◆関西電力 闇歴史◆008◆

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◆社長が「労災防止」を誓った3日後にも重傷労災(2020年)
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 2020年8月12日には、美浜原発3号機で安全対策工事中の協力会社社員が、足場から転落して重傷を負った。安全帯を付けていなかった。同様な事故は、2020年8月28日、大飯原発3号機でも起きている。老朽原発再稼働を急いでいるために、発生した労災。

 この年8月の2事故は、2004年8月9日に美浜3号機で発生した2次冷却水配管の破損により5人が死亡し、6人が重傷を負った事故(◆004◆)の慰霊行事(2020年8月9日)で、森本関電社長が「労災防止」を誓った直後に起こったもの(慰霊行事は毎年8月9日に開催)。8月の2件の労災事故について、関電は9月2日になって発表した。さすがに、すぐには発表できなかったということか。

▼2020年8月9日、森本社長が「労災防止」を誓う。毎年恒例の慰霊行事。2020年8月9日の慰霊行事(写真)の直後、12日と28日に労災事故が発生したが、さらに2021年8月9日の慰霊行事の直後にも、18日に労災事故が発生している(◆009◆)。「安全の誓い」はどうなっているのか。

美浜--安全の誓い

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