投稿者「meisei」のアーカイブ

◆関西電力 闇歴史◆114◆

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◆六ヶ所再処理工場が27回目の完成延期で
 2026年度に使用済み核燃料を搬出するという関電のロードマップが破綻!
 関電はまたも、その場しのぎの「不退転の覚悟」!
 【付 緊急声明–老朽原発うごかすな!実行委員会】
  使用済み核燃料に関して約束反古を繰り返す関電が、またも詭弁!
  老朽原発即時停止を求めよう!

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【関連項目】
・使用済み核燃料の中間貯蔵施設をめぐる関電と福井県の動き
 (まとめ:空約束から実効性なき新ロードマップ…2025年8月まで)→◆126◆
・新ロードマップ→◆121◆
・新旧ロードマップ図解の対照→◆119◆
・中間貯蔵施設をめぐる空約束→◆012◆
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■ 2023/10/13【使用済み核燃料の県外搬出計画の工程表に合意】

・福井県は、運転開始から40年を超える老朽原発の再稼働の条件として、関西電力が10/10に示した使用済み核燃料の県外搬出計画の工程表(→こちら)に同意した。「2026年度から青森県六ヶ所村の再処理工場に搬出を始める」ことを軸にしている。

・福井県知事の同意は、提示からわずか3日後に容認している。県民の声を聞こうとしない姿勢が、あまりにも明らか。

・その内容についても、当時から「再処理工場が予定通り完成しなかった場合はどうするのか」「使用済み核燃料の保管の長期化につながり、最終処分場になるのでは」との強い懸念が示されていた。

・関電は「使用済み核燃料を安全に保管し、円滑に搬出するため」「乾式貯蔵施設を新設しても、原則として使用済み核燃料の全体の貯蔵容量は増やさない」「計画通り完成させるのが最重要課題」「完成に向けて一生懸命頑張っている」。

・使用済み核燃料の県外搬出計画の工程表について、詳しくは
 ◆関西電力 闇歴史◆012◆
【付 関電の使用済み核燃料搬出計画(2023年10月)】

■2024/2/8【関電が「乾式貯蔵施設」の設置へ】

・福井県内にある全ての原発の敷地内に使用済み核燃料を一時保管するための「乾式貯蔵施設」を設置する計画に対する了解を求めて、福井県、美浜町、おおい町、高浜町に事前了解願を提出。2025年の着工を目指すとし、高浜原発で最大32基(使用済み核燃料768体分:2027年の運用予定)、大飯原発で最大23基(同552体:2030年の運用予定)、美浜原発で最大10基(同210体:2030年の運用予定)の計65基(1530体)のキャスクを有する乾式貯蔵施設を計画。

■2024/3/15【福井県が「乾式貯蔵施設」の審査申請を了承】

・この事前了解願に関して、福井県は、設置に向けて国に審査を申請することを了承し、関電は同日、原子力規制委員会に審査を申請。

■ 2024/8/29【六ヶ所再処理工場が27回目の完成延期】

・2024年9月末の完成を目標としていた六ヶ所再処理工場について、日本原燃は、27回目となる完成延期を発表、完成時期を2026年度中とした。これにより、2026年度に使用済み核燃料の搬出を始めるとしていた関電のロードマップは破綻。

・2024/8/29、宮下宗一郎 青森県知事「27回目の延期 着工から約30年ということで こうして新しい工程を示してもらっても直ちに信頼することはできない」

・再処理工場の完成延期について、詳しくは
 ◆関西電力 闇歴史◆003◆ 付(2)
【付 (2) ◆核燃料サイクルとその破綻–六ヶ所再処理工場の完成延期 】

■ 2024/8/30【関電が工程表の遅れを福井県に報告】

・関西電力は、福井県に対し2026年から開始するとしていた使用済み核燃料の県外搬出計画に、遅れが生じると報告。

・2023年10月の計画提示後、わずか1年足らずで変更せざるを得なくなった。その理由も、当初から強く懸念されていて、言い訳は通用しない。口から出任せ、その場しのぎを繰り返す関電の経営姿勢がまたも明らかになった。

・再処理工場の完成延期を受け、関西電力の水田仁 原子力事業本部長と資源エネルギー庁の山田仁 調整官が県庁を訪れ、鷲頭美央(わしず・みお)副知事に搬出計画の実行が遅れると報告。

