◆2020.12.15 美浜闘争 報告とお礼

【2020年12月18日,京都キンカンで配付】

 12月15日、霙(みぞれ)、雪、霰(あられ)の荒天の下、美浜町で、老朽原発再稼働同意への抗議闘争を展開しました。ご参加の皆様、お疲れ様でした。有難うございました。
 町議会では、再稼働同意が可決されましたが、まだまだ闘いは続きます。そして、必ず勝利します。何としても老朽原発を廃炉に追い込み、それを突破口に原発全廃を実現しましょう!

老朽原発うごかすな!実行委員会・木原(若狭の原発を考える会:090-1965-7102)


▲2020年 12 月 16 日 毎日新聞朝刊


▲2020年 12 月 16 日 日刊県民福井朝刊


▲2020年 12 月 16 日 日刊県民福井朝刊

12 月15 日の町議会では、
「原子力発電所特別委員会報告」が行われ、討論の後、
老朽・美浜原発3 号機の再稼働に同意を求める請願書が可決され、
再稼動に反対する請願書は、否決されました。

(「原子力発電所特別委員会報告」は「2020/12/15 美浜町議会資料(1)」に掲載。

議会討論の中で、再稼働賛成の町長や議員は、その理由を、
①「世界一厳しい新規制基準」の下に、原子力規制委員会が稼働を認めているから、
②国策だから、
③町の経済発展のためなど、
と述べています。

 しかし、「世界一厳しい?基準」で審査して再稼動した原発がトラブル続きです。原発が、人類の手に負えないことを示します。また、国策で推進した、福島原発が大事故を起こして、住民に塗炭の苦しみを与えたのです。さらに、原発が重大事故を起こせば、立地自治体のみならず、極めて広域の経済が完全に破壊されることも福島事故が教えています。使用済み核燃料の処理処分には、想像もできないほどの巨費を要し、何万年後の人々にまで負の遺産を残します。原発を進める関電やそれを支持する人たちは、一時の利己的・経済的利益の追求のみ走っているのです。

 これに対して、老朽原発の廃炉を求める議員(河本 猛氏、松下照幸氏)のご発言は、原発、とくに老朽原発運転の理不尽さを理路整然と指摘しています。両議員の美浜町議会でのご発言を下記に掲載しています。是非ご一読下さい。

[2020/12 /15 美浜町議会資料(1) ]原子力発電所特別委員会報告(再稼働派議員の発言など)
[2020/12 /15 美浜町議会資料(2) ]河本猛 議員、再稼働反対の発言
[2020/12 /15 美浜町議会資料(3) ]松下照幸 議員、再稼働反対の発言