◆[第5回原告団総会]参加者からの声

2017年6月25日(日)しんらん交流館大谷ホールで開かれた第5回原告団総会で、ご意見を書いていただく用紙を配布したところ、次のような声が寄せられました。ここに一括して、掲載させていただきます。

ご意見をお寄せいただいた皆さま、ありがとうございました。

  • 講演の内容は難しいものもありましたが、原発差止訴訟をめぐる様々な思惑と経緯を知ることができ、大変勉強になりました。今後はもっと原発をめぐる問題に関する勉強をしていきたいと思います。本日はありがとうございました。
  • 記念講演の後半を駆け足で飛ばしたのが残念です。時間をもっと多くとっていただきたかったです。一般市民にとっては科学的な内容は分かりづらいですが、かといって適当に分かった気でいては、今回の訴訟に十分かつ正当に取り組めなくなってしまいます。
    その意味で、纐纈先生という第一人者に東京から来ていただく絶好の機会なのですから、十分な時間をとってほしかったのです。あとはレジュメで勉強します。
  • 纐纈先生には、お立場上難しいでしょうに、講演に来ていただいたことに敬意と感謝を申し上げます。
    講演を聴いて、最後は市民の力、できるだけ広範な団結の力だと確信しました。がんばりましょう!!
  • 世話人の皆様、ありがとうございます。実り多い総会でした。
  • 今日の講演は期待はずれでした。
  • 電源喪失が地震動によるのか、津波によるのか、が争点の一つになっていて、その予測をどうしていたか、対策を講じていたかが議論されていると認識しています。
    この点で地震動の予測は科学研究が困難、判決は裁判官の心証によるところが大きいのではと纐纈先生はお話なさったと思います。
    いやいや難しいなあと。東電の経営首脳が誰一人この大被害をもたらした大事故の責任をとってない。司法で追及されていない(裁判をわたしたち人民の一部が始めましたが)この闘いに勝利したいと。「耐震安全性における科学の問題」の高度に複雑な問題の所在を知って、心揺れますね。
  • 今日は、竹本団長は纐纈さんのご紹介だけでしたが、今日へのご縁とご準備ありがとうございます。
    出口弁護団長、渡辺事務局長のお話も大変勉強になる熱いお話でした。
    私は大阪府民で金沢控訴審のお手伝いをしていますが、がんばって勝訴しましょう。
  • 隣国の韓国では、福島原発直後から、原子力発電の危険性が知られ、特に慶州あたりで地震が発生するようになって、更に廃炉への市民運動が全国に広がりました。今回の大統領選挙で当選した文在寅大統領は、即時運転停止を公約に掲げました。そして、6月に入って停止するイベントをやってまでそれを実現しました。このような市民運動に学んで、連帯して、様々な(広範囲の若い世代も含んだ)運動を展開したいものです。
  • ① 纈先生はQ&Aで原発を徐々に止めていくと解答を言われたように思いますが、原発ゼロでも電気は大丈夫だったのに、何故この答かが分からなかったです!私はすぐ原発全部を止めてほしいです。生命が一番大切です。とまっていた機関が1年以上あった。
    ② 問に答えられるところで、質問そのものの内容が、先生にはわかっても私には分かりませんでした。「このことを聞いておられるのだと思います」と言ってもらって回答をしてほしかったです。
    ③ 震そのものは8.5Mといわれ、たいしたことないと発言されたように思いますが、8.5なら家はこわれる大きさと思いますが、この表現をされるのは心外でした。科学的にみて、そうでも表現の仕方は工夫してほしいと思いました。
  • “研究には制約・限界がある、地震の予測に多領域の同時発生などもあいまい、具体的な断層危険度の予測手法も確立されてはいない”というようなことと思われるが、ならば、地震についてもこんな不確定要素ばかりで科学の問題として解決できないのであれば、きわめて危険な原発の設置を認め、建設してきたことがそもそもの間違いであった。今回の話し方は、だれが原発を推進してきたかの責任の追及を“科学の問題”にすりかえているように感じられた。