20…25,631円

◆12/20 第39回口頭弁論のお知らせ

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・開廷時間のご注意…これまでの開廷時間は14:30でしたが、今回のみ、15:00の開廷です。
・開廷前の裁判所周辺デモを行います。
・模擬法廷、閉廷後の報告集会は、★弁護士会館★地階大ホールとなります。
(弁護士会館は、地裁構内、南東角です)
└─────────────

◆裁判所にお越しください!
・2012年11月29日提訴以来の長い裁判も、ようやく先が見えてきました。4月から裁判長が交代し、この新しい裁判長の3年の間に、判決に至る可能性もあります。
・12/20(水)は、今年最後の口頭弁論の期日となっています。裁判の内容も、すでに主張すべき点は終わりに近づいていて、証人尋問など今後の展開を検討する段階になっています。
憲法とそれを支えるべき裁判官の良心と勇気に期待して闘っていますが、裁判官を動かすのは、裁判に多くの人が注目していることを示す運動です。皆さまの、目に見える応援が力になります。12月20日には、どうぞ裁判所にお越しください。

◆原告から
・美山診療所 元事務長の原告、原 龍治さんが、原発事故避難について、医療現場に特有の問題点などについて陳述されます。

◆弁護団から
原発事故の際の避難困難性について…道路の通行止めなど交通の問題を主張します。

◆タイムテーブル

12:40…裁判所構内の南東角、弁護士会館の玄関前に集合
12:45…裁判所周辺の定例デモに出発。13:30頃まで
14:10(見込み)…傍聴券の抽選リストバンド配布開始。
 地裁北玄関前。傍聴は誰でも参加可能
14:25(見込み)…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了
 直ちに抽選→傍聴券の配布抽選にもれた方、入廷を希望されず模擬法廷に参加される方は
 15:00までに弁護士会館(地階ホール)の模擬法廷へどうぞ
15:00…開廷、弁論開始。同時刻に模擬法廷も開始
16:15頃から…閉廷後、弁護士会館(地階ホール)で報告集会。45~60分程度

裁判に参加する方法…以下、三つの方法があります。
原告の皆さまは下記、[1] 原告席か、[2] 傍聴席か、[3] 模擬法廷のいずれかでご参加ください。
原告でない方は、[2][3]でご参加ください。

[1] 原告席…法廷の中で柵の内側に、原告として入ります。
被告「関電、国」の正面に座ります。
・原告団が氏名を裁判所に通知します。
【いつもメールによる連絡を受け取っている原告】 12/6頃にメーリングリストにより案内メールをお送りしますので、それを受信されてから、返信として申込ください。
【いつも郵送による期日案内連絡を受け取っている原告】 原告席での参加を希望される場合は、12/12(火)までに事務局宛ご連絡ください。
・コロナ以前は合計35名ほどの原告が参加できましたが、今回は、14名程度となります。
・定員に達するまで、先着順で受け付けます。

[2] 傍聴席…法廷の中で柵の外側。88席あります。
傍聴席に座るには、裁判所が抽選を行います。
傍聴希望者が少なかった場合は、抽選はありません。
・14:10~14:25(見込み)の間に、京都地裁正面玄関前で、抽選リストバンドが配布されます。
・傍聴席は、原告でない方も、誰でも抽選によって参加することができます。
・傍聴席に入ることができなかった場合、または、最初から法廷に入ることを希望されない場合は、次項に記載の模擬法廷にご参加ください。

[3] 模擬法廷…弁護団が用意します(法廷と同じ15:00開始)。そこに参加するには
★弁護士会館★地階ホールへ、直接おこしください。
・法廷よりもわかりやすく、弁護団が解説します。
・事前に提出されている被告(国や関電)側の書面があれば、その解説も行います。

◆報告集会の開催
・法廷の終了後、★弁護士会館★地階ホールにて報告集会を開催します(16:15頃から)。
・裁判の進行などを、弁護団から説明いたします。裁判に関するご質問などもどうぞ。
・コロナ禍の状況によっては、報告集会自体を取りやめる可能性もあります。その場合は、あらかじめ原告団Webサイト(「京都脱原発原告団」で検索可)に掲載します。
・電話でのお問い合わせは、090-5660-2416(吉田あて)。

◆9/21 第38回口頭弁論の報告

 2023年9月21日(木)に京都地裁で第38回口頭弁論が開かれました。
模擬法廷&報告集会は、弁護士会館の3階大会議室で行いました。
事前のお知らせチラシ→こちら

