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◆第8回世話人会(2013年8月10日)

 酷暑の折から,皆さま,お変わりございませんでしょうか。
お体にお気をつけください。
以下,8/10(14:00~16:00)に開かれた第8回原告団世話人会の報告です。

■ 8/9(10:00~17:30)に開かれた弁護団会議の報告
・弁護団の各班より,被告から出た答弁書の内容の点検。今後の訴訟の方向性について,報告があり,議論が行われました。1)放射線量・被曝,2)福島の汚染実態など,3)原発設備・構造,4)規制委・安全基準,5)地質地震などの各班。
・今後の訴訟対応,原告拡大の運動の議論がありました。
・佐藤暁氏を講師にした「原子力問題学習会~ケース・スタディ
 :新規制基準の問題」。この内容は,聞き応えのあるものでした。

■ 第二次提訴に向けての原告募集
(1)追加募集の現状…現在までで,約300。
 800人を越えないと,印紙代で赤字になってしまう。
 12月3日に決まった第2回口頭弁論に参加できるよう,締切は9月末。
(2)今後の拡大の方向
・その 1)…労組や団体の大会などで訴え。
 原発ゼロネット,京都総評大会,国民救援会の大会など,
 具体化できるところは,世話人,弁護団から担当者を決定。
・その 2)…草の根。
 現在の原告へダイレクトメールで訴え,協力を依頼する。
 現在の原告が,周りの友人,家族など一人,二人に広めてもらうように
 協力を訴える。
 原告募集チラシのPDFファイル,メールテキストなどを
 活用してもらうように,訴える。
・その 3)…北部での拡大。
 9月初旬に京丹後市で「対策相談会」を開催。
 その他,つてをたどって訴えの機会をつくる。
・その 4)…これまでのつながり。
 これまでのいろいろなつながりを生かす。岐阜での取り組み。
(3)作業
・「原発の危険性」を分かりやすく解説したチラシの作成。
・原告団ニュース,準備号に続く第一号の作成。
・「MLに登録のない原告への連絡」と,兼用で,8月中に発送する。

■ 大飯原発差止訴訟の弁護団・原告団のWebの開設
・準備,進行中。「nonukes-kyoto.net」ただし,現在は非公開設定。
・おもな部分を完成させて,順次,公開の予定。

■ その他
・原告の管理にかかる事務的なことがらは,二次原告募集を終えてから着手。
・グッズチーム(3名応募あり)は,二次原告募集を終えてから着手。
・リーフレットなどの書籍の発行。検討課題。

■ 当面の予定
・ダイレクトメール発送作業…8月31日(土)14:00~,第一法律事務所
・第 9回世話人会…9月14日(土)10:00~,弁護士会館
・第10回世話人会…10月5日(土)10:00~,弁護士会館
・第11回世話人会…11月2日(土)10:00~,弁護士会館

◆第7回世話人会(2013年7月6日)

 先日7/2,私たちの大飯原発差止訴訟・第一回口頭弁論にご参加の皆さん,たいへんご苦労様でした。原告席に入れず,早い時間から傍聴席の抽選に並 んでいただいたり,法廷に入れなかった原告がいたことは,まことに恐縮です。裁判への参加方法が十分にお知らせしきれず,傍聴席の抽選時間にも間 に合わなかった方があり,今後の教訓として,検討中です。

 以下,7/6に開かれた第7回原告団世話人会の報告です。

■ 第1回口頭弁論
(1)集約
・裁判所一周のパレード参加者…70名(6/1の原告団結成総会は110名)。
・法廷・原告席…弁護団16名,原告34名。欠席が2名ありました。
・傍聴席…84名(裁判傍聴の申込数は101名)
・模擬裁判と報告集会…96名。
・会場カンパ…感謝。

(2)メーリングリスト(ML)での募集
・原告席への入廷希望者をMLで募集しましたが,次回からは応募人数の途中経過を報告しながら細かく発信します。
・今回,ML募集で抽選もれになった原告の方は,次回には優先します。

(3)評価
・法廷では,福島県から避難してきた被災者の発言が格調高く,原発被害の実相を訴えることができた。また,原告団長や弁護団からは,パワーポイントを利用するなどして,分かりやすい訴えができた。
・弁護士会館地下ホールで法廷と同時並行的に行った模擬裁判は,法廷と同様パワーポイントを利用した原告代理人の弁論に加えて,法廷では行われなかった被告答弁書の解説も行いました。第2回以降,いっそう充実した内容としてまいりたいと思います。

