◆第4回世話人会(2013年4月27日)

 4月27日(土)に京都弁護士会館にて大飯原発差止訴訟の原告団・第四回世話人会が開かれました。裁判と原告団結成総会の日程だけは,先にお知ら せしましたが,その他の内容をまとめてお知らせします。

■最初に重要なお願い…原告団結成総会の6/1(土),当日13:30からのパレードと,総会の写真を撮影していただけるカメラマンを募集します。写真 撮影でご協力いただける方は,事務局までご連絡いただければ幸いです。

■以下,世話人会の内容のお知らせです。

(1)経過と当面の予定など

・4/30(火)18:00~,全原告へ訴状の発送。お手元に届いたと存じます。
・5/ 1(水)メーデー会場で原告募集案内チラシを配布
・5/ 3(金)憲法集会で原告募集
・5/25(土)11:00~,第五回世話人会,弁護士会館
 その後で,原告団結成総会資料をセットする作業
・6/ 1(土)13:30~,パレード。
  14:30開場~,原告団結成総会
・6/ 8(土)13:00~,第六回世話人会,弁護士会館
・7/ 2(火)14:00~,第一回口頭弁論,京都地裁
・7/ 6(土)10:30~,第七回世話人会,弁護士会館

(2)原告団結成総会に向けて

・原告団結成趣意書…前回に続き,内容を検討しました。なお,「趣意書」というところも,「原告団結成のアピール」とか「原告団結成にあたっての訴え」など(未定ですが,漢字ばかりの固い雰囲気でない用語)にしたいと思います。
・総会の内容と進行,時間配分,担当などについて検討しました。

(3)原告団の財政について

・今後,裁判の進展や,原告団としての活動に伴い,財政的な措置が必要になってきます。財政をどうするかは,大きな課題です。正式には原告団結成総会の時に提案する予定です。ご意見がございましたら,お寄せください。
・原告申込時の5000円,その他のカンパなどは,これまで一括して弁護団が管理してきていますが,今後とも継続し,収入はすべて,そこに入れることにします。原告団としてとくに必要な費用がある場合,世話人会の了承の下に弁護団会計に請求し,出金を求めることにします。請求や現金,領収書などの扱いは,原告団会計担当者が行います。

・今後の収入をはかるために,以下の[1]~[5]を考えています。

・原告団結成総会には,[1]会場カンパを募りたいと思います。
・原告の皆さんには,[2]「大飯原発差止訴訟運営のための年度カンパ」(仮称)を訴え,それぞれ可能な範囲でご協力いただくことを検討しています。
・原告にはなれないが,訴訟には協力したいという方には,[3]サポーターカンパを訴えます(カンパ口座はすでに解説済みです)。そして,応じてい ただいた方は,サポーターとして登録し,継続的なご支援をいただけるよう,要請します。
・その他の収入をはかる方法として,まず,原告団結成総会のときから,原告以外の方には[4]訴状を販売(1部1000円)します。このほか,[5]Tシャツ, カンバッジ,クリアフォルダなどのグッズ販売を検討します。これらのグッズについては,チームをつくって検討します。

(4)今後の原告団の運動について

・原告団を広げ,裁判所に対して運動の広がりを明らかにすること,脱原発訴訟の意味を広く訴えること,社会全体の反原発運動の裾野を広げること,といった目的で,1000人規模の第二次提訴をめざします。原告団募集案内チラシや,メールを利用し,目標の達成をめざします。
・原告全体の中からそれぞれ参加者を募って,テーマ別のチームができることを期待しています。たとえば,情報発信チーム(原告団のHPづくり,原告団ニュースの作成),風船チーム(風船で放射能汚染の広がりを調査するため九州玄海などの取り組みの調査,大飯での実施),原発学習会(訴状についてとか,原発裁判について),それから,グッズチームも考えられます。
・原告団からの情報発信は,弁護団とは別に独自のHPを作成することにして,現在,準備を進めています。
・各チームは原告の皆さんから広くメンバーを募りますので,応募してください。
・地域別,職域別,年代別などの原告グループは,可能なところでは,自由につくってもらって,活動は自由にすすめていただくようにします。

(5)今後の検討課題

・裁判の口頭弁論が開かれるときの体制,裁判内容の報告の方法,裁判書面の扱いなどは,次回以降の世話人会で検討の予定です。