2022年6月3日(金)に京都地裁で第33回口頭弁論が開かれました。
模擬法廷&報告集会は、弁護士会館で行いました。
事前のお知らせチラシ→こちら。
- 法廷傍聴、報告集会にご参加の皆さまは、たいへん御苦労様でした。
- 6月より急にコロナ禍による傍聴席の制限がなくなり、全席およそ90席が使えるようになったのですが、傍聴希望者の方が少なくて抽選にはなりませんでした。今後は、傍聴支援の要請を旺盛にして傍聴席が埋まるように運動を展開していきます。
- 今回は、原告団総会の案内チラシと一緒に口頭弁論期日案内も送付することになった関係から、開廷前の裁判所周辺デモは、4月下旬の段階で判断を迫られて、リスク回避を優先して中止と決めました。次回の口頭弁論期日からは、なるべく、デモも行うようにしたいと考えています。
- 参加者が全員、抽選なしで傍聴席に入ったために、模擬法廷は、参加者がいませんでした。
- 報告集会では、意見陳述をされた井上ひろみさんの発言があり、弁護団および原告団からの報告、参加者からは「5/29 原発のない明日を~老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」の報告(2100名→こちら)がありました。50名ほどの参加でした。
- 報告集会では、カンパをいただきました。感謝いたします。
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当日の原告側の主張は、以下の通りです。
原告の意見陳述は、介護、医療関係の原告からの避難の困難性について。1980年代から京都市北区で原谷(はらだに)こぶしの里など老人福祉施設を運営する社会福祉法人 七野(ななの)会の代表、井上ひろみさんが、コロナ禍のもと高齢者施設における原発事故避難がどんなに厳しい状況になるかを切々と陳述。→甲610号証[269 KB]
ほかに、第93準備書面[3 MB]…被告関電準備書面(32)に対する反論。
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なお、被告の国と関電からも書面が提出されましたが、法廷で要旨を読み上げたりせずに、単に「陳述します」と述べただけです。