◆5/9 第23回口頭弁論の報告

2019/5/9の第23回口頭弁論の概略を報告します。

  • 開廷前のデモ…38名。いつもよりやや少なめの規模でした。

先頭左は福山和人弁護士,右は竹本修三原告団長

  • 傍聴席…2席空いたとかで抽選にはなりませんでしたが,最終的にほぼ満席となりました。
  • 報告集会…盛会でした。カンパが 46,556円,缶バッジ,クリアファイル,このあたりプレートなどの物販が 3,100円でした。ご協力ありがとうございました。
    • 法廷では,南丹市園部町の原告,石井琢悟さんが陳述。大飯原発から自宅までは,45km。北風のときに事故が起これば,たちまち汚染されるうえ,避難道路の9号線は日常的に渋滞していることなど,避難の困難性を述べました。
      こちら
    • 弁護団からは,出口治男弁護団長が最近の原発裁判の判決などにでてきている「社会通念論」について(→こちら),谷文彰弁護士が原発の耐震基準が一般住宅より劣っているのではないか(→こちら)などの主張をしました。また、渡辺輝人弁護団事務局長は、社会通念について、「司法の役割は少数者の人権を救済するところにあり、社会通念一般に解消されるものではない」と、主張しました(→こちら)。

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【以下,裁判所による所持品検査について】

◆原告団,弁護団とも,所持品検査に反対する申入書を出しましたが,裁判所は4/1から始めています。

◆今回初めての所持品検査の関係で,傍聴席抽選のリストバンド配布時間について事前に正確な時間を告知できず,傍聴希望者の中にはご迷惑をおかけした方もありました。こちらも所持品検査の段取りと傍聴席抽選の結果の発表方法がわからず,進行上スムーズに行かなかった点がありましたので,お詫びします m(_ _)m ← 裁判所が悪い!!

◆所持品検査には長い行列ができ,待たされました。この日は天気も良くて気温もほどほどだったから良かったものの,これが,風雨,雷雨,炎暑,吹雪だったら,庁舎外で長い列をつくったりはできません。庁舎内で待機していたとしても,傍聴券の抽選にはずれたら,受ける必要のなかった(すなわち,最小限に留めたかった)所持品検査,X線検査を受けさせられただけに終わるわけです。

◆また,所持品検査の設備が視覚障害者誘導用ブロックの上に載せられているなど,不適法な配置もありました。この点は,地裁の司法記者クラブに通報しました。

◆今回のような所持品検査の必要は,まったくないと思います。長い時間をかけて,無駄な作業をしただけでした。お上の勝手な思い込みで,裁判所がさらに遠のいた感じでした。今日の法廷内は相当に不機嫌な空気が充満していました。

報告集会にて。発言しているのは出口治男弁護団長