・水田原子力事業本部長「できるだけ速やかにロードマップの見直しに着手するとともに、今後公表される日本原燃の再処理計画を反映した上で、ご報告させていただきます」。

・鷲頭副知事「計画通り搬出できなくなったということは、2023年10月の県との約束に反するもの。関西電力は2023年のロードマップを策定する前の議論に立ち返って『不退転の覚悟』を示すべき」として、これまで関電が幾度となく繰り返してきた発言を引き合いに出し、原発の稼働停止も視野に「確実に実行できる搬出計画の提示」を強く求めた。

■ 2024/8/31【福井県は使用済み核燃料の県外搬出計画の合意を否定】

・福井県の杉本達治 知事「大変遺憾。昨年10月の工程表の合意はなくなった」

■ 2024/9/5【関電が「不退転の覚悟」を表明】

・関西電力の森望社長は、福井県の杉本知事に「使用済み核燃料の県外搬出のロードマップを2024年度末までに見直して提示する」「万が一、この見直しができない場合は運転開始から40年を超える県内の原発3基、美浜3号機、高浜1、2号機の運転は実施しないという不退転の覚悟で臨みたい」
・杉本知事「福井県と関西電力との信頼関係に関わる重大な問題で極めて遺憾。(ロードマップを)年度末と言わず、出来るだけ早く示して欲しい」
・杉本知事「(昨年10月に工程表とともに関電が約束した立地地域の地域振興について)何ら目に見える形で進んでいない。具体的な内容や必要な財源を早期に明示するよう」

■ 2024/9/6【乾式貯蔵施設の設置について】

・杉本知事「実効性のある内容でなければ乾式貯蔵施設の設置について事前了解をしない」
・杉本知事「(工程表の実効性の考え方について)基本は使用済み核燃料の搬出容量が継続的、安定的に確保されること。ただ出てくればいいのではない」

■ 2024/9/6【経産省は関電に厳しく指導すると表明】

・齋藤経産相「工程表の見直しが必要な状況となったことは大変重く受け止めている。関西電力に対しては実効性のあるロードマップを提示するよう厳しく指導する」

■ 2024/9/7【経産省は言葉だけ】

・河本猛さん(美浜町議会議員)「過去の経過を見ると経産相が一番甘いこと言って、福井県知事を説得して原発を継続運転させてきたのに、こんな時だけ関電を厳しく指導っておかしくない。これまでお墨付きを与えてきたのは経産省なんだから、厳しく指導するなんてのは言葉だけですね。
経産省こそ、使用済み核燃料、中間貯蔵施設、最終処分場、再処理工場、核のゴミ問題を先送りするなよ!原発止めろ!」

■ 2024/9/9【福井県議会にて】

・力野県議会議員「ロードマップを示すまで、福井県が納得するまで、直ちに3基を停止するべき」
・野田県議会議員「大手電力会社として責任の取り方が甘いんじゃないか」

【付 緊急声明–老朽原発うごかすな!実行委員会】

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緊急声明
使用済み核燃料に関して約束反古を繰り返す関電が、またも詭弁!
老朽原発即時停止を求めよう!

老朽原発うごかすな!実行委員会・木原壯林

 日本原燃は、8月23日、核燃料再処理工場(青森県)の完成目標を2026年度内に変更するとした、27回目の完成延期を表明しました。
 これを受けて、関西電力青関電の県望社長は、9月5日、杉本達治福井県知事と面談し、関電の原発でたまり続けている使用済み核燃料の外搬出に向けた「ロードマップ」(昨年10月発表)を、「本年度末までに見直す。実効性のある見直しができない場合、老朽原発・高浜1、2号機、美浜3号機を運転しない」と述べました。またも、原発全廃を求める多くの人々の心情を蹂躙する、白々しい詭弁です。森社長は、美浜町、おおい町、高浜町も訪れ、同様な面談を行っています。関電が倫理のかけらでも持ち合わせる企業であろうとするなら、2021年の約束(下記参照)を完全履行し、直ちに老朽原発を停止するのが当然です。

