◆定期点検中の高浜原発の起動を阻止しよう

【2018年7月】

定期点検中の高浜原発4号機、8月21日に起動?
8月3日定期点検入りの高浜原発3号機、10月に起動?

定期点検中の高浜原発の起動を阻止し、
このまま廃炉に追い込もう!

◆関電は7月17日、定期検査中の高浜原発4号機について、検査工程の変更申請を原子力規制委員会に届け出ました。9月15日としていた発電・送電開始を8月24日に前倒しするということです。今回の定検中に見つかった蒸気発生器の細管2本のひび割れの補修工事が、7月中に終わるめどが立ったため、工程を変更するのだそうです。8月18日からの予定だった燃料装荷は7月25日に始めるといわれています。通常、発電・送電の2、3日前に原子炉を起動させますから。8月21日(火)に起動(いわゆる再々稼働)の可能性が大です。

◆一方、関電は、8月3日から定期検査入りの高浜3号機を10月に稼働させようとしています。

◆高浜原発3、4号機は運転期間が33年を超えた老朽原発で、しかも混合酸化物(MOX)燃料を用いてプルサーマル運転をしています。危険極まりなく、長期の水冷保管を要する使用済み核燃料を残す原発です。定期点検を機に、そのまま廃炉に追い込みましょう!

◆「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」【「オール福井反原発連絡会(原子力発電に反対する福井県民会議、 サヨナラ原発福井ネットワーク、 福井から原発を止める裁判の会、 原発住民運動福井・嶺南センター、 原発問題住民運動福井県連絡会で構成)」、「若狭の原発を考える会」、「ふるさと守る高浜・おおいの会」の呼びかけで、昨年8月に結成された「大飯原発うごかすな!実行委員会」を本年6月に改称して設立された団体】は、次の「現地抗議行動」(高浜町)、「関電包囲全国集会」(大阪市)を呼びかけています。ご支援、ご参加をお願いします。


高浜原発4号機起動(再々稼働)阻止!

高浜現地抗議行動

高浜原発4号機起動(再々稼働)の当日(8月21日あるいは22日)、
高浜町現地で抗議デモ、高浜原発ゲート前抗議集会を展開します。
日 時;8月21日あるいは22日(確定し次第お知らせします)、12時30分。
場 所;高浜原発の先 300 m の展望所に集合後、デモでゲート前へ。
主 催;原発うごかすな!実行委員会@関西・福井
連絡、お問い合わせ
木原壯林(若狭の原発を考える会、090-1965-7102)
宮下正一(原子力発電に反対する福井県民会議、0776-21-5321)
当日、大阪、京都、滋賀からは、現地に配車します。
◆ご利用の方は、次記に詳細をお問いあわせ下さい。
橋田秀美(090-5676-7068)、木戸恵子(090-9213-7395)


断固とした、高浜原発起動阻止行動に起ちましょう!


8.25高浜原発このまま廃炉!

関電包囲全国集会

日 時;8月25日(土)15:00から16:00
場 所;関西電力本店前(大阪市北区中之島)
(集会終了後うつぼ公園に移動して、同公園から御堂筋デモ)
主 催;原発うごかすな!実行委員会@関西・福井
連絡先
宮下正一(原子力発電に反対する福井県民会議、0776-21-5321)
木原壯林(若狭の原発を考える会、090-1965-7102)


たとえ稼働は許しても、反原発運動の意義は大きい!
断固とした行動に起ちましょう!

◆昨年来、高浜原発、大飯原発の再稼働を許してしまったことは悔しいことですが、それでも、私たちは、私たちの行動も含め、数多く展開された脱原発・反原発の行動は一定の勝利を収めていると総括しています。それは、以下の理由によります。

  1. 私たちの運動も含めた広範な反原発の闘いのために、傲慢な電力会社といえども、原発を動かそうとするとき、多額の費用を要する安全対策を施さざるを得なくなり、それが、原発重大事故を防いでいるとも言えます。大衆運動がなければ、電力会社は多額の費用を要する安全対策もせずに、老朽原発を含む原発を次々に動かし、重大事故の確率は格段に高くなっていたでしょう。
  2. 電力会社は、安全対策費がとくにかさむ老朽原発の廃炉を決意せざるを得なくなっています。昨年末からでも老朽な大飯原発1、2号機、伊方原発2号機の廃炉が決定、福島第2原発4基の廃炉が表明されました。福島事故時に54基あった原発のうち19基の廃炉が決定したことになります。
  3. 国際的な反原発運動が、世界的にも安全対策費の高騰を招き、東芝の破綻、米国の原発建設から撤退、伊藤忠のトルコの原発建設計画からの撤退など、企業の原発から撤退を促しています。
  4. 反原発の大きな声が、裁判闘争を後押しし、司法を動かしています。福井地裁、大津地裁、広島高裁での原発運転差止め決定など司法での勝利も、福島原発事故後、格段に多くなっています。
  5. 現地での行動は、原発再稼働に抗議するだけでなく、表にはでていないものの、若狭に広範に存在する「原発は嫌だ」の声に呼応し連帯するものです。脱原発の声は、徐々に顕在化しています。

以上のように、反原発の大衆運動は、原発重大事故の防止、老朽原発の廃炉,原発からの企業の撤退、に貢献し、裁判闘争の勝利にも貢献しています。

◆さらに反原発運動を高揚させれば、必ず原発全廃を勝ち取れます。

原発立地、原発電力消費地での
「原発電気NO!」の声を拡大しよう!


カンパのお願い

上記の「高浜現地抗議行動」、「関電包囲全国集会」は、手弁当で、準備・実施されます。
経費のご支援を戴ければ幸いです。
カンパ振込先(郵便振り込み):
加入者名:若狭の原発を考える会;口座記号・番号:00930‐9‐313644
お振込みにあたっては、通信欄に「高浜原発再稼働阻止行動へのカンパ」とお書きください。


原発うごかすな!実行委員会@関西・福井(連絡先:木原090-1965-7102)