■第二次提訴に向けての原告募集

(1)現状
・現在,原発をめぐる社会情勢は,原子力ムラと再稼働反対の世論のせめぎ合いが続いています。世論は過半数が脱原発を支持していますが,政府は再稼働をすすめる姿勢を示し,原発の輸出も行われようとしています。安倍首相は,“死の灰の商人”になったようです。私たちは,脱原発の世論を大きくして,大飯原発差止訴訟の勝利をめざしましょう。
・けれども,私たちの第二次提訴1000人をめざす原告拡大は,まだ進んでいません。
・原告を800人を越えるようにしないと,提訴時に裁判所に納める印紙代が高くついて,赤字になってしまいます。また,九州玄海原発訴訟では,同じ5000円の負担ですでに6000名を越える方が原告になっています。私たちの場合,まだまだ原告を増やす余地があります。

(2)原告を増やすために
・このメールを受け取られているおよそ600人の原告の皆さんが,自分のまわりで一人か二人原告を増やせば,たちまち達成できます。第一次提訴はおもに弁護団が担ってきたところですが,第二次提訴は,原告の皆さんが回りに広めるという形で,脱原発の輪を広げましょう。
・ご家族,友人,知人で,お一人,お二人と原告になってもらうよう,訴えて下さい。
・身の回りの各種の集会など,機会あるごとに原告募集チラシを配布しましょう。まずは,原告参加申込書を郵送してもらいましょう。添付の申込チラシを家のプリンターでプリントアウトして活用してください。A4裏表です。数が多く必要となる場合は,メールでご請求ください。

(3)京都府北部で原告を増やすために
・京都府北部は,大飯原発にも近く,いったん事故が起こった際には大きな混乱が予想されます。そして,原発を止めることがもっとも確実な被害防止策であり,それ以外に良い方法はありません。

★★このため,舞鶴市,綾部市,福知山市,宮津市,京丹後市,伊根町,与謝野町などで「大飯原発差止訴訟,裁判報告集会」を開きたいと考えています。

★★弁護団・原告団から報告者を派遣いたしますので,これらの地域の方で集会の設定にご協力いただける原告を募集します。是非,お手を上げて下さい。メールでご連絡ください。お願いします m(_ _)m

(4)日程的な目標
・9月末を第二次提訴の目標にします。
・12月3日に決まった第2回口頭弁論に,第二次提訴の仲間が参加できるようにするためです。

■原告団の皆さんへの通信について

(1)ニュースや裁判期日などの連絡は,基本的には,弁護団Blog,原告団Web(開設予定),メーリングリスト(ML)で行うことにしています。紙のニュースの発行,郵送は,費用がかかりますので,特別の場合以外は行うことが困難です。

(2)現在,原告になるときに5000円を納めていただいておりますが,それはほとんどが裁判所に納付する印紙代となっています。弁護団,原告団世話人は,手弁当で活動しています。しかし,6/1の原告団結成総会,7/2の第1回口頭弁論の際には,会場カンパを訴え,多大なご協力をいただいておりまして,そうした収入が,必要最小限の必須の支出の源です。

(3)現在,原告でMLに登録しているのは,600名程度で,全原告の60%程度にとどまっていて,メールやインターネットの環境をおもちでない原告もいます。ただ,こうした方々にも,必要最低限のご連絡を差しあげる必要性がありますので,今後,MLに登録のない原告への連絡は,希望者に,実費を負担していただいて,郵送による連絡を行うようにします。

■郵送での連絡を希望される原告は

(1)近いうちに,MLに登録のない原告の方には連絡の郵便を発送します。それによって,今後,郵送での連絡を希望されるかどうか,お聞きます。

(2)郵送での連絡を希望される方は,1000円の実費をお送りいただきます。下記の弁護団のカンパ口座に入金があれば,郵送希望ということで登録し,以後,裁判期日や傍聴抽選の時間など,節目の重要なご連絡をさし上げます。送金いただく場合は,必ず,原告としての氏名を連絡してもらいます。

