口頭弁論のお知らせ,報告」カテゴリーアーカイブ

[NEW]◆12/24 第46回口頭弁論の報告

京都地裁「大飯原発差止訴訟」第46回期日は12月24日に行われました。今回は、9月17日の赤松純平さん(元京都大学助教授、専門:地盤構造)の証人尋問のつづきで、被告側弁護士による反対尋問、原告側弁護士による再尋問が行われました。

赤松さんは、この訴訟が提訴されてから、ご専門の立場から、さまざまな意見書によって

(1)大飯原発の「基準地震動策定」において、1.原発敷地地盤構造の評価に合理性がないこと、2.地盤モデルに妥当性がないこと、3.基準地震動に妥当性がないこと、

(2)基準地震動による地盤のすべり安定性評価に問題があること

などの論点について意見をのべてこられました。

また、今回の証人調べにあたっても、「大飯原発敷地の地盤構造の評価について」「大飯原発の基準地震動について」「大飯原発の地震力に対する基礎地盤の安定性の評価について」「若狭湾地域で発生した地震の応力降下量について」「PS検艘におけるダウン・ホール法とサスペンション法の違いについて」等の意見書を提出されています。

9月17日の主尋問で、赤松さんは、これらの論点をもとに証言されました。今回の反対尋問で、これらの論点についてどのような反証が行われるのか、注目されました。

午前10時半に始まったこの日の尋問は、昼食休憩、午後の途中休憩をはさみ、午後4時半近くまで続きました。

反対尋問は、赤松さんの意見について論理的な反証をするものではなく、赤松さんの意見の根拠になる数値の根拠や算定方法について細かく問うというものでした。

すなわち、地盤構造を評価する場合の数値・データの取り方について赤松さんとは違う事例をいろいろ示しながら、赤松さんの数値・データの取り方に間違いがないかと問いただし、細部の「ミス」をみつけることで、論理全体に疑念があると主張しようとするものでした。

予備知識、専門知識が少ないうえに、手元に裁判資料を持っていない傍聴者にとっては、何が問題になっているのかわからない専門的・技術的なやりとりが続きましたので、理解できなかった点や聞き洩らしがあるとは思われますが、結局、反対尋問は関電の主張を押し付けるだけのものでしかなく、赤松さんの基本的な論点をくずすことは出来なかったようです。

このあと、原告側弁護士の再尋問が行われ、赤松さんの意見の内容を再確認していくものとなりました。

また、今回、裁判所からの質問が行われました。赤松さんの意見を裁判所としても無視できないものと受け止めていると感じさせられるものでした。

以上により、赤松さんの証人尋問が終りました。

次回、第47回期日は3月6日で、11月26日に証言された石橋克彦さんへの反対尋問が行われます。

私たちにできることは傍聴席を埋めることです。

次回も一日がかりの証人尋問ですが、ぜひ傍聴に来てください。

(文責:原 強)

◆11/26 第45回口頭弁論の報告

京都地裁の「大飯原発差止訴訟」第45回期日は11月26日(火)午後に行われました。

今回は、石橋克彦さん(神戸大学名誉教授、専門:地震学)の証人調べでした。

石橋さんは『大地動乱の時代』(岩波新書、1994年刊)などの著作物を通じて地震災害への備えを説いてこられました。とりわけ『阪神・淡路大震災の教訓』(岩波ブックレット、1997年刊)で、「原発震災」という用語で原発と地震の関連について警告されたことは今日においても注目すべきものです。

今回の証言でも、石橋さんは、地震学者としての研究、原発関連各種委員会等における調査・提言などをふまえて、2時間を超える証言をしていただきました。

証言内容は、事前に提出された「意見書」の内容にもとづくもので、主な論点はつぎのとおり。

●地震現象の基本的なこと地震とは「震源断層運動」であり、それがくりかえされた結果できあがる地形を作った「古傷」を「活断層」とよぶ。「活断層」は将来地震を引き起こすことが想定される。ただ、「活断層」がなくても地震がおきることもある。

●2024年能登半島地震が再提起した「原発と地震」の課題2024年能登半島地震は、日本海側では最大級の内陸地殻内地震で、活断層の連動によるものとされているが、地下の「地震発生可能断層帯」は一続きの長いもので、その一部や全体が動いて地震をおこし、別々に見える活断層を作っているとも考えられる。地震時地殻変動をとらえることは重要なことで、今回、100kmにわたって、4mもの隆起があったことは、海底活断層を推定するうえでも重視しなければならない。

●新規制基準と適合性審査の問題点原発について新規制基準による適合性審査が行われるようになったが、基準そのものの不備が少なくないうえ、審査が基準に違反している事例も見られる。「基準地震動」と「検討用地震の選定」に関わっての問題点が少なくない。川内原発の審査は問題を残した。海洋プレート内地震(スラブ地震)についての検討は重要なことであるが、十分な検討がされていない。

