◆関西電力 闇歴史◆081◆

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◆火力発電所で環境汚染
 舞鶴の火力発電所で、石炭が海へ落下
 赤穂の火力発電所で、環境基準超えの汚水が海へ流出
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[1] 舞鶴の石炭火力発電所で
 石炭が海へ落下(2021年2月)
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・2021年2月7日、舞鶴の石炭火力発電所(京都府舞鶴市)において、石炭船からサイロへの石炭の運搬作業中に、受入コンベア横の通路に石炭がこぼれ落ちているのを発見し、当該通路のグレーチング箇所から、一部の石炭が海(揚炭桟橋と発電所間の海上)に落下していることを確認したという。

・コンベア内に何らかの理由で石炭が多量に堆積し、溢れ、こぼれ落ちたものと推測。海に落下した石炭は少量としている。

・関電は「深くお詫び申し上げます」と陳謝。
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・⽯炭⽕⼒発電のバイオマス混焼および専焼化はグリーンウォッシュ気候変動を加速させ、森林⽣態系を破壊する→◆095◆

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[2] 赤穂の石油火力発電所で
 環境基準超えの汚水が海へ流出(2022年7月)
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・2022年7月26日、関電の赤穂火力発電所(兵庫県赤穂市)から汚水約30立方メートルが海に流出した。

・ボイラーに送る空気を加熱するための器具を洗浄した際、排水処理装置に送水する配管の亀裂から、排水の一部が雨水系統に流出し沈砂池から海へ。作業員は流出を防ぐため、海へつながるゲートを閉めたが、付着した貝などによって完全に閉まらず、隙間から流出したという。周辺海域の鉄や亜鉛などの含有量が、一時、環境基準を超えた。

・関電は「深くおわび申し上げます」と陳謝。調査結果を県などに報告し、再発防止に努めるとしている。

・8月16日、調査結果と今後の対応などを発表。
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