◆「原発の電気は買いません」の声を広げたい~はんげんぱつ新聞

『はんげんぱつ新聞』(反原発運動全国連絡会)第492号(2019.3.27)「各地からの便り」に掲載の記事。
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「原発の電気は買いません」の声を広げたい。
関西電力社長宛に要請署名

私たち『原発の電気はいらない署名@関西』のグループは,2017年3月より関西電力社長宛に「原子力発電は,止めてください。原発でつくった電気は,使いたくありません」という要請署名を集めています。昨年末までに1万1千筆近くに達し,Web(→ https://syomeiweb.wordpress.com/)にて報告しています。オンライン署名もできます(→ https://goo.gl/eSMkLp)。

電気を選択することは,私たちの未来を選択することであり,原発のない社会を実現して行くために,一人一人が意思表明をしようというのが署名の趣旨です。また,「バイバイ関電」というチラシを作成し,その中で,関西での安心安全の新電力を例示して原発に固執する関西電力からの切り替えを訴えています。

2/1付け朝日新聞は「関電,純利益38%減。家庭向け電力9%減」(2018年4~12月期決算)と報道しています。電力広域運営推進機関の調査(スイッチング支援システムの利用状況)でも,小口電力自由化(2016年4月~)以来,関電の顧客離れは加速しており,2018年11月末には新電力への契約切り替えが200万件を突破,自由化直前の小口契約件数の18.5%となりました。本年1月末には214.2万となり,これは20.0%にもなります。2016年は毎月平均5.8万件が関電を離れ,高浜原発が再稼働された2017年には同6.3万件,大飯原発が再稼働された2018年には同6.6万件と,原発再稼働のたびに顧客離れが進んでいます。私たちは,さらに「原発の電気は買いません」の声を広げたいと思っています。署名は全国どこにお住まいの方でも可能ですので,よろしくお願い申し上げます。