◆関西電力 闇歴史◆016◆

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◆卸電力市場で価格暴騰を引きおこす(2020~21年)
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 2020年12月から2021年1月にかけて、卸電力取引所の価格が暴騰したが、その大きな原因の一つが、関電による市場への売入札絞りにあるとみられる。

 巨大な発電設備をもつ大手電力には、卸市場への玉出し(グロスビディング)は事実上の義務であったはずなのに、公表せずに自社判断だけでこれをゼロにした。仕入れたくても卸市場に品がない状態となり、買い手の新電力は焦って高値をつけ(自ら計画した量を確保できない場合は罰金=インバランス料金を徴収されるので)、市場価格が暴騰した。多くの新電力に多額の損失を与え、一部の消費者にも高額の電気料を強いることになった。関電は、需給調整が難しく、もっとも信頼性の低い電源である原発に過度に依存している結果、電力市場を混乱に陥れ、新電力の経営を脅かしている。

【参考】卸電力市場の価格高騰、真の原因は、旧一般電気事業者(関電など大手電力)による売り入札の大幅減にある。グリーンピープルズパワー代表取締役の竹村英明さん → こちら

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