◆関西電力 闇歴史◆115◆

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◆関電の子会社 KANSOテクノス が
 環境省からの受託業務で水増し請求(2024年4月発覚)
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 関西電力の子会社KANSOテクノス(大阪市)が、2023年度に環境省から受託した海洋環境保全業務に関して虚偽報告と水増し請求を行っていた。不正が発生した業務は、CO2を回収、貯蔵する技術(CCS)に関する環境省からの受託事業。2008~2009年頃からこの事業を託していて、不正は約15年前から行われていた可能性がある。

 KANSOテクノスは、環境省の承認を得ずに4社に業務を再委託し、費用4200万円を補填するために人件費を増水し、実際の費用より1861万円が多い6061万円を請求していた。

 2024年4月に社外コンプライアンス相談窓口へ「実際には従事していない従業員が、当該事業の一部を実施したかのように装い、虚偽の作業日誌を作成して人件費を請求している」などと通報があり、不正が発覚。KAANSOテクノスは、社外弁護士による調査を進め、2024年9月に調査報告書を受領、原因究明と再発防止に取り組むとしている。岡田達志社長は「大変重く受け止める」と陳謝。

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