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 関電は1996年に「使用済み核燃料は福井県外に搬出する」と、当時の福井県知事に約束しました。青森県の再処理工場が稼働すれば、青森県に搬出できると楽観しての約束でした。しかし、1997年に予定されていた再処理工場の稼働は、延期を重ね、未だに稼働の見通しは立っていません。そのため、関電は「福井県外に中間貯蔵地を探す」という約束の反古を繰り返しています。

 2021年、関電は、福井県知事に「使用済み核燃料の中間貯蔵地を2023年末までに福井県外に探す。探せなければ老朽原発を停止する」と約束しましたが、未だに候補地を見出すことはできていません。老朽原発・美浜3号機、高浜1、2号機の再稼働への福井県知事の承認を得るための空約束でした。

 切羽詰まった関電は、昨年6月、使用済み燃料の一部(約200トン)を、電気事業連合会が行うMOX燃料再処理実証試験に供するために、フランスに持ち出す計画を示し、「県外に搬出されるという意味で、中間貯蔵と同等の意義がある」としました。しかし、搬出量は、福井県内の原発で保管する使用済み核燃料の5%程度で、搬出予定も今すぐでなく、2020年代の後半です。

 さらに、関電は中国電力と結託して、昨年8月、唐突に中間貯蔵地建設のための調査を上関町に申し入れました。原発建設に反対する住民の心情を逆なでにし、希少な瀬戸内海の生態系を破壊し、漁民のなりわいを奪おうとするものです。関電の原発電気を消費したことも作ったこともない上関や青森県に、交付金をチラつかせて、中間貯蔵を押し付けることがあってはなりません。
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 関電は、このように「何の成算もなく空約束し、約束を反古にしても、その口を拭うために小手先の策を弄した詭弁でさらに人々を欺く企業」です。

 使用済み核燃料の行き場に関して、福井県から説明を求められた関電は、昨年10月10日、「使用済み核燃料に関するロードマップ」を発表しましたが、これによって、関電の使用済み核燃料をめぐる情勢は一転しました。このロードマップで、関電は、再処理工場の活用、中間貯蔵施設の確保を盛り込み、いかにも近々使用済み核燃料の福井県外搬出が可能であるかのように見せかけていますが、いずれも実現の可能性はない「絵に描いた餅」です。

 それでも、関電は「使用済み核燃料搬出の円滑化のために原発構内に乾式貯蔵施設の設置を検討する」とし、福井県内での乾式貯蔵への布石をしました。関電の燃料プールは3~6年後に満杯になって、原発を停止せざるを得なくなるため、プールに空きを作ろうとする詭弁です。福井県知事は、わずか3日後にこれを容認しました。「原発の運転継続ありき」の出来レースです。

 関電は、本年2月8日、福井県内にある全ての原発の敷地内に使用済み核燃料を一時保管するための「乾式貯蔵施設」を設置する計画に対する了解を求めて、福井県、美浜町、おおい町、高浜町に事前了解願を提出しました。来年の着工を目指すとし、高浜原発で最大32基(使用済み核燃料768体分:2027年の運用予定)、大飯原発で最大23基(同552体:2030年の運用予定)、美浜原発で最大10基(同210体:2030年の運用予定)の計65基(1530体)のキャスクを有する乾式貯蔵施設を計画しています。この事前了解願に関して、福井県は3月15日、設置に向けて国に審査を申請することを了承し、関電は同日、原子力規制委員会に審査を申請しました。

 使用済み核燃料の福井県内「乾式貯蔵」を許してはなりません。
 何としても、関電と福井県に2021年の約束を履行させ、全ての老朽原発を廃炉に追い込みましょう!

2024年9月6日

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◆113◆←←関西電力 闇歴史→→◆115◆

◆7/16 第42回 期日 原告提出の書面

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【原告】裁判資料ーー今回の準備書面、意見陳述 → このページでは以下にリンクを掲載。
    前回までの準備書面、意見陳述は → こちらのページから。
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【原告】裁判資料ーー今回の証拠説明書と書証(甲号証)→ このページでは以下にリンクを掲載。
    前回までの証拠説明書と書証は → こちらのページから。
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★[第22準備書面 関係]甲第653~652号証の証拠説明書[84 KB]
(2024年7月3日)