(3)ご自身はメールなどができなくても,ご家族でインターネットにアクセスできるというような方は,郵送にするか,しないか,自由に決めてもらいます。

■グッズチームの募集■

(1)大飯原発差止訴訟の今後の収入をはかっていくために,グッズの製作と販売を検討しています。
具体的には,カンバッジ,Tシャツ,クリアファイル,脱原発ポスターなどです。その他にも良いモノがあれば検討します。

(2)こうした検討を行い具体化するために,チームをつくりたいと思います。
参加してみたい,知恵を出せる,手伝いたいという方は,メールでご応募ください。

 (3)直接集まることは極力少なくし,おもにメールで情報を交換したり議論しながら,段取りを決めていくつもりです。皆さんが応募されることを期待しております。

◆第6回世話人会(2013年6月8日)

 以下の内容は,6/8の第六回世話人会の内容に関する報告です。

[1]6/1の原告団結成総会について
・多くの方にお越しいただき,大島堅一先生の記念講演,福島から避難してきた原告(福島敦子さん)の発言など,好評でした。なお,感想や意見が26件,寄せられ,提案や質問もありました。原告団Webを完成させて掲載したいと思います。
・会場カンパ…感謝。

[2]第二次提訴
・7/末現在160名ほどですが,少なくとも860名程度にしないと,印紙代が高くついてしまいます。
・舞鶴など府北部にどう広げるか,課題となっています。
・いろいろな集会,労働組合の大会など機会をとらえて,原告募集案内チラシを配布,宣伝します。
・原告の皆さんが参加される集会などで,原告募集案内チラシを配布してください。
 また,お知り合いの方にも,原告になっていただくよう,可能な範囲で訴えてください。
 お願い申し上げます。
 なお,チラシは,事務局に請求して下さい。

[3]紙のニュースの配布
・ニュースは,費用と手間の関係で,原則として原告団Webに掲載します。
 メールアドレスの登録のある方には,メーリングリストで連絡します。
・メールアドレスの登録がない人で,紙のニュースの送付を希望される方には,実費程度の費用を負担していただいて,送付することにします。
・最初は,メールアドレスのない人500人ほどに,葉書で連絡し,希望をとりたいと思います。1000円程度の振込をお願いし,振込があった人に,紙のニュースなどを送付いたします。

[4]今後の予定
・第七回世話人会…7月 6日(土)10:30~,弁護士会館
・弁護団会議…8月9日(金)10:00~17:00ごろまで。弁護士会館
 (原告団からも参加)
・第八回世話人会…8月10日(土)14:00~,弁護士会館
・第九回世話人会…9月14日(土)10:00~,弁護士会館
・なお,世話人会になりたいという,希望のある方は,ご連絡ください。
 会議当日は,弁護士会館,西側入り口にて,会議室番号を押してから,呼び出しボタンを押して下さい。応答があり,入り口を開けます。

◆第5回世話人会(2013年5月25日)

 5月25日(土)に京都弁護士会館にて大飯原発差止訴訟の原告団・第五回世話人会が開かれました。6月1日(土)の原告団結成総会の件だけは,先にメール配信しましたが,その他の内容をお知らせします。

(1)当面の予定
・5/29(水)18:00~,総会時に配布する文書セット作業。
・6/ 1(土)13:30~,パレード。京都駅前,ビックカメラ西でハローワーク東側,その間の公園に集合。
      原告団結成総会は14:30会場,15:00開会。17:30閉会予定。
・6/ 8(土)13:00~,第六回世話人会,弁護士会館。
・7/ 2(火)14:00~,第一回口頭弁論,京都地裁。80分くらいの見込み。
・7/ 6(土)10:30~,第七回世話人会,弁護士会館。
・8/10(土)14:00~,第八回世話人会,弁護士会館。