●大飯原発3、4号機の審査書の誤り大飯原発3、4号機の審査においても「検討用地震の選定」について南海トラフ巨大地震や海洋プレート内地震(スラブ地震)の影響についての考慮がされていないのは誤り。2024年能登半島地震で確認された隆起海成段丘と地震時地殻変動は「原発と地震」にとって重要な点であるが、この点でも不備、誤りがある。

●今後の広域地震活動と大飯原発日本列島はどこでも地震が起こる可能性がある。フイリピン海プレートの影響とともに、アムールプレート東縁変動帯として地震発生の場であることも注意すべきである。若狭湾とその周辺は歴史上複数の大地震が起こっており、海底活断層も複数知られていることから、近い将来の大地震を考える必要がある。なかでも小浜湾は「大地震空白域」であり、警戒すべきである。大飯原発の重大事故の影響はとても大きい。場所と時間を決めた地震発生予測ができない以上、予防原則に徹して、大飯原発の運転を停止すべきである。

(以上は、証言傍聴メモの不十分な部分を「意見書」で補ったものです)

今回の、石橋さんの証言についての反対尋問は2025年3月6日の予定です。

「大飯原発差止訴訟」は、2012年11月提訴以来、いよいよ最終段階を迎えています。

「原発回帰・推進」の流れが強まる中、「脱原発」の声を大きく広げる必要があります。「大飯原発差止訴訟」についてひきつづき注目していきたいと思います。

(文責:原 強)

◆10/29 第44回口頭弁論の報告 ~救援新聞より

  • 救援新聞 京都版No.1534 2024年11月5日
    橋本宏一(日本国民救援会京都府本部 事務局長)

「ふるさとなくすのは私たちだけに」
大飯原発差止京都訴訟で証人尋問

福井県の大飯原発の稼働停止と損害賠償を求めて、京都などの住民3,477人が関西電力と国を相手に起こした訴訟の、第44回口頭弁論が、10月29日京都地裁(第6民事部合議係齋藤聡裁判長)101号法廷で開かれました。この日の法廷では約60人の傍聴者が見守る中、2人の証人と1人の原告が証言台に立ち、東京電力福島第一原発の事故による被害の実相を証言、「ふるさとをなくすのは私たちだけにしてほしい」などと、原発の稼働停止を訴えました。尋問の原告代理人弁護士と証言者、証言要旨は次の通りです。

大河原壽貴弁護士―國分(こくぶん)富夫さん

事故当時、原発から15キロ離れた南相馬市で暮らしていた。大きな揺れの地震を外で感じ家に帰ると妻は家の隅で固まっていた。その後孫が帰宅。津波が家の数10メートルのところまで押し寄せてきていた。原発の水素爆発をみて避難を考えた。近所の人たちは「15キロ離れているから大丈夫」といったが、私はとっさに危険を感じた。南相馬市小高地区に原発をつくる計画がもちあがったとき、反対同盟を結成して活動してきた。息子の妻の実家に集まろうと避難。イオンモールで必要なものを買って行こうとしたらものがほとんどない。次女は南相馬市の職員で対策の仕事があり避難できない。その後、避難は福島市へ。ホテル探すがどこも一杯、避難所の校庭に車を停めて車中泊をした。避難が早かったので渋滞に遭わなかった。子どもたちの未来を考えたら放射線被ばくが恐ろしい。次に息子の友人のいる会津若松市へ移動。雪が残っていて、大変寒い。さらに南会津へ移動。空き家で過ごした後、借り上げ住宅に移り、南相馬の借り上げ住宅に入れた。次女は体育館の避難対策で働くうちうつ病になり退職せざるを得なくなった。私は市内小高町の生まれで多くをここで暮らしている。近所の人たちと流しそうめんをしたり、花火大会を楽しんだりした。そんな環境がすべて失われた。住まなくなった家は人が入ったあと(空き巣)もあり、荒れて朽ちている。とうとう解体した。基礎を打ち、山から材木運んでつくった家だ。今は、100人で避難者訴訟の原告副団長も務める。バラバラになった仲間のコミュニティとして「相双の会」を立ち上げて活動している。同じ悩みや苦しみを語り合い、会報も発行しているし、会合ももっている。郡山の会合では泣きながら分かれた。1万人いた町に3800人程が帰っているがこの先は無理。放射線量を測定しているが、非常に高いところもあり、草木に含まれて大雨も降るので危険だ。農業はあきらめている。秋はきのこ、春は山菜をとりにいった山は荒れ放題だ。原発をつくるのに反対してきたが、反対した人のほとんどは亡くなった。当時を知る人は「おまえたちの言ってきたことは間違っていなかった」という。地域の自然を壊したのは原発。人のつくったもので壊れないものはない。大飯原発も同じ。事故起きれば取り返しのつかないことになる。

