◆これまでの署名4491筆を関電に提示。申入書も提出

◆8月10日に,関電本店(大阪市北区中之島)の「お客さま本部 お客さまサービスセンター」にて「原発の電気はいらない署名」を提示してきました。14:00~14:20頃まで。大阪府,兵庫県,京都府から,6名が参加しました。

◆紙の署名3899,オンライン署名592の合計4491筆を示しましたが,今回は,その署名目録だけを提出しました。そして「貴社が市民社会と世論に背を向ける経営姿勢を続けていることは,経営の将来にも影響すること」を指摘しました。その上で「この切実な要請の署名原簿につきましては,貴社と話し合いの機会に提出したいと考えています。貴社のご都合を8月21日までにご返答いただければ幸いです。」という内容の申し入れ書を提出し,取締役クラスの方との話し合いの機会を求めました。お客さまサービスセンター側は,「申し入れがあったことは承りました」という返答でした。

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【提出した 署名目録】
関西電力 株式会社 岩根茂樹 社長 殿
原子力発電は,止めてください。
原発でつくった電気は,使いたくありません。
下記記載の呼びかけ人をふくむ「4491」名の総意として,要請します。
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【提出した申し入れ書】
申し入れ書
私たちは貴社に原発の再稼働をしないよう,強く求めてきました。しかし,貴社は5~6月に高浜原発を再稼働しただけでなく,10月には大飯原発の再稼働にも着手されると聞いています。
原発の危険性と不安定供給性に加え,高コストも明白です。
私たちは貴社の電気の購入継続によって,原発再稼働に加担し,事故発生の折の責任を共有したくありません。そこで「原発の電気はいらない」との署名を広く呼びかけ続けています。
私たちは貴社が原発の再稼働を断念されるよう期待し,経営方針を転換されるよう強く要望いたします。なお,署名はゆっくりではありますが,着実に広がっており,貴社からの契約スイッチングにも影響しているようです。
本日は,別紙記載の署名数を持参していますが,この切実な要請の署名原簿につきましては,貴社と話し合いの機会に提出したいと考えています。貴社のご都合を8月21日までにご返答いただければ幸いです。

2017年8月10日(福島原発事故から6年5か月)
原発の電気はいらない署名@関西
呼びかけ人・呼びかけ団体一同
追伸:本署名運動について,貴社と話し合いの機会についてのご返答は,
[E-Mail]sindenryoku.kyotoあっとgmail.com 宛にお願いします。

▲関電からはもうすぐ100万件の顧客が離れる。槌田劭さんのつくった上のグラフをみると,2017年になって,スイッチング件数が一段と増えている→角度が急になった。そして,高浜原発の再稼働がみえてきた3~4月にとくに減少し,3月には9万件と月間最高を記録した。このグラフ(手書きのもの)は関電に提出しました。