◆「原発の電気はいらない署名@関西」の呼びかけ人会議

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「原発の電気はいらない署名@関西」の呼びかけ人会議
・日時…8/8(火)18:00~18:40くらいまで。
・場所…ひと・まち交流館京都
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◆「原発の電気はいらない署名@関西」の呼びかけ人,呼びかけ団体になっていただき,ありがとうございます。(これから呼びかけ人になっていただきたい方にも,お送りしています。)

◆私たちの署名運動はゆっくりとしたペースではありますが,着実に脱原発への道を拓きつつあります。関西電力は福島事故から何も学ばず,高浜原発の再稼働を強行し,さらに大飯原発,それも40年超えの原発まで再稼働させようとしています。世論を無視する理不尽の極みですが,原発再稼働以外に経営危機の打開策を持たない無能経営の故です。何としても阻止したいものです。

◆ご承知の通り,関電の販売電力量は,福島事故前の2010年度のピーク時に比べると,昨2016年度は20%も減少しています。総括原価方式によって政府公認の高い電力を売ってきたことにより,電力自由化による新電力会社との価格競争力を失って,顧客離れが進んでいるからです。

◆その結果,昨年4月から8月までの4か月間で毎月4万件の消費者が契約を変更し,現在では累計90万件にのぼっています(6月30日現在)。深刻な顧客離れを止めるためには,料金の値下げが求められるわけですが,その資金余力はありません。昨年度の決算では営業利益として1645億円をあげていますが,それは火力燃料費が安く,一昨年と比べて1845億円も少なくて済んだからです。その事情がなければ,赤字不可避の状況です。値下げに必要な原資もないのです。

◆値下げしなければ,顧客離れで販売量が減り,値下げすれば,販売収入を減らす。進退極まった泥沼状況なのです。限界費用の小さい原発再稼働以外に知恵のない無能経営です。

◆関電からの契約変更は,このペースで進めば,8月末には100万件を超えるものと予想されます。関電の契約口数1250万件に比して,8%減です。脱原発の大きな世論を,原発の電気は買わないという形にして広げることによって,関電の原発推進路線に具体的なノーを突きつけることができます。

◆関電の電気は,少しの値下げをしても,経済合理性の観点から消費者(小口の家庭,大口の企業とも)の理解を失うほどのレベルです。事故リスク,司法リスクが大きく,ますますコスト高になっている原発に頼っていて,今後,関電の経営は大丈夫か,という視点からの訴えも現実味をおびてきました。今「原発の電気は買わない!」との声を広げることは,脱原発の「関ヶ原」となっています。8月8日の「学習講演会」と,その直前に行う「呼びかけ人会議」には,ぜひ多くの皆さまがご参加いただきたく,お願いいたします。