大島麻子弁護士―三瓶(さんぺい)春江さん

原発から30キロの浪江町内で暮らしていて事故にあった。戦後間もない入植。姉は看護師で津島診療所勤務、妹は川俣町へ嫁いだ。長男は自衛隊で福島にいたが除隊した。私は、会社員だったが結婚して夫の手伝いで内職をするようになった。ワラビ、ぜんまい、マツタケなどをよくとってきた。母は野菜づくりをしていて、父母と近所の人たちは毎日交流し、子どもたちの運動会もあった。原発事故でそれが全く変わってしまった。避難者は集会場へ集まり、うちからは調味料や食器を持参した。そのあと原発が水素爆発、避難は当初考えなかった。30キロ離れていたから危険ではないとのことだった。しかし、皆さんが自主避難を始めたので考えた。母方のオバが住む二本松へ避難。これには2人の兄が反対「国が見殺しにするはずがない。危険なら連絡があるはずだ」という。孫たちを守らなくてはと話し合うが変わらず、自分は避難すると決めた。結局、夫は宮城、両親は福島、長男と子どもは郡山、私は田村市と家族バラバラに避難した。避難先では避難者であることを黙っていた。わかるといじめにあうからだ。車を傷つけられたりもした。友人も離れ離れで、結婚にも影響。息子は結婚していない。自宅は帰還困難区域で、除染もされず荒れたまま。屋根が腐って天井にも穴があいている。楽しくバーベキューをしたところもその面影もない。寺には墓があり毎回お参りするが子どもは被ばくの恐れがあるので立ち入り制限がある。建物、給食施設、雑貨店など街そのものが破壊されたままだ。除染もされないまま、放置されている。元に戻して欲しい。原発事故さえなかったらこんなことにはならなかった。ふるさとをなくすのは私たちだけにして欲しい。私たちの訴訟では裁判官が現場を見に来るという。見ないと判決は書けない。それによって判断してもらいたい。人災は止めることができる。被害の訴えを聞く司法があれば希望がもてる。

福山和人弁護士―福島敦子さん(原告本人)

事故当時、南相馬市で小学生の娘2人と3人で暮らし、下水処理会社で働いていた。3月12日の原発1号機の爆発を市の防災無線で知り避難しなければと思った。学生時代チェルノブイリ原発事故の知識を得ていたので。ほぼ着の身着のまま車避難した。川俣町の警察駐車場で車中泊。ガソリンがなくなるのでエアコンもつけず、寒さに耐えた。そこから福島市役所へ移動し避難所へ。避難所ではポリ袋のご飯、衣類も足りない。寝具の代わりに新聞紙で寝たこともある。鼻血が出た。事故の影響を考えた。子どもたちを被ばくさせたくないとの思い、不安とストレスがたまり、京都の友人より府が支援をしていると連絡してくれたので京都への避難を決めた。木津川市へ移住した。子どもには甲状腺嚢胞がみられ、私も、その後脳腫瘍がみつかるなど、放射線の影響とみられる症状が出ている。父は南相馬市の病院で母にみとられ前立腺がんで亡くなった。親の死に立ち会えなかった。私は2018年、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断された。東電や国の対応にストレスがたまった。分断されたままだが、放射線量の高さから帰ることは考えていない。去年の今頃測ったが毎時1ミリシーベルトを超えている。一番気にしているのは娘たちが被ばくしないようにすること。2011年4月5日避難したが、子どもたちを始業式に向かわせたかった。京都府の職員に支えられてきた。避難者は心を病んでいる人も多い。避難してきたところで再び事故に遭わないよう大飯原発の停止にも声をあげた。公正な判断を出していただきたい。

次回口頭弁論は、11月26日(火)午後2時から、石橋克彦氏の証人調べ

◆9/17 第43回口頭弁論の報告

京都地裁の「大飯原発差止訴訟」は、2012年11月提訴以来、12年になろうとしていますが、いよいよ最終段階の証人調べにはいっています。

同訴訟第43回期日は9月17日午後に行われました。今回は、赤松純平さん(元京都大学助教授、専門:地盤構造)の証人調べでした。

赤松さんは、この訴訟が提訴されてから、ご専門の立場から、さまざまな意見書によって

(1)大飯原発の「基準地震動策定」において

①原発敷地地盤構造の評価に合理性がないこと、

②地盤モデルに妥当性がないこと、

③基準地震動に妥当性がないこと、

(2)基準地震動による地盤のすべり安定性評価に問題があること

などの論点について意見をのべてこられました。

今回の証人調べにあたっても、「大飯原発敷地の地盤構造の評価について」「大飯原発の基準地震動について」「大飯原発の地震力に対する基礎地盤の安定性の評価について」「若狭湾地域で発生した地震の応力降下量について」「PS検艘におけるダウン・ホール法とサスペンション法の違いについて」等の意見書を提出されています。