(2)原告団結成総会に向けて
・細部を検討しました。
・総会時に配布する文書セットは,29日(水)18:00より第一法律事務所にて行うことになりました。

(3)7/2に裁判の口頭弁論が開かれるときの参加方法など
・裁判所が用意した法廷では,原告席は,52+44(傍聴席側),合計96です。
   …そのうち弁護団は15~20人ほどの予定。したがって,原告は76~81。
   …法定に入ることができる原告の扱いの詳細は,裁判所と交渉中です。
   …法定に入ることができる原告の76~81席の選出方法は,未定です。
・一般的な傍聴席の抽選は,裁判所が行います。
   …数などは未定です。
   …12:00~12:20,御所の富小路門にて。
   …13:05,抽選発表。
・原告側の優先的な(抽選外の)傍聴席の扱い
   …数など,未定。
・法定内や傍聴席に入りきれない原告,傍聴者用のための報告集会。
   …時間:裁判と同時刻,同時進行。
   …場所:弁護士会館,地下の会議室。
・交渉中で未定の部分は,次回6/8の世話人会で検討,確認して,改めてご連絡いたします。

(4)今後の検討課題
・今後の裁判内容の報告の方法,裁判書面の扱いなどは,次回以降の世話人会で検討します。

◆第4回世話人会(2013年4月27日)

 4月27日(土)に京都弁護士会館にて大飯原発差止訴訟の原告団・第四回世話人会が開かれました。裁判と原告団結成総会の日程だけは,先にお知ら せしましたが,その他の内容をまとめてお知らせします。

■最初に重要なお願い…原告団結成総会の6/1(土),当日13:30からのパレードと,総会の写真を撮影していただけるカメラマンを募集します。写真 撮影でご協力いただける方は,事務局までご連絡いただければ幸いです。

■以下,世話人会の内容のお知らせです。

(1)経過と当面の予定など

・4/30(火)18:00~,全原告へ訴状の発送。お手元に届いたと存じます。
・5/ 1(水)メーデー会場で原告募集案内チラシを配布
・5/ 3(金)憲法集会で原告募集
・5/25(土)11:00~,第五回世話人会,弁護士会館
 その後で,原告団結成総会資料をセットする作業
・6/ 1(土)13:30~,パレード。
  14:30開場~,原告団結成総会
・6/ 8(土)13:00~,第六回世話人会,弁護士会館
・7/ 2(火)14:00~,第一回口頭弁論,京都地裁
・7/ 6(土)10:30~,第七回世話人会,弁護士会館

(2)原告団結成総会に向けて

・原告団結成趣意書…前回に続き,内容を検討しました。なお,「趣意書」というところも,「原告団結成のアピール」とか「原告団結成にあたっての訴え」など(未定ですが,漢字ばかりの固い雰囲気でない用語)にしたいと思います。
・総会の内容と進行,時間配分,担当などについて検討しました。

(3)原告団の財政について

・今後,裁判の進展や,原告団としての活動に伴い,財政的な措置が必要になってきます。財政をどうするかは,大きな課題です。正式には原告団結成総会の時に提案する予定です。ご意見がございましたら,お寄せください。
・原告申込時の5000円,その他のカンパなどは,これまで一括して弁護団が管理してきていますが,今後とも継続し,収入はすべて,そこに入れることにします。原告団としてとくに必要な費用がある場合,世話人会の了承の下に弁護団会計に請求し,出金を求めることにします。請求や現金,領収書などの扱いは,原告団会計担当者が行います。

・今後の収入をはかるために,以下の[1]~[5]を考えています。

・原告団結成総会には,[1]会場カンパを募りたいと思います。
・原告の皆さんには,[2]「大飯原発差止訴訟運営のための年度カンパ」(仮称)を訴え,それぞれ可能な範囲でご協力いただくことを検討しています。
・原告にはなれないが,訴訟には協力したいという方には,[3]サポーターカンパを訴えます(カンパ口座はすでに解説済みです)。そして,応じてい ただいた方は,サポーターとして登録し,継続的なご支援をいただけるよう,要請します。
・その他の収入をはかる方法として,まず,原告団結成総会のときから,原告以外の方には[4]訴状を販売(1部1000円)します。このほか,[5]Tシャツ, カンバッジ,クリアフォルダなどのグッズ販売を検討します。これらのグッズについては,チームをつくって検討します。

