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◆第15回口頭弁論の案内
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■ 京都地裁の大飯原発差止訴訟は,5/9(火)14:00~16:00に第15回口頭弁論が開かれます。
多くの皆さまにご参加いただきますよう,ご案内します。
■ 次回は,裁判長の交代にともない,これまでのおさらいをする「弁論の更新」が行われます。2時間かかりますが,
一気にキャッチアップ!
2時間で原発訴訟の論点がわかる!
■ 具体的には,これまでの到達点,問題点のダイジェスト的まとめ,
(1) 新規制基準,地震動,避難計画などの問題点
(2) 弁護団で行った野島断層見学会の成果
(3) 原告の陳述(竹本修三・原告団長,福島より避難してきた福島敦子さん)
のほかに
(4) 地震について新しい主張(被告関西電力のいう地盤特性,地域特性に対する反論)
もふくめて展開します。
■ 5/9の裁判に参加する三つの方法
[1] 原告席…すでに原告の方は,法廷の柵の内側に原告として入ることができます。
- 原告団が氏名を裁判所に通知します。希望される場合は★4/30(日)★までに電話,FAX,葉書などで事務局宛ご連絡ください。
- 約35の席がありますので,定数に達するまで募集します。
- E-Mail を登録されている原告は,4/24(月)配信のMLに返信してください。
- 原告席で裁判に参加された原告の感想 →「裁判に参加するといっても,傍聴席にいるのと,原告席にいるのでは,こんなに違うのかと思った。自分の向かい側の正面に被告の関電や国がいて,左に裁判官がいるという配置なので,自分 がどんな立場かよく分かる。“自分は訴えているんや”という気持ちになった。まだ,1回しか原告席に入ったことはないが,ぜひ,また原告席で裁判に参加したいと思っている。」
[2] 傍聴席…法廷の中で柵の外側。88席あり,裁判所が抽選を行います。
- 13:20~13:35の間に京都地裁正面玄関前で,抽選リストバンドが配布されます。
- 13:35からの傍聴券の配布は,地裁の正面玄関前となります。
- 傍聴席は,原告でない方も,誰でも抽選によって参加することができます。
- 傍聴席に入ることができなかった場合は,下記の模擬法廷にご参加ください。
[3] 模擬法廷…弁護団が用意します(法廷と同じ14:00開始)。
- 模擬法廷に参加するには,京都地裁の構内の南東角にある京都弁護士会館・3階大会議室へ,
直接おこしください。 - 法廷よりもわかりやすく,弁護団が解説します。
- 事前に提出されている被告(国や関電)側書面があれば,その解説も行います。
■ 報告集会の開催
- 法廷の終了後(16:00頃から),京都弁護士会館・地階大ホールにて報告会を開催します。
- 裁判に関するご質問なども,弁護団から説明いたします。
■ 開廷前のデモ
- 従来通り,12:10 までに京都弁護士会館前(京都地裁構内の南東角)に集合で,市民に訴えるために裁判所周辺のデモを行います。多くの皆さまが参加されるよう,訴えます。
- 出発は12:15 です。30分程度で終わる予定です。
- デモ後に,裁判所の傍聴席の抽選に応募することができます。
■ 原発賠償京都訴訟も 同じ週の12日(金)
◆[京都地裁]福島などから京都に避難してきた人による原発賠償京都訴訟
- 国と東電に対して,福島原発事故による被害の賠償を請求(2013/9/17に提訴)。9/29結審,2018年3/29に判決予定。大きな傍聴支援で原告の皆さんを励ましましょう。
- 5/12(金)第27回口頭弁論…5/9(月)の大飯原発差止訴訟と同じ週です。
- 原告本人尋問。101号法廷。10:15~16:30。傍聴席の抽選は9:35~9:50。
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◆第15回口頭弁論の報告
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昨日5/9の第15回口頭弁論にご参加の皆さま,ご苦労様でした。
- 開廷前には,いつものように裁判所周辺のデモを行い,市民に脱原発裁判をアピールしました。
- 傍聴席は応募が多数で抽選になりました(関電関係者と思われる傍聴もありました)。法廷では弁護団の各段の奮闘が光ったと思います。福島敦子さん(原発賠償京都訴訟の共同代表),竹本修三団長,赤松純平先生らの陳述も,裁判官にせまる迫力がありました。
- 初めて原告席に参加した原告からは「知性と情熱が法廷を圧倒!」「分かってほしいとひたすら希求する人々は美しい」という感想が寄せられています。
- 模擬法廷にも原告19名が参加,弁護団が10名以上で,充実していました。
- 報告集会では,多額のカンパの他,缶バッジ,竹本団長の著書などでご協力をいただき,深く感謝しています。