今回の証人調べは、原告側弁護士による尋問でしたので、赤松さんの意見書の主要な論点にそって質問し、赤松さんの意見の内容を確認していくものとなりました。

赤松さんは、証人調べのなかで、若狭の地震は基準地震動ではとらえられない高周波成分が卓越するものであることや、地質構造の評価についても「敷地内の浅部構造に特異な構造はみられない」などとする関西電力の評価は妥当でなく、欺瞞的であることについて、データをもとに丁寧に論述されました。

たとえば、「地質調査結果の評価について」は、「関電は、敷地内の断層破砕帯が地盤の震動特性に及ぼす影響を検討していない」「関電は、岩盤の亀裂に関する情報の空間的変化が、地盤の震動特性に及ぼす影響を等閑視している」「関電の作成した地質断面図の岩級分布は、地質柱状図の岩級分布とは全く異なっており、地質断面図は岩盤が堅硬であると誤認させる」などと指摘されました。

また、「基礎地盤のすべり安定性および傾斜の評価について」も、「原子炉建屋基礎の岩盤分布は、亀裂を多く含むCM級が多く分布しているにも拘わらず、2次元FEMにおいて殆ど全ての岩盤を堅固なCH級としてモデル化し、すべり安全率を大きくしている」「岩石の引張強度を岩盤の引張強度であると詐称し、岩盤の引張強度を大きく設定することにより、破砕帯などの弱面に沿うすべり破壊の危険性を隠蔽している」など、「大飯原発の基礎地盤の地震力に対する安定性の評価は、原子力規制委員会の審査ガイドの要請を充たしていない」と論述されました。

証人調べは2時間を超えるものとなりましたが、赤松さんは最後まで力強く意見を述べられました。陳述が終ると傍聴席から大きな拍手が沸き上がりました。

この赤松さんの意見陳述が裁判官の良心を揺り動かしたものと思いますが、12月には関電側の反対尋問が予定されています。赤松さんの勇気ある証言に傍聴席から応援してください。

(文責:原 強)

◆7/16 第42回口頭弁論の報告 ~救援新聞より

  • 救援新聞 京都版No.1526 2024年8月5日
    橋本宏一(日本国民救援会京都府本部 事務局長)

「原発事故起こればすべて終わり」
大飯原発差止京都訴訟で原告が証言

◆福井県の大飯原発の稼働停止と損害賠償を求めて京都などの住民3,477人が関西電力と国を相手に起こした訴訟の、第42回口頭弁論が、7月16日京都地裁(第6民事部合議係齋藤聡裁判長)101号法廷で開かれました。今回から人証調べに入り、傍聴者が見守る中、この日は原告5人が証言台に立ちました。
尋問した原告代理人弁護士と証言した原告、証言要旨は次の通り。

岩橋多恵弁護士 ― 村上道子さん

大飯原発から約16キロ圏内の福井県名田庄村で71歳同士の夫と2人で暮らす。850世帯2,300人はほとんどが高齢者、自治体職員4人。自然は豊かでホタルもいる。キノコ、キュウリも栽培している。能登半島地震のようなことが起こればどうなるか不安で一杯だ。避難は南丹市美山町に抜ける国道しかない。トンネルがあり、出たところからはいたるところに落石注意とある。雪が降れば迅速な避難などできない。70cmの積雪が去年は2,3回はあった。室内待機もできない。密閉しても放射能が入ってくる。500マイクロシーベルトを超えて初めて避難指示がでるというのは理解できない。訴えたいのは、夫のふるさとで安心して余生を送りたいこと。住民が植えてつくった桜並木のきれいな街を残したい。原発の稼働は止められる。

これに対して関電側代理人弁護士は、県や国の避難計画、マニュアルを示し知っているかと尋問。職員からの説明を聞いたと答えるのに「読んでいない」「知らない」との言質を引き出して無知識を印象づけようとしました。執拗な質問で尋問時間がオーバーし裁判長が注意をしました。最後には、関電や国などがベストを尽くしていると思いませんかと質問。村上さんは、ベストを尽くしても間に合わないと答えました。

秋山健司弁護士 ― 斎藤信吾さん

原発から45キロ圏の綾部市に住む。福島原発事故では全村避難となった飯館村の福島第一原発からの距離に相当する。ここは上林かんばやし断層が走っている。原子力災害対策計画を市がつくっているが、市の計画では大飯原発から概ね32.5キロ圏内の住民が対象で私は対象外だ。風向き等によって避難が必要となる地域は変わるはず、納得できない。水源となる由良川が汚染される恐れもある。しかし市の具体的対応計画はない。私は視覚障害があるので避難は特に困難。福知山方面に避難する経路が想定されるが、地震による崩落や交通量などで通行止めになるケースが考えられる。私は障害者協会の役員をしているが、約1000人の障害者が取り残されない取り組みはなかなかできない。放射能汚染をもたらす原発と動物、人間とは共存できない。これをやめて少しでも良い方向にもっていきたいと裁判を起こした。原発を止めて欲しい。きれいな川を守って欲しい。