(4)今後の原告団の運動について

・原告団を広げ,裁判所に対して運動の広がりを明らかにすること,脱原発訴訟の意味を広く訴えること,社会全体の反原発運動の裾野を広げること,といった目的で,1000人規模の第二次提訴をめざします。原告団募集案内チラシや,メールを利用し,目標の達成をめざします。
・原告全体の中からそれぞれ参加者を募って,テーマ別のチームができることを期待しています。たとえば,情報発信チーム(原告団のHPづくり,原告団ニュースの作成),風船チーム(風船で放射能汚染の広がりを調査するため九州玄海などの取り組みの調査,大飯での実施),原発学習会(訴状についてとか,原発裁判について),それから,グッズチームも考えられます。
・原告団からの情報発信は,弁護団とは別に独自のHPを作成することにして,現在,準備を進めています。
・各チームは原告の皆さんから広くメンバーを募りますので,応募してください。
・地域別,職域別,年代別などの原告グループは,可能なところでは,自由につくってもらって,活動は自由にすすめていただくようにします。

(5)今後の検討課題

・裁判の口頭弁論が開かれるときの体制,裁判内容の報告の方法,裁判書面の扱いなどは,次回以降の世話人会で検討の予定です。

◆第1回世話人会(2013年2月9日)

 2月9日(土)に京都弁護士会館にて大飯原発差止訴訟の世話人会準備会が開かれ,59名の原告が参加して盛会でした。その後,第一回世話人会が開かれましたが,それらの内容をお知らせします。ご報告が遅くなってしまいましたが,今後は改善してまいります m(_ _)m

(1) 提訴後のこれまでの経過報告

 弁護団から訴訟の経過説明が行われました。2012年11月29日に提訴以来,昨年中は委任状のチェックなど形式的な審査が行われました。年明けには,訴訟の印紙代として490万円弱を裁判所に納入しましたが,この額については争う余地を残しています。
 年明けから,裁判所とは第1回裁判の法廷の場所を巡って協議をしています。今回の裁判は京都地裁始まって以来最大の1107名が原告という大型訴訟です。京都地裁内の法廷では,いちばん大きい101号法廷でも100名程度しか入れません。弁護団は,裁判所に対して近くの商工会議所講堂やハートピア京都のホール,旧春日小学校の体育館などを借りて裁判を開くよう申し入れています。第1回裁判の日程はまだ決まっていませんが,新年度に入ってからと予想されます。

(2) 世話人会の発足

 今後の運動として,“弁護団”とは別に“原告団”を確立していくこと,原告団をさらに1000名規模で追加していく方向が提起され,質疑を経て確認されました。情報の発信,財政などについての意見もあり,さらに整理が必要です。そのために仮りの世話人会をつくることとし,その場での申し出などによって下記,世話人会・事務局について満場一致で確認しました。世話人・事務局ともに,今後,お申し出があった場合は随時追加することも確認しました。なお,弁護団と原告団の連絡担当として,3名の弁護士が紹介されました。
・世話人…13人(2/9の確認以降に登録の人も含む)
・事務局…3人
・弁護団と原告団の連絡担当の弁護士…3人

(3) 第一回世話人会での確認と議論の内容

 最初の世話人会では,原告に訴状を配布することとし,6/1(土)に何らかのイベントを含む“原告団”の結成総会を開くこと,その場で正式の世話人会を選出すること,今後の組織と運動,財政などに関する提起を行うこと,などを確認しました。

 なお,訴状はA4版で88ページあり,現在,京都脱原発弁護団ブログ(裁判所提出書面)に置いてあります。「121129訴状b.pdf 」の部分をクリックすれば,画面に表示できます。「121129訴状b.pdf 」の部分のすぐ右側の下向き矢印の部分を右クリック→対象をファイルに保存,とすれば,自分のパソコンにファイルとしてダウンロードできます。

京都脱原発弁護団ブログ
http://d.hatena.ne.jp/kyotodatsugenpatsubengodan/20150101/1347952478
訴状を画面に表示できない場合は,pdfファイルを読むためのAdobe Readerというソフトをダウンロードしてインストールします。
(→http://get.adobe.com/jp/reader/otherversions/ )

(4) 今後の世話人会の開催

 第二回世話人会は,3/2(土)の開催で,その内容は引き続きご報告します。第三回世話人は4/7(土)(京都弁護士会館)です。世話人になることを希望される方もご出席いただけます。

◆原告団世話人会準備会(2013年2月9日)

