◆[第6回原告団総会]確認されたスローガン

大飯原発差止訴訟[京都地裁]第6回原告団総会にあたり
参加者一同で確認しましょう!

~原発事故で故郷を失うような事態,子どもたちを放射能にさらすような事態を二度と招かないために~
~若狭,京都,琵琶湖を,第二のフクシマにさせないために~

(1)すべての原発の新設と再稼働に反対しよう。
(2)40年超えの高経年原発を筆頭に,すべての原発の廃炉を求めよう。
*(3)原子力をベースロード電源とするエネルギー基本計画を改めさせ,節電,小規模分散,地産地消を基本とする再生可能な自然エネルギーの振興を求めよう。
(4)核武装の潜在能力を維持するための核燃サイクル,MOX燃料の使用は,即刻止めさせよう。
(5)原発事故に備える避難計画にとどまらず,全原発廃炉による原子力防災を前進させよう。
*(6)トルコ,インド,イギリスなどへの原発の輸出を止めさせよう。

(7)福島第一原発事故の原因究明を求めよう。
(8)福島第一原発事故について,国と東京電力,原子力ムラの事故責任を明確にさせよう。
(9)福島第一原発事故で被災,避難したすべての人に対する相当な補償を実現させよう。
(10)福島第一原発事故について,賠償を求めている全国の裁判を支援しよう。
(11)福島第一原発事故の被曝により,福島などで多発している甲状腺がんなどについて,実態解明と対策を求めよう。
*(12)学校教育や原発事故被災地における放射能の影響の過小評価,放射線安全宣伝,風評被害攻撃をうち破ろう。

(13)脱原発に道を開き,立憲主義,民主主義,平和主義を守る政権を実現しよう。
(14)あらゆる選挙において,原発推進勢力を排し,脱原発勢力を大きくしよう。
*(15)「原発ゼロ・自然エネルギー基本法」を成立させよう。
(16)原子力「推進」委員会と化している「規制」委員会の改廃を求めよう。
(17)福島第一原発事故に責任を負うべき裁判所が,今また原発推進に加担している責任を追及しよう。
(18)関西電力には,市民の声を聞くこと,原発から脱却した経営政策を強く要求しよう。
*(19)原発の電気はいらない署名などで,関西電力から新電力への切り替えを促進しよう。

*(20)京都脱原発原告団は,「市民参加の訴訟」をふまえ,脱原発市民運動との共闘をすすめよう。
(21)京都地裁における大飯原発差止訴訟に勝利しよう。
(22)原発の運転差し止めを求めるすべての裁判と連帯しよう。
(23)すべての原発運転差し止め裁判に勝利しよう。

以上,世話人会からの提案が,総会で確認されました。
(*は,昨年からの変更,または本年の追加です)