  • 恒例の裁判所周辺デモは30人程度で、心配された雨は降らずにすみました。今後、さらに呼びかけを広げます。
  • 開廷前デモ、法廷傍聴、模擬法廷、報告集会にご参加の皆さまは、たいへん御苦労様でした。
  • 原告席…14名で募集し、13名の申込を受け付けました。
  • 傍聴席…昨年6月よりコロナ禍による制限がなくなり、全席およそ90席が使えるようになっています。今回、抽選にはなりませんでしたが、満席に近い状況でした。
  • この回は、被告の関電、国が、弁論更新を行いました。被告関電が45分、被告国が15分のプレゼンテーション。関電や国の言い分を耳で聞くのは、この11年の訴訟の中で初めてでした。
  • 関電は「地震に対する安全確保対策について」69枚のスライドでした。そのスライドファイルは、前日にしか届きませんでしたし、ページ数やカラーが多くて、傍聴の皆さまにもプリント配布することができませんでした。そのPDFファイルを以下にアップしましたので、こちら[89 MB]より、ご覧ください。長いので、読むには時間がかかりますが、法廷でも、時間の関係と言って、スキップされたところが多々、ありました。
  • 報告集会での赤松純平先生のコメントでは、地下構造については、自分に都合の良いことだけを述べ、不都合な点は触れていないとのことでした。聞いていた感じでは、科学的保守的(安全性をより重視しているという意味)、専門家(の意見書)の三つが何回も出てきて、耳につきました。基準地震動など技術論を述べて耐震安全性を強調したのかな、と思いました。科学的とか、専門家と言えば、人は(裁判官は)ひれ伏すと思っているようです。
  • 科学より前に信頼が必要です。とりわけ関電は信頼できません。福島第一原発事故がおきて、科学も専門家も完全に信頼を失墜したのに(全く信頼できない専門家がいることが明白になったのに)、関電は何も学んでいないようです。東電も自民党政府も同じですが。
  • 報告集会の参加者数…およそ50名ほど。
  • カンパ…参加者の皆さまからカンパをいただきました。感謝いたします。
    ・金額は、その都度、会場ですぐに計算して報告できていませんが、この1年は以下の通りです。傍聴参加者の数が多いと増え、少ないと減る傾向になっています。(天候、報告集会の会場の場所なども影響すると思われます)
    ・2022年、9/6…14,605円、12/6…34,473円
    ・2023年、3/2…21,683円、 6/1…44,572円、9/21…34,091円

◆9/21 第38回口頭弁論のお知らせ

・今回の期日連絡は、郵送希望の原告宛に発送しています。
・皆さまの積極的なご参加をお待ちしています。
┌─────────────
・前回に続き、開廷前の裁判所周辺デモを行います。
・模擬法廷、閉廷後の報告集会は、★弁護士会館★3F大会議室となります。
(弁護士会館は、地裁構内、南東角です)
└─────────────

◆今回は、被告側[関電、国]の総まとめの弁論更新
・4月から裁判長が交代しました。この新しい裁判長の3年の間に、判決に至る可能性もあります。
・弁護団、原告団では、勝利判決をかちとるべく、前回期日6月1日には、これまでの原告の主張の総まとめの弁論を展開しました。
・これに対して、9月21日には、被告の関電、国も、弁論更新を行うことになりました。
・被告関電が45分、被告国が15分の弁論更新を行うとのことです。関電や国の言い分を聞くのは、この11年の訴訟の中で、おそらく初めてだと思われます。どんな主張をするのか…原発がいかに安全か、ということでは間違いないでしょうが、ぜひ、聞いてみましょう。

◆原告、弁護団から
・今回、原告側からの主張などは、ありません。

◆特別のお願い
傍聴席の制限は解除されています。可能な範囲で多くの皆さまの傍聴ご参加をお待ちしていますが、無理をされないようにお願いします。
発熱や風邪のような症状のある方、体調不良の方は、参加をお控えください。マスク着用をお願いします。咳エチケットの励行をお願いします。また、消毒液が用意されていますので、お使いください。
・模擬法廷&報告集会の会場入口では、念のための連絡用として、氏名と電話番号をご記入ください。2週間程度で廃棄します。

◆タイムテーブル
12:10…裁判所構内の南東角、弁護士会館の玄関前に集合
12:15…裁判所周辺の定例デモに出発。13:00頃まで
13:25(見込み)…傍聴券の抽選リストバンド配布開始。地裁北玄関前。傍聴は誰でも参加可能
13:40(見込み)…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了。直ちに抽選→傍聴券の配布。抽選にもれた方、入廷を希望されず模擬法廷に参加される方は14:30までに★弁護士会館★の模擬法廷へどうぞ
14:30…開廷、弁論開始。同時刻に★弁護士会館★で模擬法廷も開始
15:45頃から…閉廷後、★弁護士会館★で報告集会。30~60分程度

裁判に参加する方法…以下、三つの方法があります。
原告の皆さまは下記、[1] 原告席か、[2] 傍聴席か、[3] 模擬法廷のいずれかでご参加ください。
原告でない方は、[2][3]でご参加ください。

[1] 原告席…法廷の中で柵の内側に、原告として入ります。
被告「関電、国」の正面に座ります。
・原告団が氏名を裁判所に通知します。
【いつもメールによる連絡を受け取っている原告】 9/6頃にメーリングリストにより案内メールをお送りしますので、それを受信されてから、返信として申込ください。
【いつも郵送による期日案内連絡を受け取っている原告】 原告席での参加を希望される場合は、9/12(火)までに事務局宛ご連絡ください。
・コロナ以前は合計35名ほどの原告が参加できましたが、今回は、14名程度となります。
・定員に達するまで、先着順で受け付けます。