  • 日時 2013年2月9日(土曜日) 13時~14時30分
  • 会場 京都弁護士会館
  • 参加者 原告、弁護団など59名
  • 開会あいさつ
    • 竹本修三さん(京都大学名誉教授)
  • 訴訟の経過報告
    • 渡辺輝人弁護士(京都脱原発弁護団 事務局長)
  • 原告団担当弁護士の紹介
  • 原告団結成に向けての行動提起
  • 準備会世話人の選任
  • 質疑・意見交換
  • 閉会あいさつ
    • 出口治男弁護士(京都脱原発弁護団 団長)

閉会後、第1回世話人会を開催
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 大飯原発差止訴訟では、1107名の第一次原告が大飯原発1号機から4号機の運転差し止めを求め、昨年11月29日に京都地裁に提訴しました。そして、2月9日、京都弁護士会館において原告団の結成をめざす世話人会準備会を開き、59名の原告が参加しました。その中で、世話人を選出するとともに、原告団のさらなる拡大、情報の発信など、これからの原告団の活動について協議しました。
 なお、この後に、選出された世話人によって、第1回世話人会を開き、原告団としの活動をスタートしました。
 この裁判は京都地裁始まって以来最大の大型訴訟となっています。裁判所と第1回裁判期日の法廷の場所を巡って協議をしています。京都地裁の現状の法廷は、いちばん大きい法廷でも100名弱しか傍聴席がありません。この裁判ではその数を遙かに超える原告、支援者の参加が見込まれます。弁護団は、裁判所に対して近くの商工会議所講堂やハートピア京都のホールなどを借りて裁判を行うように申し入れています。
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4-4-1-準備会

 

◆第3回世話人会(2013年4月7日)

 4月7日(日)に京都弁護士会館にて大飯原発差止訴訟の原告団・第三回世話人会が開かれました。その内容をお知らせします。

(1)原告団の体制について(敬称略)
・世話人代表…竹本修三(6/1の原告団総会に原告団長として提案)。
・事務局長…吉田明生(事務局次長は検討)。
・新たな世話人…お一人追加。
・会計…6/1に提案。

(2)裁判の進行状況について

 裁判所と期日や場所などの進行協議が続いています。最初の弁論などの日程は,4月15日には決まるのではないかという見通しです。第一回の裁判は,裁判所に私たち原告の思いの大きさを訴える重要な機会です。多くの原告の方の参加をお願い申し上げます。

(3)原告団結成総会について…原告の方は,ぜひご参加ください。原告でない方も参加できます。

・場所…京都駅前,キャンパスプラザ第2講義室(289席,机あり)。
・日時…6/1(土)14:30開場,15:00開会,17:30閉会。
13:30よりキャンパスプラザ横の公園に集合,
 関電前を通るパレードをして,市民への訴えを行います。

・内容案…1)開会挨拶,2)記念講演(大島堅一・立命館大学教授),3)原告団の体制の提案と確認,4)原告団結成の趣意書の提案と採択,5)呼びかけ人と原告団からの発言,6)訴状の要点と経過の報告,7)原告団財政についての提案,8)今後の行動提起(裁判への参加と傍聴,6・2 NO NUKES DAYなど)。
 と,盛りだくさんですが,さらに大飯原発に関連した訴訟を行っている福 井,滋賀,大阪の弁護団や原告への参加要請も行います。

【参考】6・2 NO NUKES DAY…さようなら原発1000万人アクション,首都圏反原発連合(反原連)の3団体が連帯して,原発再稼働に反対して「原発ゼロ」へ転換を求める取り組み。

(4)二次提訴に向けた原告・サポーターの勧誘…以下の場所で行います。
 なお,配布チラシの作成は弁護団にお願いしました。

・5/1(水)全京都統一メーデー…メーデー会場は,二条城前の駐車場(堀川通り西側)ですので,チラシ配りなどお手伝いしていただける方は,会場北側の「ひまわり幼稚園」のあたりに来てください。デモの出発が10時過ぎですので,それまでの時間,ご協力ください。

・5/3(金)憲法集会…円山公園の野外音楽堂前。14時の開会までの間。ただしビラまきはせず(挟み込みで参加者には配布),野音の中で机を出しての参加申込受付をする予定。多くの人はいらないとのこと。なので,店番みたいなことを,できそうな人は事前に下記メールアドレス宛に連絡していただけると助かります。

(5)訴状の配布について
 原告全員にプリントした訴状を配布することにし,5月の連休前に発送します。その際,原告団結成総会の案内,第一回弁論の予定と傍聴のお願い,メーリングリストへの登録のお願い,世話人の募集などのニュースも同封してお送りします。