甲第653号証[5 MB]…綾部市防災計画ー原子力災害対策計画編
甲第652号証[612 KB]…意見陳述内容

◆7/16 第42回 期日のお知らせ

◆7/16(火)に第42回期日が開かれます

 2012年11月提訴以来、12年になろうとしていますが、次回 7/16(火)からは、最終段階の証人調べになります。
 私たちは、全ての原発廃炉を願い、憲法とそれを支えるべき裁判官の良心と勇気に期待しています。しかし、裁判官を本当に動かすのは、多くの人が注目していることを示す、市民の運動と世論です。

 皆さまの、目に見える応援が力になります。どうぞ京都地裁にお越しください。

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◆7/16の裁判の内容

・5人の原告が、避難の困難性などについて証言します。
・詳細はこちら[106 KB]をご覧ください。

・それぞれの原告について、原告弁護団から主尋問があり、その後、被告弁護団から反対尋問があります。

・今回、以下の点にご注意ください。
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・開廷前の裁判所周辺デモは、行いません。
・模擬法廷は、開きません。
・閉廷後の報告集会は、★弁護士会館★(地階ホール)です。
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◆裁判に参加するには

以下の二つの方法があります。

[1] 原告席で参加

・10名を募集します。ぜひ、ご応募ください。
その際に可能でしたら、午前のみ参加、午後のみ参加、全日参加の区別をお書きください(当日に変更していただいても構いません)。

・法廷の中(柵の内側)の原告席に入る原告は、「原告団が」決めます。その名簿を事前に裁判所に届けています。そこで、原告席参加ご希望の方は、

★7月8日(月)★を締切日としますので、
★事務局宛のメール★に「原告席希望」と書き、お名前をご連絡ください。必ず以下のアドレスに送ってください。
  
kyotodatsugenpatsubengodanあっとgmail.com(あっと→半角の@)

・結果は、折り返しの返信メールでご連絡します。
(原告席の希望者が多ければ、締切日前に受け付けを終了します)

・裁判当日は、京都地裁1Fの101号法廷前に待機しています原告団世話人より、原告席券を受け取っていただき、法廷に入ってください。

[2] 傍聴席で参加

・法廷の傍聴席は88席ほどです。「裁判所が」抽選で決めます。

・原告の方、原告でない方も、資格を問わず、誰でも応募できます。
・09:30~09:45(見込)の間に、京都地裁正面玄関前で、抽選リストバンドが配付されます。配付終了後すぐに抽選結果が発表されます。
(傍聴希望者が少ない場合は、抽選はありません)

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◆全体的なタイムテーブル

09:30…裁判所による傍聴券の抽選リストバンド配布開始(見込)
    @京都地裁正面玄関前
09:45…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了(見込)
    直ちに抽選→傍聴券の配布
10:30…開廷。午前は12:10まで、午後は13:30から16:20まで
16:30頃から…閉廷後、★弁護士会館★(地階ホール)で報告集会開始、30分程度

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◆傍聴券

・開廷の1時間くらい前から傍聴席抽選のリストバンド配布が始まる見込みです。正式な開始時間は、開廷日の1週間くらい前からネットで公表されます。「各地の裁判所の傍聴券交付情報」を検索→京都地裁、で表示されますので、ご確認ください→こちら
・午前のみでお帰りになる場合は、傍聴券をスタッフに預けてください。
(裁判所より返却の指示があった場合は、返却してください。)
・午後のみ参加の場合は、スタッフもしくは、空席があれば裁判所職員から、傍聴券を受け取ってください。

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証人として参加される原告の皆さまへ

・既に原告席を確保していますので、申込は不要です。
・担当弁護士からの指示に従って、裁判所にお越しください。
・午後の閉廷後、弁護士会館で報告集会を設定していますので、可能ならば
ご参加ください。
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◆6/8 第12回原告団総会の報告

  • 時間…13:15~16:30
  • 場所…ハートピア京都(京都市営地下鉄 丸太町駅 )
  • 記念講演…井戸 謙一 弁護士「脱原発裁判の現状と今後の展望」。リアル講演、Zoom 配信をしました。
  • 原告以外の方もどなたでも参加可。参加費無料、カンパをお願いしました。カンパ額は、48,160円でした。ありがとうございました。
  • 案内チラシ…こちら[1 MB]
  • 資料、Zoom設定、その他、詳しくは →こちら
  • 参加者数…会場に77名、Zoonで25名、計102名でした。この日の京都では、他にもいろいろな企画があり重なっていましたが、前年とほぼ同じ参加者数でした。そして、ご意見を書いていただいた参加者も含めて、一様に井戸先生の講演を高く評価していました。参加者数で健闘したのは、ひとえに井戸先生のおかげだと思います。