反対尋問では、関電代理人弁護士が、市の計画や基本条例を示して対策をとっている。これらの文書を「読んだか」などと質問、「ざっと読んだ」のやりとり。原告代理人の再尋問で、市からは直接説明したり個別に文書を配ったりはなかったと証言しました。

秋田智行弁護士 ― 添田光子さん

私は、舞鶴市の由良川近くの宮津市との境で農業を営んでいる。高浜原発とは27キロ、大飯原発は32.5キロの距離で、福島第一原発では飯館村に相当する。9軒の集落があり、避難するには山道を車で下るルートしかない。冬場は130センチの積雪がある。事故があればまず子どもを由良川沿いの学校に迎えにいかなければならない。福島の事故のような放射能汚染になれば農産物は売れない。酪農もしているが、これもだめ。子どもたちへの影響も心配でモンモンとした生活を送る。原発事故が起こったらすべて終わり。原発はあってはならないものだ。

反対尋問なし。

森田基彦弁護士 ― 林 森一(はやし もりかず)さん

京都市北区に住んでいる87歳。生家の左京区久多に週1、2回帰っている。そこの町内会長などの役もしている。京都駅から車で峠道を走って1時間程かかる。大飯原発からは30キロ圏内にある。山間の集落は50軒ほどで、100パーセントが高齢者。買い物も自治会も大変。買い物は左京区高野、滋賀県堅田市のスーパーへ行く。医者は月2回往診にきてもらう。冬は雪が1メートル積もる。防災訓練したことはある。一地点に集合したら迎えに来てくれるだろうと思う。原発事故ではどうなるか心配。起これば実際の避難は難しい。役割も決まっていない。福井大地震の経験もあり、地震が起こったらどうなるのか関心があり、原告に加わった。

反対尋問で市の防災計画はしっかりみていないと答え、原告代理人の再主尋問には、市のホームページを見たりしたが、市からは計画があるという説明はなかったと証言しました。

尾崎彰俊弁護士 ― 原 龍治さん

私は美山診療所(南丹市美山町)の事務長をしていた。京都市内の自宅から約50キロあり、1年目は週6日通勤し、その後は週3、4日は宿泊するようになった。町内は車一台がすれ違うのがやっとの道でタイヤが外れ、引き揚げたこともある。雪は12月から3月に30センチから50センチ積もり、通行止めや倒木に出会うこともしばしばある。診療所には5、6人が通う。停電も起こるし、インターネットが不通になることもある。予備電源を備え、30分から4時間はもつようになった。車はスタッドレスタイヤで往診する。ブルドーザーで除雪しないと出られないときもある。10センチ以上でないと出してくれない。総出で雪かきをしないと通路が確保できない。こんなところに原発事故が起こったから避難せよといってもできない。避難は机上の空論。放射能汚染も止められない。人の能力を超えたことをやる原発稼働は考えられない。

反対尋問なし。

◆次回口頭弁論期日は、9月17日(火)午後2時から、101号法廷で。

◆7/16 第42回 期日のお知らせ

◆7/16(火)に第42回期日が開かれます

 2012年11月提訴以来、12年になろうとしていますが、次回 7/16(火)からは、最終段階の証人調べになります。
 私たちは、全ての原発廃炉を願い、憲法とそれを支えるべき裁判官の良心と勇気に期待しています。しかし、裁判官を本当に動かすのは、多くの人が注目していることを示す、市民の運動と世論です。

 皆さまの、目に見える応援が力になります。どうぞ京都地裁にお越しください。

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◆7/16の裁判の内容

・5人の原告が、避難の困難性などについて証言します。
・詳細はこちら[106 KB]をご覧ください。

・それぞれの原告について、原告弁護団から主尋問があり、その後、被告弁護団から反対尋問があります。

・今回、以下の点にご注意ください。
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・開廷前の裁判所周辺デモは、行いません。
・模擬法廷は、開きません。
・閉廷後の報告集会は、★弁護士会館★(地階ホール)です。
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◆裁判に参加するには

以下の二つの方法があります。

[1] 原告席で参加

・10名を募集します。ぜひ、ご応募ください。
その際に可能でしたら、午前のみ参加、午後のみ参加、全日参加の区別をお書きください(当日に変更していただいても構いません)。

・法廷の中(柵の内側)の原告席に入る原告は、「原告団が」決めます。その名簿を事前に裁判所に届けています。そこで、原告席参加ご希望の方は、

★7月8日(月)★を締切日としますので、
★事務局宛のメール★に「原告席希望」と書き、お名前をご連絡ください。必ず以下のアドレスに送ってください。
  
kyotodatsugenpatsubengodanあっとgmail.com(あっと→半角の@)

