◆ 原告第12準備書面
第4 原発関連死

原告第12準備書面
-福島第一原発事故による汚染状況等 目次

第4 原発関連死

平成26年9月11日時点で、原発関連死者(福島原発事故に伴う被害や避難やストレスにより体調が悪化し死亡した者)は少なくとも1118人にのぼった。
市町村別では、浪江町が333人、富岡町が250人、双葉町が113人、大熊町が106人であり、当該4町を含む福島原発周辺の8町村では1ヶ月に計20件以上の震災関連死の申請がある。
震災関連死者が458人の南相馬市と128人のいわき市は、原発事故を理由とした死者数を把握してはいないが、大半が原発避難者であり、この分を加えると原発関連死者は1700人を超えることとなる。
福島県内の震災関連死者数は1758人で、宮城県や岩手県を大幅に上回っており、このうち原発関連死者は少なくとも6割にのぼる。原発事故は被害は多数の死者を生むこととなるのである(甲183 TOKYO Web)