  • 循環経済ニュース181原 強 さん)が、総会全体の概略を、きれいにまとめていただいていますので、
    以下に引用させていただき、総会報告とします m(_ _)m

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京都地裁大飯原発差止訴訟原告団総会
「脱原発の願いをあつめ、かならず勝訴を!」

 6月8日、京都地裁大飯原発差止訴訟原告団総会が開催されました。
最初に、中島晃・弁護団長代行があいさつ。

 つづいて、井戸謙一弁護士の記念講演「原発裁判の現状と今後の展望」。
講演は、
プロローグ「もう一度あのときのことを思い出そう」、
第1「日本の原発の現状」、
第2「原発安全神話に対する闘い」、
第3「被ばく安全神話に対する闘い」
で構成されたものでした。
井戸弁護士は「最後に」として、次の論点を示されました。
・日本は何故原発をやめないか
  電力会社 当面の利益 今後も損はしないシステム
  国    核兵器を持つポテンシャルの維持
・私たちが脱原発を求める理由
  (1) 将来世代に対する責任(高レベル放射性廃棄物)
  (2) 過酷事故のリスク(被ばくによる健康障害の問題)
・新たな原発安全神話と闘うとともに、被ばく安全神話との闘いが重要

 このあと、渡辺輝人・弁護団事務局長、吉田明生・原告団事務局長から裁判の現状とこれからの活動についての報告がありました。提訴以来10年以上になっている京都脱原発訴訟も証人調べにすすみ、いよいよ最終局面を迎えているなかで、裁判の現状を知らせ、傍聴活動などに取り組んでいくことが重要だと呼びかけられました。

 会場からは原発賠償京都訴訟原告団からのアピールが行われました。
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◆6/4 第41回口頭弁論の報告

 2024年6月4日(火)に京都地裁で第41回口頭弁論が開かれました。
模擬法廷&報告集会は、弁護士会館の地階ホールで行いました。
参加者(弁護団、原告、傍聴など)総数は、93名。
事前のお知らせチラシ→こちら

  • 恒例の裁判所周辺デモは30人前後でしたが、賑やかでした。開廷前デモ、法廷傍聴、模擬法廷、報告集会にご参加の皆さまは、たいへん御苦労様でした。以下、吉見さん撮影。
     
    ▼開廷前のデモ

  • 原告席…14名で募集し、12名の申込を受け付けました。
  • 傍聴席…コロナ禍による制限がなくなり、全席およそ90席が使えるようになっています。今回、抽選にはならず、傍聴席のうまり具合は90%程度でした。
  • この回は、舞鶴市にお住まいの原告、竹下真希子さんが、原発事故避難について意見陳述を行いました。
  • 弁護団からは準備書面で、前回に続き、2024年元日の能登半島地震について…志賀原発の30キロ圏にある放射線防護施設が損傷を受け、避難の困難性がますます明白になったこと、などを述べ、これまでの原告の主張が裏付けられたと主張しました。
    → 原告提出の書面(弁護団の準備書面ほか)は→ こちら
    竹下真希子さんの口頭弁論要旨 は→こちら[123 KB]
  • 閉廷後、進行協議(裁判所、原告、被告の弁護団代表による)があり、今後の証人調べについて概略が決まりました。2012年11月29日提訴以来の裁判も、いよいよ終盤となってきました。
  • 証人調べは、来年の3/6(木)まで続きます。その詳細は →こちら[106 KB](2024-06-05 現在の予定)
  • 報告集会の様子

  • カンパ…参加者の皆さまからカンパをいただきました。感謝いたします。
    ・金額は、その都度、会場ですぐに計算して報告できていませんが、最近は以下の通りです。
    ・2023年:3/2…21,683円、 6/1…44,572円、9/21…34,091円、12/20…25,631円
    ・2024年:3/8…30,921円、6/4…42,018円