・結果は、折り返しの返信メールでご連絡します。
(原告席の希望者が多ければ、締切日前に受け付けを終了します)

・裁判当日は、京都地裁1Fの101号法廷前に待機しています原告団世話人より、原告席券を受け取っていただき、法廷に入ってください。

[2] 傍聴席で参加

・法廷の傍聴席は88席ほどです。「裁判所が」抽選で決めます。

・原告の方、原告でない方も、資格を問わず、誰でも応募できます。
・09:30~09:45(見込)の間に、京都地裁正面玄関前で、抽選リストバンドが配付されます。配付終了後すぐに抽選結果が発表されます。
(傍聴希望者が少ない場合は、抽選はありません)

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◆全体的なタイムテーブル

09:30…裁判所による傍聴券の抽選リストバンド配布開始(見込)
    @京都地裁正面玄関前
09:45…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了(見込)
    直ちに抽選→傍聴券の配布
10:30…開廷。午前は12:10まで、午後は13:30から16:20まで
16:30頃から…閉廷後、★弁護士会館★(地階ホール)で報告集会開始、30分程度

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◆傍聴券

・開廷の1時間くらい前から傍聴席抽選のリストバンド配布が始まる見込みです。正式な開始時間は、開廷日の1週間くらい前からネットで公表されます。「各地の裁判所の傍聴券交付情報」を検索→京都地裁、で表示されますので、ご確認ください→こちら
・午前のみでお帰りになる場合は、傍聴券をスタッフに預けてください。
(裁判所より返却の指示があった場合は、返却してください。)
・午後のみ参加の場合は、スタッフもしくは、空席があれば裁判所職員から、傍聴券を受け取ってください。

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証人として参加される原告の皆さまへ

・既に原告席を確保していますので、申込は不要です。
・担当弁護士からの指示に従って、裁判所にお越しください。
・午後の閉廷後、弁護士会館で報告集会を設定していますので、可能ならば
ご参加ください。
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◆6/4 第41回口頭弁論の報告

 2024年6月4日(火)に京都地裁で第41回口頭弁論が開かれました。
模擬法廷&報告集会は、弁護士会館の地階ホールで行いました。
参加者(弁護団、原告、傍聴など)総数は、93名。
事前のお知らせチラシ→こちら

  • 恒例の裁判所周辺デモは30人前後でしたが、賑やかでした。開廷前デモ、法廷傍聴、模擬法廷、報告集会にご参加の皆さまは、たいへん御苦労様でした。以下、吉見さん撮影。
     
    ▼開廷前のデモ

  • 原告席…14名で募集し、12名の申込を受け付けました。
  • 傍聴席…コロナ禍による制限がなくなり、全席およそ90席が使えるようになっています。今回、抽選にはならず、傍聴席のうまり具合は90%程度でした。
  • この回は、舞鶴市にお住まいの原告、竹下真希子さんが、原発事故避難について意見陳述を行いました。
  • 弁護団からは準備書面で、前回に続き、2024年元日の能登半島地震について…志賀原発の30キロ圏にある放射線防護施設が損傷を受け、避難の困難性がますます明白になったこと、などを述べ、これまでの原告の主張が裏付けられたと主張しました。
    → 原告提出の書面(弁護団の準備書面ほか)は→ こちら
    竹下真希子さんの口頭弁論要旨 は→こちら[123 KB]
  • 閉廷後、進行協議(裁判所、原告、被告の弁護団代表による)があり、今後の証人調べについて概略が決まりました。2012年11月29日提訴以来の裁判も、いよいよ終盤となってきました。
  • 証人調べは、来年の3/6(木)まで続きます。その詳細は →こちら[106 KB](2024-06-05 現在の予定)
  • 報告集会の様子

  • カンパ…参加者の皆さまからカンパをいただきました。感謝いたします。
    ・金額は、その都度、会場ですぐに計算して報告できていませんが、最近は以下の通りです。
    ・2023年:3/2…21,683円、 6/1…44,572円、9/21…34,091円、12/20…25,631円
    ・2024年:3/8…30,921円、6/4…42,018円

◆6/4 第41回口頭弁論のお知らせ

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・開廷前の裁判所周辺デモを行います。
・模擬法廷、閉廷後の報告集会は、★弁護士会館★地階ホールとなります。
(弁護士会館は、地裁構内、南東角です)

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◆裁判所にお越しください!
・・2012年11月29日提訴以来の長い裁判も、ようやく先が見えてきました。すでに主張すべき点は終わりに近づいていて、証人尋問など、今後の展開に移る段階になっています。
憲法とそれを支えるべき裁判官の良心と勇気に期待して闘っていますが、裁判官を動かすのは、裁判に多くの人が注目していることを示す運動と世論です。皆さまの、目に見える応援が力になります。6月4日には、どうぞ裁判所にお越しください。

