◆原告第28準備書面
第1 宮津市原子力災害住民避難計画の作成

原告第28準備書面
―宮津市避難計画の問題点について― 目次

原告第6準備書面において、避難困難性について述べたが、本準備書面では宮津市における避難計画の問題点について追加の主張及び平成27年11月28日に京都府・宮津市・伊根町の主催で行なわれた避難訓練の問題点についての主張を行う。

第1 宮津市原子力災害住民避難計画の作成

宮津市防災会議は、平成25年2月、宮津市原子力災害住民避難計画(以下「平成25年宮津市避難計画」という。)を作成した(甲78号証)。原告第6準備書面において主張したとおり、同計画は、迅速的確な情報伝達、避難手段の確保といった点において、具体的な事態や個々の避難者の個別事情を想定して作成されていないのであり、避難計画としては、全く対策となっていない。

さらに、宮津市防災会議は、平成28年1月、宮津市原子力災害避難計画の全部改定を行った(甲300号証)(以下平成28年宮津市避難計画」という。)。同避難計画は、平成25年宮津市避難計画の作成から約3年が経過しているにもかかわらず、平成25年宮津市避難計画の問題点が全く改善されていない。

このことこそが、現実的な避難計画を作成することが不可能であることを示しているのである。

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