[2] 傍聴席…法廷の中で柵の外側。88席あります。
傍聴席に座るには、裁判所が抽選を行います。
傍聴希望者が少なかった場合は、抽選はありません。
・13:25~13:40(見込み)の間に、京都地裁正面玄関前で、抽選リストバンドが配布されます。
・傍聴席は、原告でない方も、誰でも抽選によって参加することができます。
・傍聴席に入ることができなかった場合、または、最初から法廷に入ることを希望されない場合は、次項に記載の模擬法廷にご参加ください。

[3] 模擬法廷…弁護団が用意します(法廷と同じ14:30開始)。そこに参加するには
★弁護士会館★3F大会議室へ、直接おこしください。
・法廷よりもわかりやすく、弁護団が解説します。
・事前に提出されている被告(国や関電)側の書面があれば、その解説も行います。

◆報告集会の開催
・法廷の終了後、★弁護士会館★3F大会議室にて報告集会を開催します(15:45頃から16:30頃まで)。
・裁判の進行などを、弁護団から説明いたします。裁判に関するご質問などもどうぞ。
・コロナ禍の状況によっては、報告集会自体を取りやめる可能性もあります。その場合は、あらかじめ原告団Webサイト(「京都脱原発原告団」で検索可)に掲載します。
・電話でのお問い合わせは、090-5660-2416(吉田あて)。

 

 

◆6/1 第37回口頭弁論の報告

 2023年6月1日(木)に京都地裁で第37回口頭弁論が開かれました。
模擬法廷&報告集会は、弁護士会館の地階ホールで行いました。
事前のお知らせチラシ→こちら

  • 恒例の裁判所周辺デモは30人程度で、心配された雨は降らずにすみました。今後、さらに呼びかけを広げます。
  • 開廷前デモ、法廷傍聴、報告集会にご参加の皆さまは、たいへん御苦労様でした。
    デモの動画こちら(撮影は「老朽原発40年廃炉訴訟市民の会」からの参加者)
  • 原告席…14名で募集し、13名の申込を受け付けました。
  • 傍聴席…昨年6月よりコロナ禍による制限がなくなり、全席およそ90席が使えるようになっています。今回、抽選にはなりませんでしたが、ほぼ満席に近い状況でした。
  • 弁論更新、原告から…福島から避難された福島敦子さん。
    ・口頭弁論要旨→こちら[482 KB]
    (ファイル名:2023-06-01_37_yousi_(0)_hukusima.pdf。当日配布の「合体版」  p.1~3)
  • 弁論更新、弁護団から…5名の弁護士が発言しました。
    弁論更新の「口頭弁論要旨」
    (1) 地震国ニッポンで原発稼働は無理!…弁護士 谷 文彰
     口頭弁論要旨→こちら[18 MB]
    (ファイル名:2023-06-01_37_yousi_(1)_tani.pdf。当日配布の「合体版」 p.4~20)
    (2) 関電の基準地震動の問題点―地域特性について―…弁護士 井関 佳法
     口頭弁論要旨→こちら[17 MB]
    (ファイル名:2023-06-01_37_yousi_(2)_iseki.pdf。当日配布の「合体版」 p.21~53)
    (3) 深層防護総論…弁護士 大島 麻子
     口頭弁論要旨→こちら[286 KB]
    (ファイル名:2023-06-01_37_yousi_(3)_oosima.pdf。当日配布の「合体版」 p.54~55)
    (4) 避難計画の問題点…弁護士 大河原 壽貴
     口頭弁論要旨→こちら[6 MB]
    (ファイル名:2023-06-01_37_yousi_(4)_oogawara.pdf。当日配布の「合体版」 p.56~63)
    (5) 避難計画の非現実性(各論)…弁護士 岩橋 多恵
     口頭弁論要旨→こちら[824 KB]
    (ファイル名:2023-06-01_37_yousi_(5)_iwahasi.pdf。当日配布の「合体版」 p.64~67)
  • 報告集会…意見陳述をされた福島敦子さんの発言があり、弁護団および原告団からの報告がありました。法廷での弁論がいつもより長くなりました。その結果、弁護士会館の報告集会は、会場を借りている時間の関係で、追われまして、ご参加の皆さまには、すみませんでした。今後は、期日の内容に応じて、会場確保の時間を柔軟に設定いたします。
  • 参加者数…用意した原告資料100部の残りが、わずか1部でした。合計で99名の参加者があったわけです。
  • カンパ…参加者の皆さまからカンパをいただきました。感謝いたします。
    ・金額は、その都度、会場ですぐに計算して報告できていませんが、この1年は以下の通りです。傍聴参加者の数が多いと増え、少ないと減る傾向になっています。(天候、報告集会の会場の場所なども影響すると思われます)
    ・2022年、9/6…14,605円、12/6…34,473円
    ・2023年、3/2…21,683円、 6/1…44,572円

▼報告集会にて。福島敦子さんの報告。左、司会は 秋山健司 弁護士

▼報告集会にて。老朽原発40年廃炉訴訟市民の会(名古屋地裁)からのアピール