◆6/4 第41回口頭弁論 原告提出の書面

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【原告】裁判資料ーー今回の準備書面、意見陳述 → このページでは以下にリンクを掲載。
    前回までの準備書面、意見陳述は → こちらのページから。
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【原告】裁判資料ーー今回の証拠説明書と書証(甲号証)→ このページでは以下にリンクを掲載。
    前回までの証拠説明書と書証は → こちらのページから。
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証拠申出書[110 KB]-今井氏の撤回と原氏の申請(2024年5月24日)
尋問にかかる原告らの資料の特定について[87 KB](2024年5月16日)


★[第108準備書面[275 KB] 関係]甲第651~650号証の証拠説明書[102 KB]
(2024年5月29日)

甲第651号証[2 MB]…京都府内の幹線道路沿い、耐震診断対象の建物8割で倒壊恐れ 大半で建て替えや改修予定なし|社会|地域のニュース|京都新聞
甲第650号証[587 KB]…原発事故時の防護施設、能登半島地震で損傷 14施設でひび割れなど [能登半島地震] [石川県]:朝日新聞デジタル


第107準備書面[259 KB] 関係]甲第649~648号証の証拠説明書[84 KB]
(2024年5月27日)

甲第649号証[2 MB]…舞鶴市原子力災害住民避難計画 明倫小学区(Dゾーン)…舞鶴市危機管理室 危機管理・防災課
甲第648号証[123 KB]…原告 竹下(堀)真希子 口頭弁論要旨

◆6/4 第41回口頭弁論のお知らせ

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・開廷前の裁判所周辺デモを行います。
・模擬法廷、閉廷後の報告集会は、★弁護士会館★地階ホールとなります。
(弁護士会館は、地裁構内、南東角です)

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◆裁判所にお越しください!
・・2012年11月29日提訴以来の長い裁判も、ようやく先が見えてきました。すでに主張すべき点は終わりに近づいていて、証人尋問など、今後の展開に移る段階になっています。
憲法とそれを支えるべき裁判官の良心と勇気に期待して闘っていますが、裁判官を動かすのは、裁判に多くの人が注目していることを示す運動と世論です。皆さまの、目に見える応援が力になります。6月4日には、どうぞ裁判所にお越しください。

◆原告から
・舞鶴市にお住まいの原告、竹下真希子さんが、原発事故避難について陳述します。

◆弁護団から
・前回に続き、本年元日の能登半島地震に関連して…志賀原発の30キロ圏にある放射線防護施設が損傷を受け、避難の困難性がますます明白になったこと。

◆タイムテーブル
12:10…裁判所構内の南東角、弁護士会館の玄関前に集合
12:15…裁判所周辺の定例デモに出発。13:00頃まで
13:45(見込み)…傍聴券の抽選リストバンド配布開始。
 地裁北玄関前。傍聴は誰でも参加可能
14:00(見込み)…裁判所による傍聴席の抽選リストバンド配付終了
 直ちに抽選→傍聴券の配布抽選にもれた方、入廷を希望されず模擬法廷に参加される方は
 14:30までに弁護士会館(地階ホール)の模擬法廷へどうぞ
14:30…開廷、弁論開始。同時刻に模擬法廷も開始
15:45頃から…閉廷後、弁護士会館(地階ホール)で報告集会。30~60分程度

裁判に参加する方法…以下、三つの方法があります。
原告の皆さまは下記、[1] 原告席か、[2] 傍聴席か、[3] 模擬法廷のいずれかでご参加ください。
原告でない方は、[2][3]でご参加ください。

[1] 原告席…法廷の中で柵の内側に、原告として入ります。
被告「関電、国」の正面に座ります。
・原告団が氏名を裁判所に通知します。
【いつもメールによる連絡を受け取っている原告】 5/20頃にメーリングリストにより案内メールをお送りしますので、それを受信されてから、返信として申込ください。
【いつも郵送による期日案内連絡を受け取っている原告】 原告席での参加を希望される場合は、5/26(日)までに事務局宛ご連絡ください。
・コロナ以前は合計35名ほどの原告が参加できましたが、今回は、14名程度となります。
・定員に達するまで、先着順で受け付けます。

[2] 傍聴席…法廷の中で柵の外側。88席あります。
傍聴席に座るには、裁判所が抽選を行います。
傍聴希望者が少なかった場合は、抽選はありません。
・13:45~14:00(見込み)の間に、京都地裁正面玄関前で、抽選リストバンドが配布されます。
・傍聴席は、原告でない方も、誰でも抽選によって参加することができます。
・傍聴席に入ることができなかった場合、または、最初から法廷に入ることを希望されない場合は、次項に記載の模擬法廷にご参加ください。

