◆関西電力 闇歴史◆071◆


▲関西電力原子力事業本部(美浜町)

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原発再稼働に猛進する関電、トラブル続出
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2018~23年度のトラブル 一覧表
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▲2018~23年度のトラブル一覧表。この表は画像(リンクは入っていません)。表をクリックすると拡大されます。(2023/5/2 のプレスリリースまで)

【「2018~23年度のトラブル 一覧表」の補足説明】
・2018~23年度(2023年度は2023/5/2のプレスリリース掲載分まで)。
・表中、新聞報道はあったものの、プレスリリースに掲載がない(と思われる)労災が2件ある。
 労災ではなくて、私傷病扱いになったのか?
・法令上の位置づけ。*1~*3 は 各月の関電プレスリリースによる。
  *1  法令に基づき国に報告する事象(安全協定の異常時報告事象にも該当する事象)
  *2  安全協定の異常時報告事象
  *3  保全品質情報等
  *4  運転上の制限の逸脱。(~日付)は復旧した日付、その他は即日復旧。
     データはこちら による。
・図解のリンク先
  ※1 関電、原子力発電所の運営状況について(2022/9/2)→こちら
  ※2 関電、原子力発電所の運営状況について(2022/8/1)→こちら
  ※3 関電、安全対策工事における協力会社作業員の労働災害(死亡事故)→こちら
  ※4 関電、高浜発電所4号機 B-加圧器逃がし弁の出口温度上昇について →こちら
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関電の原発の稼働状況 一覧表
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▲関電の原発の稼働状況一覧表。2023/10/26 現在。表をクリックすると拡大。この表は画像。
【「関電の原発の稼働状況 一覧表」の補足説明】
※1建設費は『日本の原子力施設全データ(完全改訂版)』(講談社BLUEBACKS)による
※2 美浜3号機の運転開始は、Wikiでは1976年3月15日となっていたが、その後、訂正。現在の関電広報では1976年12月(日付なし)。朝日新聞東京版1976年12月2日付では1976年12/1から営業運転開始

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「次世代原発」の候補地として取り沙汰されているのは、美浜原発
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 東日本大震災前に進んでいた原発建設計画は、以下の通り。
(1)中国電力…島根原発 3号機(島根・松江市)→着工済
(2)電源開発…大間原発(青森・大間町)→着工済
(3)東京電力…東通原発 1、2号機(青森・東通村)→1号機は着工済・中断
(4)東北電力…浪江・小高原発(福島・浪江町/南相馬市)→計画断念
(5)東北電力…東通原発 2号機(青森・東通村)
(6)日本原電…敦賀原発 3、4号機(福井・敦賀市)
(7)中国電力…上関原発 1、2号機(山口・上関町)
(8)九州電力…川内原発 3号機(鹿児島・薩摩川内市)
(9)中部電力…浜岡原発 6号機(静岡・御前崎市)
(10)関西電力…美浜原発 4号機(福井・美浜町)。報道では、原発回帰の政府内で「次世代原発」の最有力候補地とされる。1、2号機は廃炉作業中。3号機は稼働から40年を超えた老朽原発で、2021年に再稼働されたものの、既に先が見えている。地元の原発推進派は、原発のない町の将来像を描くどころか、さらに原発に浸りきろうとする嗜好を強めている。
【参考サイト】森と暮らすどんぐり倶楽部こちら。美浜町の住民としてブログで「世界の大変動の中で、何を一番警戒するかと言われれば、岸田政権の原発推進路線への転換です。」と語る。

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◆関連リンク(別項目へのリンク)
・加圧水型原発(PWR)の仕組みと最近のトラブル個所 →図解
・蒸気発生器伝熱管 →◆021◆
・再稼働を急ぐ老朽原発で人身事故が多発(2019~21年)→◆009◆
・社長が「労災防止」を誓った3日後にも重傷労災(2020年)→◆008◆
・高浜原発のMOX燃料 ◆003◆【付 (8) 】
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・美浜原発3号機のトラブル → ◆071-1◆
・高浜原発1号機のトラブル → ◆071-6◆
・高浜原発2号機のトラブル → ◆071-7◆
・高浜原発3号機のトラブル → ◆071-2◆
・高浜原発4号機のトラブル → ◆071-3◆
・大飯原発3号機のトラブル → ◆071-4◆
・大飯原発4号機のトラブル → ◆071-5◆
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