◆第1回世話人会(2013年2月9日)

 2月9日(土)に京都弁護士会館にて大飯原発差止訴訟の世話人会準備会が開かれ,59名の原告が参加して盛会でした。その後,第一回世話人会が開かれましたが,それらの内容をお知らせします。ご報告が遅くなってしまいましたが,今後は改善してまいります m(_ _)m

(1) 提訴後のこれまでの経過報告

 弁護団から訴訟の経過説明が行われました。2012年11月29日に提訴以来,昨年中は委任状のチェックなど形式的な審査が行われました。年明けには,訴訟の印紙代として490万円弱を裁判所に納入しましたが,この額については争う余地を残しています。
 年明けから,裁判所とは第1回裁判の法廷の場所を巡って協議をしています。今回の裁判は京都地裁始まって以来最大の1107名が原告という大型訴訟です。京都地裁内の法廷では,いちばん大きい101号法廷でも100名程度しか入れません。弁護団は,裁判所に対して近くの商工会議所講堂やハートピア京都のホール,旧春日小学校の体育館などを借りて裁判を開くよう申し入れています。第1回裁判の日程はまだ決まっていませんが,新年度に入ってからと予想されます。

(2) 世話人会の発足

 今後の運動として,“弁護団”とは別に“原告団”を確立していくこと,原告団をさらに1000名規模で追加していく方向が提起され,質疑を経て確認されました。情報の発信,財政などについての意見もあり,さらに整理が必要です。そのために仮りの世話人会をつくることとし,その場での申し出などによって下記,世話人会・事務局について満場一致で確認しました。世話人・事務局ともに,今後,お申し出があった場合は随時追加することも確認しました。なお,弁護団と原告団の連絡担当として,3名の弁護士が紹介されました。
・世話人…13人(2/9の確認以降に登録の人も含む)
・事務局…3人
・弁護団と原告団の連絡担当の弁護士…3人

(3) 第一回世話人会での確認と議論の内容

 最初の世話人会では,原告に訴状を配布することとし,6/1(土)に何らかのイベントを含む“原告団”の結成総会を開くこと,その場で正式の世話人会を選出すること,今後の組織と運動,財政などに関する提起を行うこと,などを確認しました。

 なお,訴状はA4版で88ページあり,現在,京都脱原発弁護団ブログ(裁判所提出書面)に置いてあります。「121129訴状b.pdf 」の部分をクリックすれば,画面に表示できます。「121129訴状b.pdf 」の部分のすぐ右側の下向き矢印の部分を右クリック→対象をファイルに保存,とすれば,自分のパソコンにファイルとしてダウンロードできます。

京都脱原発弁護団ブログ
http://d.hatena.ne.jp/kyotodatsugenpatsubengodan/20150101/1347952478
訴状を画面に表示できない場合は,pdfファイルを読むためのAdobe Readerというソフトをダウンロードしてインストールします。
(→http://get.adobe.com/jp/reader/otherversions/ )

(4) 今後の世話人会の開催

 第二回世話人会は,3/2(土)の開催で,その内容は引き続きご報告します。第三回世話人は4/7(土)(京都弁護士会館)です。世話人になることを希望される方もご出席いただけます。