[3] 模擬法廷…弁護団が用意します(法廷と同じ14:30開始)。そこに参加するには
★弁護士会館★地階ホールへ、直接おこしください。
・法廷よりもわかりやすく、弁護団が解説します。
・事前に提出されている被告(国や関電)側の書面があれば、その解説も行います。

◆報告集会の開催
・法廷の終了後、★弁護士会館★地階ホールにて報告集会を開催します(16:15頃から)。
・裁判の進行などを、弁護団から説明いたします。裁判に関するご質問などもどうぞ。
・コロナ禍の状況によっては、報告集会自体を取りやめる可能性もあります。その場合は、あらかじめ原告団Webサイト(「京都脱原発原告団」で検索可)に掲載します。
・電話でのお問い合わせは、090-5660-2416(吉田あて)。

◆関西電力 闇歴史◆113◆

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◆山口県の市民団体が上関町中間貯蔵施設建設計画反対で
 集めた署名263,230筆、段ボール箱17個を関電に提出
(2024/4/16)
 関電は、いつもの傲慢な姿勢でコミュニケーションを拒絶
 【付 関西電力グループ行動憲章】
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 2023年8月2日、中国電力と関西電力が山口県上関町に使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設調査を申し入れ、あっという間に町議会の審議もなく、町長が同意した。

 関西電力の原発の使用済み燃料は、上関町や山口県とはまったく無縁のもの。上関町をはじめ山口県下のこれまでも中国電力の上関原発建設に反対してきた市民団体が中心となって呼びかけ、中国電力と関西電力の両者宛に「上関の中間貯蔵施設反対」署名に取り組んできた。

 4月16日この日は関電宛の署名を提出した。

 署名263,230筆は、段ボール箱17個に詰めて前日からフェリーで大阪へ運ばれた。署名は台車3台に載せてガードマンに誘導されて関電ビルの2階へ。そこには3人の男性社員が横並びに立っていて長机を二つくっつけた台が2列。その一つの上に、17個の段ボールを並べて置く。原水爆禁止山口県民会議議長の森本正宏氏より、関電広報室エネルギー広報グループ・リーダーの釜江幸慶氏へ提出。関電は人数を5人までと限り、時間も5分間に制限、写真撮影、報道関係はダメ。言いたいことがあれば後日文書でと。代表の5名の意見も聴く姿勢はまったくなし。この間約10分。

 署名提出後の関電前抗議集会では、、原発いらん!山口ネットワーク代表の小中進さんは、関電の傲慢な態度を批判しながら、「上関町でも6割、山口県全体では8割が反対している。署名の重みをしっかり受け止めるよう求めた」「危険がない、安全であれば、この大阪湾に、関西電力管内で出た核のゴミは、この関西電力管内で処理をすべきではないでしょうか。関西の皆さんにも、今回のこの申し出を機会に、この問題を自分たちの問題として捉えていただきたいと思います」と述べた。

 また、山口県からは、以下の発言もあった。
・昨年9月から今年1月までの5か月間での署名活動で、中国電力宛には2月7日に275,043筆の署名を提出した。
・上関は生物多様性の宝庫。環境省は生物多様性を保全するのは国家戦略としながら、調査の予算もつかないのに、中間貯蔵は何も分からないうちから交付金。自然豊かなところにしわ寄せをする。
・上関原発に反対して43年。金、権力、圧力で地域破壊をされてきた。
・関西で使った電気のゴミをなぜ山口県の自然豊かな上関に押し付けるのか。

 なお、関電前には大阪、京都などから市民グループの皆さんが駆けつけた。

【参考】小中進(こなかすすむ)ブログ → こちら
【参考】録画 関電本店前 上関町「中間貯蔵施設」反対行動 / たぬき御膳のたぬキャス→こちら

【付 関西電力グループ行動憲章】こちら
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3.適正な情報開示・管理と対話

 関西電力グループは、事業活動に社会の声を的確に反映させるとともに、適時的確な情報公開・発信や、社会のみなさまとのコミュニケーションを一層推進し、社会に対する説明責任を誠実に果たすことを通じて、透明性の高い開かれた事業活動を行います。また、個人情報をはじめとする各種情報を適正に管理します。