(6)今後の世話人会などの日程は,下記の通りです。
・第四回世話人会…4/27(土),11:00,弁護士会館。
・訴状配布の作業日…4/30(火),18:00,京都第一法律事務所
・第五回世話人会…5/25(土),11:00,弁護士会館。
・原告団結成総会…6/ 1(土),14:30開場,15:00開会。
 ただし,13:30よりデモ。
・第六回世話人会…6/ 8(土),13:00,弁護士会館。

◆第2回世話人会(2013年3月2日)

 3月2日(土)に京都弁護士会館にて大飯原発差止訴訟の原告団・第二回世話人会が開かれました。その内容をお知らせします。

(1)裁判の進行状況について

 裁判所から裁判期日の打診があり,5月下旬か6月上旬に最初の弁論が行われることになりそうです。その後の裁判の進行協議,法廷の場所(裁判所に近い京都商工会議所やハートピア京都,旧春日小学校の体育館などを借りて裁判を開くよう申し入れている)についても,協議が始まることになりました。

(2)原告団の結成総会について

 6月1日(土)に開くこととし,会場はキャンパスプラザ京都(京都駅近く)の第2講義室です。時間は,午後2時半開場,3時開会,午後5時半頃閉会の予定です。
 総会の内容としては,まず原告団の結成(結成趣意書の確認),体制や財政の提案と確立があります。また,裁判の内容と現状の報告,講師(交渉中)にお願いする講演,原告をさらに広げる取り組みのほか,開会の前に楽しいパフォーマンス,パレード(デモ)の提案も出ています。この総会には,既に原告になっている方も,これから原告になろうとする方も参加できます。

(3)訴状の配布について

 原告全員にプリントした訴状を配布することにし,5月の連休前に発送の予定です。その際,原告団結成総会の案内,第一回弁論の予定と傍聴のお願い,メーリングリストへの登録のお願い,世話人の募集なども同封してお送りします。1000人以上の原告のうち,メーリングリストに登録されているのは,現在600人ほどです。

(4)これからの原告団の活動と世話人会について

 原告団や世話人会の体制(原告団長,世話人代表など)は,次回以降の世話人会で協議し,正式には原告団総会で決定します。また,今後の行動などは,順次,検討して具体化していきます。
【以下,検討課題】…略。

(5)今後の世話人会などの日程は,下記の通りです。世話人を引き受けても
よいと思われる方もご参加ください。

・第三回世話人会…4/7(日),13:00,弁護士会館の予定。
 (弁護士会館になるかどうかは,4/2以降に確定します。以下同)
・第四回世話人会…4/27(土),11:00,弁護士会館の予定。
・訴状配布の作業日…4/30(火),18:00,京都第一法律事務所。
・第五回世話人会…5/25(土),11:00,弁護士会館の予定。

◆原告説明会(2012年11月9日)

 2012年11月9日、「大飯原発差止訴訟原告説明会」が京都弁護士会館で開催されました。若い人も、子ども連れのお母さんもおみえでした。福島から避難している人や、京都に住んでいる東北出身の方のお話しは、改めて参加者の憤りを新たにさせました。

 福島で起きた東電の原発事故で、原発の危険性が改めて明らかになりました。しかし、政府と関西電力は、福島の事故の原因も被害の実態も明らかになっていないまま、福井県の大飯原発3、4号機を再稼働しました。

 このような原発存続を前提とした再稼働を許さず、原発ゼロの社会をめざすために、11月29日、京都脱原発弁護団の下「大飯原発差止訴訟」の提訴を行うことになりましたが、その説明のために、11月9日、「大飯原発差止訴訟原告説明会」が京都弁護士会館で開催されたものです。裁判に関する質疑応答なども行われました。

 今回の訴訟は、行政処分の可否を争うのではなく、損害賠償裁判ですから、今5000円で訴訟に参加して完全に勝訴すれば、原発が止まるまで毎月1万円の慰謝料が支払われるのです。が、もちろん金銭は主目的ではありません。原発が自然と人間に際限のない危険をもたらすものであることは、あまりにも明白です。

(写真は、挨拶する弁護団長の出口治男弁護士です。)

原告説明会、出口弁護士