7月2日、第1回口頭弁論が開かれました。
- [メディア]日本科学者会議京都支部ニュース 2013年7月号
大飯原発運転差止訴訟の第1回口頭弁論に出廷して - [メディア]救援新聞 京都版No.1184 2013年7月15日
原発再稼働を断罪してください - [裁判→裁判資料]
原告弁論・意見陳述
被告 国の答弁書、書証など
被告 関西電力の答弁書
第1回口頭弁論の開催について、弁護団は、裁判を開く法廷として、裁判所外で大勢が入る場所を提案してきました。しかし、裁判所は、100人程度の法廷しか用意しませんでした。そのため、原告として法廷に入ることのできる原告数が限られ、また、傍聴券も抽選となりましたが、多くの原告が、弁護士会会館地下ホールの模擬裁判にご参加いただきました。開廷前の裁判所一周パレードにも、多くの原告が集まり、ありがとうございました。
(1) 集約
- 裁判所一周のパレード参加者:70名。
- 法廷・原告席:弁護団16名、原告34名。欠席が2名ありました。
- 傍聴席:84名(裁判傍聴の申込数は101名)
- 模擬裁判と報告集会:96名。
- 会場カンパ:感謝。
(2) メーリングリスト(ML)での募集
- 原告席への入廷希望者をMLで募集しましたが、次回からは応募人数の途中経過を報告しながら細かく発信します。
- 今回、ML募集で抽選もれになった原告の方は、次回には優先します。
(3) 法廷での意見陳述の内容
- 原告団長の竹本修三さん「地震国日本で原発稼働は無理」
- 渡辺輝人弁護士「安全神話の末の福島第一原発事故の発生」
- 三上侑貴弁護士「避難の状況と2年後の現在の状況」
- 畠中孝司弁護士「現在の避難状況について」
- 原告で福島県から京都府へ避難している女性二人が「被災と避難の実態」を陳述
- 大島麻子弁護士より「相変わらずの安全神話による大飯原発再稼働」
- 「原発をなくそう!九州玄海訴訟」弁護団共同代表の板井優弁護士による意見陳述
- 最後に弁護団長の出口治男弁護士がまとめの陳述
(4) まとめ
- 法廷では、福島県から避難してきた被災者の発言が格調高く、原発被害の実相を訴えることができました。また、原告団長や弁護団からは、スライドを利用するなどして、分かりやすい訴えができました。
- 弁護士会館地下ホールで法廷と同時並行的に行った模擬裁判は、法廷と同様スライドを利用した原告代理人の弁論に加えて、法廷では行われなかった被告答弁書の解説も行いました。第2回以降、いっそう充実した内容としてまいりたいと思います。