◆原告から
・舞鶴市にお住まいの原告、竹下真希子さんが、原発事故避難について陳述します。

◆弁護団から
・前回に続き、本年元日の能登半島地震に関連して…志賀原発の30キロ圏にある放射線防護施設が損傷を受け、避難の困難性がますます明白になったこと。

◆タイムテーブル
12:10…裁判所構内の南東角、弁護士会館の玄関前に集合
12:15…裁判所周辺の定例デモに出発。13:00頃まで
13:45(見込み)…傍聴券の抽選リストバンド配布開始。
 地裁北玄関前。傍聴は誰でも参加可能
14:00(見込み)…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了
 直ちに抽選→傍聴券の配布抽選にもれた方、入廷を希望されず模擬法廷に参加される方は
 14:30までに弁護士会館(地階ホール)の模擬法廷へどうぞ
14:30…開廷、弁論開始。同時刻に模擬法廷も開始
15:45頃から…閉廷後、弁護士会館(地階ホール)で報告集会。30~60分程度

裁判に参加する方法…以下、三つの方法があります。
原告の皆さまは下記、[1] 原告席か、[2] 傍聴席か、[3] 模擬法廷のいずれかでご参加ください。
原告でない方は、[2][3]でご参加ください。

[1] 原告席…法廷の中で柵の内側に、原告として入ります。
被告「関電、国」の正面に座ります。
・原告団が氏名を裁判所に通知します。
【いつもメールによる連絡を受け取っている原告】 5/20頃にメーリングリストにより案内メールをお送りしますので、それを受信されてから、返信として申込ください。
【いつも郵送による期日案内連絡を受け取っている原告】 原告席での参加を希望される場合は、5/26(日)までに事務局宛ご連絡ください。
・コロナ以前は合計35名ほどの原告が参加できましたが、今回は、14名程度となります。
・定員に達するまで、先着順で受け付けます。

[2] 傍聴席…法廷の中で柵の外側。88席あります。
傍聴席に座るには、裁判所が抽選を行います。
傍聴希望者が少なかった場合は、抽選はありません。
・13:45~14:00(見込み)の間に、京都地裁正面玄関前で、抽選リストバンドが配布されます。
・傍聴席は、原告でない方も、誰でも抽選によって参加することができます。
・傍聴席に入ることができなかった場合、または、最初から法廷に入ることを希望されない場合は、次項に記載の模擬法廷にご参加ください。

[3] 模擬法廷…弁護団が用意します(法廷と同じ14:30開始)。そこに参加するには
★弁護士会館★地階ホールへ、直接おこしください。
・法廷よりもわかりやすく、弁護団が解説します。
・事前に提出されている被告(国や関電)側の書面があれば、その解説も行います。

◆報告集会の開催
・法廷の終了後、★弁護士会館★地階ホールにて報告集会を開催します(16:15頃から)。
・裁判の進行などを、弁護団から説明いたします。裁判に関するご質問などもどうぞ。
・コロナ禍の状況によっては、報告集会自体を取りやめる可能性もあります。その場合は、あらかじめ原告団Webサイト(「京都脱原発原告団」で検索可)に掲載します。
・電話でのお問い合わせは、090-5660-2416(吉田あて)。

◆3/8 第40回口頭弁論の報告

 2024年3月8日(金)に京都地裁で第40回口頭弁論が開かれました。
模擬法廷&報告集会は、弁護士会館の地階ホールで行いました。
参加者(弁護団、原告、傍聴など)総数は、70名ほど。
事前のお知らせチラシ→こちら

  • 恒例の裁判所周辺デモは25人でしたが、賑やかでした。開廷前デモ、法廷傍聴、模擬法廷、報告集会にご参加の皆さまは、たいへん御苦労様でした。以下、吉見さん撮影。
     
    ▼開廷前のデモ

  • 原告席…14名で募集し、14名の申込を受け付けました。
  • 傍聴席…コロナ禍による制限がなくなり、全席およそ90席が使えるようになっています。今回、抽選にはならず、傍聴席のうまり具合は4分の3程度でした。
  • この回は、京都民医連あすかい病院の院長(内科医)、中川裕美子先生が、原発事故避難について、コロナ感染状況との関係で医療現場に特有の問題点などについて陳述。原発事故が起こった際の避難の困難性を陳述されました。弁護団からは準備書面で、2024年元日の能登半島地震について、これまでの原告の主張が裏付けられたと主張しました。
    → 原告提出の書面(弁護団の準備書面ほか)は→ こちら
    中川裕美子さんの口頭弁論要旨 は→こちら[217 KB]
  • 被告の国からは、深層防護についての準備書面が提出されました。こちら[564 KB]
  • 閉廷後、今後の進行協議(裁判所、原告、被告の弁護団代表による)がありましたが、証人調べについて協議が長引き、報告集会は先に終了しました。今後の日程は弁護団全体での確認後、公表されます。2012年以来の裁判もいよいよ終盤となってきました。
  • 報告集会の様子