(一人ひとりの行動規範)

社会のみなさまとのコミュニケーションを積極的に行います。
・社会のみなさまへの情報提供や、事業活動をご理解いただく活動を公正に行います。
・事業活動に対して、お客さまや社会のみなさまが抱いておられるご意見・ご要望等を幅広く収集し、それを社内で共有し業務改善につなげます。
・個人情報、お客さま情報、企業秘密等は適正に管理します。
・業務に関する記録は厳正に取り扱います。
・業務運営上の不具合が発生した場合は、迅速かつ的確に事実を報告します。
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◆関西電力 闇歴史◆112◆

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◆2024年4月、電事連会長、再び中部電力に
 背景に関電主導のカルテルについての「恨み」「不信感」

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 電力大手10社でつくる電気事業連合会(電事連)の会長職は1952年の発足以来、事業規模が大きな東京電力、関西電力、中部電力の「主要3社」で担当してきたが、2020年3月、九州電力の池辺氏が3社以外で初めて就任した。池辺氏は2023年に退任する運びだったが、大手電力によるカルテルや新電力の顧客情報を不正に閲覧するなどの問題が発覚して、なり手がなく、異例の4年目に入っていた。東電は事実上国有化され、関電はカルテル主導、中部電力はガスの販売で独禁法違反を指摘されている。盟主不在で後任選びが難航、電事連の影響力の低下を示した。

 2024年は関電が会長職に意欲を示していると言われていた。電事連は2025年の大阪・関西万博にパビリオンを出展する計画で、「おひざ元」の一大イベントを会長として迎えたいのでは…という声も業界内で聞こえたという。

 しかし、カルテルを主導したとされた関電が、課徴金減免制度リーニエンシー)にもとづいて調査前に自ら違反を申告して処分を免れたことから(◆024◆)、他社から「関電の会長就任は時期尚早」などの声が出ていた。カルテル事件で、関電に対する各社の不信感、感情論があったという。報道では「関電の下ではまとまれない」という声も紹介されている。

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◆3/8 第40回口頭弁論の報告

 2024年3月8日(金)に京都地裁で第40回口頭弁論が開かれました。
模擬法廷&報告集会は、弁護士会館の地階ホールで行いました。
参加者(弁護団、原告、傍聴など)総数は、70名ほど。
事前のお知らせチラシ→こちら

  • 恒例の裁判所周辺デモは25人でしたが、賑やかでした。開廷前デモ、法廷傍聴、模擬法廷、報告集会にご参加の皆さまは、たいへん御苦労様でした。以下、吉見さん撮影。
     
    ▼開廷前のデモ

  • 原告席…14名で募集し、14名の申込を受け付けました。
  • 傍聴席…コロナ禍による制限がなくなり、全席およそ90席が使えるようになっています。今回、抽選にはならず、傍聴席のうまり具合は4分の3程度でした。
  • この回は、京都民医連あすかい病院の院長(内科医)、中川裕美子先生が、原発事故避難について、コロナ感染状況との関係で医療現場に特有の問題点などについて陳述。原発事故が起こった際の避難の困難性を陳述されました。弁護団からは準備書面で、2024年元日の能登半島地震について、これまでの原告の主張が裏付けられたと主張しました。
    → 原告提出の書面(弁護団の準備書面ほか)は→ こちら
    中川裕美子さんの口頭弁論要旨 は→こちら[217 KB]
  • 被告の国からは、深層防護についての準備書面が提出されました。こちら[564 KB]
  • 閉廷後、今後の進行協議(裁判所、原告、被告の弁護団代表による)がありましたが、証人調べについて協議が長引き、報告集会は先に終了しました。今後の日程は弁護団全体での確認後、公表されます。2012年以来の裁判もいよいよ終盤となってきました。
  • 報告集会の様子

    ▲▼原告として意見陳述をした中川裕美子さんの報告

  • カンパ…参加者の皆さまからカンパをいただきました。感謝いたします。
    ・金額は、その都度、会場ですぐに計算して報告できていませんが、最近は以下の通りです。
    ・2023年:3/2…21,683円、 6/1…44,572円、9/21…34,091円、12/20…25,631円
    ・2024年:3/8…30,921円