    ▲▼原告として意見陳述をした中川裕美子さんの報告

  • カンパ…参加者の皆さまからカンパをいただきました。感謝いたします。
    ・金額は、その都度、会場ですぐに計算して報告できていませんが、最近は以下の通りです。
    ・2023年:3/2…21,683円、 6/1…44,572円、9/21…34,091円、12/20…25,631円
    ・2024年:3/8…30,921円

◆3/8 第40回口頭弁論のお知らせ

┌─────────────
・開廷前の裁判所周辺デモを行います。
・模擬法廷、閉廷後の報告集会は、★弁護士会館★地階ホールとなります。
(弁護士会館は、地裁構内、南東角です)

└─────────────

◆裁判所にお越しください!
・・2012年11月29日提訴以来の長い裁判も、ようやく先が見えてきました。すでに主張すべき点は終わりに近づいていて、証人尋問など、今後の展開に移る段階になっています。
憲法とそれを支えるべき裁判官の良心と勇気に期待して闘っていますが、裁判官を動かすのは、裁判に多くの人が注目していることを示す運動と世論です。皆さまの、目に見える応援が力になります。3月8日には、どうぞ裁判所にお越しください。

◆原告から
・京都民医連あすかい病院の院長(内科医)、中川裕美子 先生が、原発事故避難について、医療現場に特有の問題点などについて陳述。

◆弁護団から
・本年元日の能登半島地震に関連して…地震の予知はできないこと、想定外のことが何処でも起こること、原発事故が起こった場合は避難が困難であること、などを主張。

◆タイムテーブル
12:10…裁判所構内の南東角、弁護士会館の玄関前に集合
12:15…裁判所周辺の定例デモに出発。13:00頃まで
13:45(見込み)…傍聴券の抽選リストバンド配布開始。
 地裁北玄関前。傍聴は誰でも参加可能
14:00(見込み)…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了
 直ちに抽選→傍聴券の配布抽選にもれた方、入廷を希望されず模擬法廷に参加される方は
 14:30までに弁護士会館(地階ホール)の模擬法廷へどうぞ
14:30…開廷、弁論開始。同時刻に模擬法廷も開始
15:45頃から…閉廷後、弁護士会館(地階ホール)で報告集会。30~60分程度

裁判に参加する方法…以下、三つの方法があります。
原告の皆さまは下記、[1] 原告席か、[2] 傍聴席か、[3] 模擬法廷のいずれかでご参加ください。
原告でない方は、[2][3]でご参加ください。

[1] 原告席…法廷の中で柵の内側に、原告として入ります。
被告「関電、国」の正面に座ります。
・原告団が氏名を裁判所に通知します。
【いつもメールによる連絡を受け取っている原告】 2/22頃にメーリングリストにより案内メールをお送りしますので、それを受信されてから、返信として申込ください。
【いつも郵送による期日案内連絡を受け取っている原告】 原告席での参加を希望される場合は、2/28(水)までに事務局宛ご連絡ください。
・コロナ以前は合計35名ほどの原告が参加できましたが、今回は、14名程度となります。
・定員に達するまで、先着順で受け付けます。

[2] 傍聴席…法廷の中で柵の外側。88席あります。
傍聴席に座るには、裁判所が抽選を行います。
傍聴希望者が少なかった場合は、抽選はありません。
・13:45~14:00(見込み)の間に、京都地裁正面玄関前で、抽選リストバンドが配布されます。
・傍聴席は、原告でない方も、誰でも抽選によって参加することができます。
・傍聴席に入ることができなかった場合、または、最初から法廷に入ることを希望されない場合は、次項に記載の模擬法廷にご参加ください。

[3] 模擬法廷…弁護団が用意します(法廷と同じ14:30開始)。そこに参加するには
★弁護士会館★地階ホールへ、直接おこしください。
・法廷よりもわかりやすく、弁護団が解説します。
・事前に提出されている被告(国や関電)側の書面があれば、その解説も行います。

◆報告集会の開催
・法廷の終了後、★弁護士会館★地階ホールにて報告集会を開催します(16:15頃から)。
・裁判の進行などを、弁護団から説明いたします。裁判に関するご質問などもどうぞ。
・コロナ禍の状況によっては、報告集会自体を取りやめる可能性もあります。その場合は、あらかじめ原告団Webサイト(「京都脱原発原告団」で検索可)に掲載します。
・電話でのお問い合わせは、090-5660-2416(吉田あて)。